徹底分析中古車相場
更新日:2019.11.12 / 掲載日:2019.11.12
【グー連載コラム】徹底分析中古車相場(2019年11月)

中古車を購入するうえで相場の動向をチェックするのは、お得に買うためには必須事項といっていい。そこでグー編集部が持つ膨大なデータから、過去1年の平均相場動向をもとに、日々変動する中古車相場について読み解いていこう。
(掲載されている内容はグー本誌2019年12月号の内容です)
【今月のテーマ】最新のモデルに乗れる喜び! 現行型から選ぶ狙い目モデル
雪道を不安なく走れる特性や機能を備え、居住性や実用性に優れたSUVは、家族や友人と冬レジャーを楽しむには格好の選択肢といえる。人気ジャンルゆえに車種数が多く、購入候補の絞り込みに難儀しそうだが、SUV選びでは、悪路走破性以外の特徴を把握し、日常的な用途も加味して選ぶことが賢明だ。
SUVの特徴は大きく2つに分けられる。1つは「クロスオーバー」と呼ばれる、乗用車をベースに悪路を走るための能力をプラスしたタイプ。走行特性はオンロード志向で、セダンやクーペも顔負けのハンドリング性能を発揮して快適性も高い。冬レジャーを想定するなら4WDがマストとなるが、2WD仕様を主力とする車種もあるので駆動方式の確認は必須といえるだろう。
もう1つは、オフロード走行に特化した「クロカン」と呼ばれるタイプ。頑強なフレーム構造や、ハイ/ローの切り替えが行える副変速機などを備えた、本格的な4WDシステムが採用されている。また、悪路走行時にボディが路面に干渉しない対地障害角とし、足まわりもデコボコ道を苦もなく走れるようストロークがタップリと確保されている。タフな作りが魅力だが、全長が5mに近く、全幅は1800mmを超えるモデルが主流。取りまわし性や自宅の駐車場事情などを考慮して選ぼう。
三菱 パジェロ(最終型)

過酷な条件でこそ真価を発揮する国産クロカンの代表格
オンロード性能はシティSUVに比べれば不利だが、悪路走破性は一級品。さらにクリーンディーゼルエンジン搭載車なら、大柄で重量級のボディを物ともせず、燃費性能も車格のわりに満足できる。広い荷室と7名乗車が可能な点もレジャーにうってつけだ。
中古車参考価格帯:70万円から280万円【相場傾向↑・・・待ち!】

2006年10月から2019年8月 ※全グレード
クロカンの代表格とあって、一定の人気を維持して値崩れもしづらい。冬季に向けて需要が高まるので、相場は値上がり傾向にある。高額車だが、長期にわたって生産されたモデルなので予算に応じた選択が可能だ。
スバル フォレスター(先代型)

安全なドライブをサポートする能力もハイレベル
シティSUV然としたスタイルだが、悪路走破性の高さには定評がある。エンジンやCVT、駆動システム、さらに横滑り防止装置を最適に統合制御する『X-MODE』がもたらすオフロード性能は、本格クロカンSUVに匹敵する。安全性の高さも魅力だ。
中古車参考価格帯:100万円から260万円【相場傾向↓・・・買い!】

2012年11月から2018年6月 ※全グレード
モデルチェンジを機に相場は緩やかに下降している。市場に現行型の中古車が増加すれば、さらに下がることも期待できる。初期型なら手頃に購入できるが、安全装備をはじめ機能の充実が図られた2015年式以降が狙い目。
マツダ CX-5(先代型)

走りにこだわる人に最適
スポーティな運転感覚を求めるニーズに適したモデル。流通台数が多いのはクリーンディーゼル仕様だ。現行型の中古車が増加している影響を受け、先代型の相場は緩やかに下降している。
中古車参考価格帯:70万円から220万円【相場傾向↓・・・買い!】

2012年2月から2017年2月 ※全グレード
ホンダ CR-V(先代型)

大排気量でストレスフリー
4WD仕様はパワフルな2.4Lエンジンを搭載する。ただし、経済性を重視するなら燃費や税金などを踏まえてグレードを検討したい。不人気車だったことで相場が手頃なのは大きな魅力。
中古車参考価格帯:100万円から160万円【相場傾向↓・・・買い!】

2011年12月から2016FJ年8月 ※全グレード
トヨタ FJクルーザー(最終型)

アウトドア派にぴったりの選択
個性的なデザインを特徴とするが、ボディ構造はランドクルーザープラドがベースなので、悪路走破性能は抜群だ。趣味性が高く、流通台数も少ないため、低年式車でも相場は高めとなる。
中古車参考価格帯:190万円から310万円【相場傾向→・・・待ち!】

2010年12月から2018年1月 ※全グレード
日産 エクストレイル(現行型)

タフに使い倒せる機能が充実
アウトドアを楽しむための機能性は、日常的な用途でも重宝される。3列シート仕様、ハイブリッド仕様も選べる。相場は高値を維持しているが、初期型なら手頃な価格で手に入る。
中古車参考価格帯:120万円から290万円【相場傾向↓・・・買い!】

2013年12月から ※全グレード
トヨタ ランドクルーザー(現行型)

国産クロカンSUVの最高峰
堅牢なフレーム構造と余裕のあるサスペンションストローク、さらに先進の機能によってもたらされるオフロード性能は世界トップクラスを誇る。相場は下がりつつあるが、高値をキープ。
中古車参考価格帯:260万円から750万円【相場傾向↓・・・買い!】

2007年9月から ※全グレード
スバル レガシィ アウトバック(現行型)

安定した走りのクロスオーバー
ワゴンベースのクロスオーバーSUVで、道具としての能力だけでなく重心の低さがもたらす走行安定性の高さも魅力だ。流通台数が意外に少なく、年式のわりに相場は値下がりが少ない。
中古車参考価格帯:160万円から270万円【相場傾向↓・・・買い!】

2014年10月から ※全グレード
スバル XV(先代型)

カジュアルな雰囲気が魅力
ハッチバックをベースにSUV的な要素をプラスしたモデルとあって、運転がしやすく使い勝手も良好だ。小型SUV人気が影響し、先代型であっても、今後の大幅な下落は期待薄。
中古車参考価格帯:80万円から210万円 【相場傾向↓・・・買い!】

2012年5月から2017年4月 ※全グレード
トヨタ ランドクルーザープラド(現行型)

兄貴分に迫る走破性を実現
ランドクルーザーと同様の技術が数多く採用され、悪路での安心感は別格だ。ランクルと同様に人気が高く、値落ち幅は多くない。冬季に向かって相場は上がる可能性もあり。
中古車参考価格帯:240万円から520万円【相場傾向→・・・買い!】

2009年9月から ※全グレード