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更新日:2020.04.03 / 掲載日:2014.12.01

フォレスターとハリアーを徹底比較!サイズ、エンジン、走行性などに違いは?

フォレスター

goo-net編集チーム

スバル(SUBARU)のフォレスターは、(FORESTER)と、
トヨタ(TOYOTA)のハリアー(HARRIER)は同じクロスカントリーSUVですが、
両者をいろんな角度から比較・検討していきます。

【最新情報】スバル新型フォレスター、気になる価格は?フルモデルチェンジ後の燃費はどう?

フォレスターとハリアーの比較:価格

ハリアーは“高級SUV”だけあって、
一番安いガソリン車であっても300万近い高額な値段となっています。

フォレスターもけっしてお手頃価格とはいきませんが、両車種ともにエコカー減税対象者ですし、
値段に見合った以上の価値を持つ車種といえます。

フォレスターとハリアーの比較:サイズ

■フォレスター
全長:4,595mm × 全幅1,795mm × 全高1,715mm

■ハリアー
全長:4,720mm × 全幅1,835mm × 全高1,690mm


寸法周りはハリアーの方がフォレスターよりも全長も全幅も大きいのに、全高は低くなっています。
そのため、ハリアーは高級感だけではなく“重厚感”のある高級SUVの印象で、
大人の男性に似合う車です。

対してフォレスターは、高級感もありますが、
若い世代でもアクティブに乗りこなせる印象を受ける外観です。

フォレスターとハリアーの比較:最低地上高・走行性

■フォレスター
220mm

■ハリアー
175mm


フォレスターはハリアーに比べると地上高がある印象を受けますが、
低重心と水平対向エンジンで快適な走行性です。

ハリアーは大きなボディの割に低重心です。
加速が気になるハリアーのハイブリッド車ですが、
加速時にはエンジンに加えてバッテリーからもパワーを供給するので快適な加速です。

フォレスターとハリアーの比較:駆動方式

■フォレスター
4WD

■ハリアー
ガソリン車(FF・4WD)・ハイブリッド車(電気式4輪駆動方式)

フォレスターとハリアーの比較:タイヤサイズ(タイヤ幅・扁平率・ラジアル構造・インチ)

■フォレスター
225/60R17~225/55R18

■ハリアー
235/55R18


フォレスターは17インチ~18インチまでタイヤサイズがあります。

ハリアーの場合は、18インチでしかもタイヤ幅も10mm広くなっており、
価格についても高級車を意識せざるを得ないでしょう。

フォレスターとハリアーの比較:維持費(燃費)

ハリアーの場合、ガソリン車しかも4WD車の燃費は他のメーカーとあまり変わりはなく、
ハイブリッド車では、毎月の維持費も優秀といえます。
(ただし走行条件により燃費は変動します)

フォレスターの燃費も、このサイズのSUVでは平均的な数字といえるのではないでしょうか。

フォレスターとハリアーの比較:燃料

■フォレスター
無鉛レギュラーガソリン・無鉛プレミアムガソリン(直噴ターボ“DIT”)

■ハリアー
無鉛レギュラーガソリン


ハリアーの場合はすべてレギュラーガソリンですが、
フォレスターにおいては、ターボ車だけはハイオクガソリンとなるので、
毎月のガソリン代も覚悟が必要です。

フォレスターとハリアーの比較:エンジンと乗り心地

■フォレスター
スバル独自のBOXERエンジン(水平対向エンジン)は、
左右対称に向き合ったエンジンが水平に往復することで互いの力を打ち消します。

そのため、振動が少なくエンジンフィールは滑らかです。
コーナリングでも車体の揺れの少ない快適なドライビングが実現します。


■ハリアー
SUVでありながらラグジュアリーな空間を実現したハリアーは、
走行中のエンジン音や振動も気になりません。

そのため、長時間のドライブでも疲れを感じにくいのです。
足回りもやわらかく、なによりも“ゆったりした快適空間”を楽しめる車です。

フォレスターとハリアーの比較:操作性

フォレスターの最小回転半径は5.3mです。

ハリアーの最小回転半径は、ハイブリッド車は5.4mと5.7m、
ガソリン車は5.3mと5.6mで、ハイブリッド車の方が小回りが利かないことがわかります。

フォレスターは低重心の安定性で、SUVとは思えないほど
コーナーの車体の揺れが少なくスポーティーなハンドリングを楽しめます。

フォレスターとハリアーの比較:内装設備

■フォレスター
室内長2,095mm × 室内幅1,540mm×室内高1,280mm

■ハリアー
室内長1,965mm × 室内幅1,480mm × 室内高1,220mm


フォレスター・ハリアーともに5人乗りです。

ハリアーはエンジンの大きさなどもあり、外観の大きさに比例せず室内が広いとは言い切れません。

対してフォレスターは広い室内が確保されています。

フォレスターとハリアーの比較:ターゲット層・年齢層

■フォレスター
見た目が落ち着いたデザインのため、年齢の高い世代に支持されています。

50歳以上のベテランドライバーが購入する比率が高くなっていますが、
40歳以下の世代も20%以上の比率を占めており、
20代から50歳以上まで幅広い世代に愛用者がいます。

また、優れた操作性は、男性ドライバーだけではなく多くの女性ドライバーにも指示されています。


■ハリアー
SUVの高級車“ラグジュアリーSUV”というカテゴリーを確立したハリアーですが、
“トヨタ車は若者に売れない”といったイメージを、このハリアーは覆し、
2代目ハリアーにいたっては、27%を20代の購買層が占めています。

それは、ハリアーが「モテ車」だからです。
若い女の子でも、ハリアーが高級車でカッコイイと認識できて、
しかも、ガソリン車ならば、ちょっと頑張れば買える価格帯だからです。

また、ハリアーは30歳以上の働くかっこいい女性にも支持されています。
値段の高いハイブリッド車については、50歳以上の、
アクティブなちょいワルおやじなどをターゲットにしています。

フォレスターとハリアーの比較:まとめ

フォレスターは、落ち着いた外観とアクティブな走りを実現している車で、
アウトドアだけではなく街乗りにも適した走行性の高さを実現しています。

アウトドア好きで週末はよく外出するが、普段は街乗り用として使う方、
落ち着いた外観が好みの方などに向いています。

ハリアーの場合、車好きの方が“ハリアーに乗りたい”と、
最初からハリアーに絞って選んでいるオーナーの方が多いようです。
スポーティーなのに高級感があってカッコイイ“憧れの車”として確立されているようです。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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