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更新日:2020.04.08 / 掲載日:2016.07.18
トヨタセルシオとセンチュリーを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はトヨタの人気車種のセルシオ(CELSIOR)A仕様と、
同じくトヨタのセンチュリーシリーズのセンチュリー(CENTURY)フロアシフトを徹底比較したいと思います。
共にトヨタを代表する高級セダンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
全長×全幅×全高
5015×1830×1490mm
■トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
全長×全幅×全高
5270×1890×1475mm
センチュリーの方が、全長255mm、全幅60mm上回り、
全高はセルシオの方が15mm上回っています。
両車ともトヨタの旗艦モデルながらコンセプトとパッケージデザインの違いと言えるでしょう。
タイヤサイズ
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
(前)225/55R17 95W
(後)225/55R17 95W
■トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
(前)225/60R16 98H
(後)225/60R16 98H
両車とも同じ幅ながら、セルシオの方が、1インチ大径で偏平率の低いタイヤを標準装備しています。
両車ともコンフォート寄りの位置づけなので、乗り心地と安定性を重視した設定です。
センチュリーの方は、2tを超える車両重量を支えるため、
若干空気量の多い、しなやかな乗り味のものが装着されています。
乗車定員
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
5名
■トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
5名
両車ともに5名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
10モード/10・15モード燃費:8.9km/リットル
排気量:4292cc
最高出力:280ps(206kW)/5600rpm
最高トルク:43.8kg・m(430N・m)/3400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
■トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
JC08モード燃費:7.6km/リットル
排気量:4996cc
最高出力:280ps(206kW)/5200rpm
最高トルク:46.9kg・m(460N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
両車とも駆動方式はFRです。セルシオは4.3L V型8気筒自然吸気エンジン、
センチュリーは5.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
両車とも同じ280psですが、
センチュリーはより低回転で豊かなトルクを発生するエンジン特性です。
燃費はセルシオの方が1.3 km/リットルほど数値的に優れています。
これは車両重量や排気量、エンジン特性などの違いが起因しているかと言えます。
但し、両車の燃費表示はモードが異なります。
両車ともプレミアムガソリン仕様です。
自動車税は、セルシオは排気量が4.3Lで年間76,500円、
センチュリーは排気量が5.0Lで年間88,000円です。
※自動車税は2016年7月時点で参照したものとなります。
室内
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
室内長×室内幅×室内高
2080×1535×1210mm
■トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
室内長×室内幅×室内高
2045×1605×1185mm
セルシオの方が、室内長35mm、室内高25mm上回りますが、
室内幅はセンチュリーの方が70mm上回っています。
但し、両車の空間デザインコンセプトは異なり、
センチュリーの方は、より後席側がゆったりとしたパッケージとなります。
新車価格
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
5,932,500円
■トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
12,538,286円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車とも旗艦モデルとして、相応な乗り心地を実現しています。
大排気量ならではの余裕あるエンジン出力、座り心地の良いシート、
静粛性の高い高剛性のボディ、足回りの良さなどの点からも、優れたトータルパッケージが特徴です。
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
肌触りの良いファブリックシートは、どの席においても最上級の座り心地です。
前後ともダブルウイッシュボーン式のコイルサスペンションは、
落ち着きのあるどっしりとした乗り心地をもたらします。
■トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
高級なウール製シートは身体を優しく包み込み、極上の座り心地を提供します。
滑らかなタッチでダンピングの効いたエアサスペンションは、しっかり路面の凹凸を吸収し、
高剛性と静粛性の高いボディとのマッチングにより快適な居住性を提供します。
操作性
最小回転半径は、セルシオが5.2m、センチュリーが5.7mと、
セルシオの方が小回りがきくことがわかります。
センチュリーの方が、ホイールベースが100mm長く、
前後のオーバーハングを含めボディサイズの差が大きく起因していると言えるでしょう。
ターゲット層
両車は同じトヨタの高級セダンカテゴリーですが、
コンセプトやデザイン、乗り味にも大きな違いがあります。
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
トヨタを代表する高級セダンモデルです。4.3Lのエンジンからの余裕ある運動性能を提供します。
大人5人が安全・快適に移動するために、最高の技術が詰め込まれています。
ビジネスやゴルフ、ロングドライブなど長距離の移動を目的とされる方々へおすすめです。
セルシオの最終形であり、完成度の高さと一目でセルシオとわかる存在感あるデザインも特徴です。
■トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
全長5.3m、全幅1.9mを誇る、トヨタの最高級セダンです。
5.0L V型12気筒自然吸気エンジンが発する、低速からの豊かなトルクと圧倒的な静けさ、
掛け心地の良いウール製シートは、最上の居住性を誇ります。
高い安全性と静粛性を高次元で実現したパッケージは、
後席でリラックスできる最上の移動空間を求める方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
goo-net編集チーム
トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト
※参考URL
トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CELSIOR/10022506/index.html
トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CENTURY/10088800/index.html