中古車購入
更新日:2018.11.12 / 掲載日:2015.12.25
300万円台で手に入る「大人セダン」

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ミニバンやSUVがもてはやされてはいるが、大人の余裕を見せるならセダンに限る。コンパートメントとラゲッジを完全に分離したつくりは、人が乗ることを第一に考えている証。遮音性が高くて静かだし、リアシートのつくりもよくて居住性が高い。
そのぶん、セダンはクルマそのものが持つ雰囲気が大事だ。スポーツカーのような動力性能があるわけでなく、ステーションワゴンやミニバン、SUVにくらべて実用性が劣るセダンは、堂々とした高級感がなければ安っぽさばかりが際立ってしまう。メルセデス・ベンツ「Sクラス」やBMW「7シリーズ」のように「超」高級でなくてもいいが、大人の風情は漂わせていたい。300万円台で手に入る、品がよくて乗り心地がいい「大人セダン」をご紹介しよう。
■編集部注目のモデルはコレ!
レクサス GS ねらい目年式 2012-2014 中古車参考価格帯 280万円~650万円

レクサスの大型セダン「GS」。名称のGSは「グランドセダン」の略称で、ゆったりとしたコンパートメントを持つ。2015年にマイナーチェンジを受け、「GS350」に新開発の3.5L V6エンジンを採用したほか、全車に先進の安全運転支援システム標準装備、内装の質感向上など大幅に改良が施されている。前期型から後期型への乗り継ぎ需要もあってマイチェン前のモデルはタマ数も多く、300万円台で手が届くようになってきた。費用対効果の高さを考えると、2.5L V6エンジンを搭載した「250GS」がベストバイ。
スポーティなフォルムながら厳然たる格式が漂うGSは、レクサスブランドの中核セダンモデルだ。
日産 フーガ ねらい目年式 2010-2014 中古車参考価格帯 120万円~350万円

セドリック/グロリアの流れを汲む日産の最高級セダン。セダンの本質的な魅力である「走・美・快」を追求しており、曲線美のエクステリア、木目を活かした内装は高級感にあふれている。走行性能、快適性、流麗さを兼ね備えたモデルではあるが、知名度が低いため中古車市場ではかなりお得感が高い。2015年にビッグマイナーチェンジが施されているが、出たばかりの後期モデルでも300万円台がチラホラ、前期モデルはますますお買い得になっておる。ブランドではなく本質で選ぶなら、フーガの中古車は最良の選択と言える。
贅沢な雰囲気に包まれるフーガの室内は、欧州のプレミアムモデルにも引けを取らない極上空間だ。
先代メルセデス・ベンツ Cクラス ねらい目年式 2010-2014 中古車参考価格帯 160万円~500万円

現行モデルのエレガント路線とは一線を画すデザインを好むユーザーは少なくない。
BMW 3シリーズ ねらい目年式 2010-2014 中古車参考価格帯 90万円~300万円

ヨーロッパ市場でメルセデス・ベンツ「Cクラス」と人気を二分する、BMWのスポーティコンパクトセダン「3シリーズ」なら、現行モデルでも300万円台で購入可能。パワートレインはガソリンエンジン、ディーゼルターボエンジン、ハイブリッドの3種類があり、ガソリンモデルには4WDも設定される。デザインも「スタンダード」、「スポーツ」、「モダン」、「ラグジュアリー」の4種類があり、人気モデルなので中古車市場でも豊富な選択肢から選べるのは魅力。ただし、内装はよく言えばサバサバとした印象、悪く言えば高級感がないの。「大人セダン」を狙うなら、落ち着き感のあるラグジュアリーがおすすめだ。
2015年にマイナーチェンジされたが、さすがに後期型は300万円台では流通していない。前期型は300万円台が主流となってきているので、いまが狙い目。