徹底分析中古車相場
更新日:2019.05.15 / 掲載日:2019.05.15

外車の人気のスポーツカー(中古価格・値段相場・特徴等)を一覧でまとめてみた

外車の人気のスポーツカー(中古価格・値段相場・特徴等)を一覧でまとめてみた

グーネット編集チーム

クルマ好きな人なら外車のスポーツカーに1度は憧れを抱いたことはあるのではないでしょうか?

とは言え、外国の自動車メーカーのスポーツカーとの括りでは、歴史も長く、車種も多く、とても言い尽くせるものではありません。

取り分けモータースポーツに対する接し方も日本とは異なり、さまざまな国々で独自のカテゴリーを設けて楽しむ風土があり、現在のWRC(FIA世界ラリー選手権)やインディ500やトップカテゴリーのフォーミュラーカーレースなどに通じています。

広大な土地を移動する手段として、自動車産業がオートメーション化され、ビッグスリーを中心に急速に広がった北米を筆頭に、早くからクルマを楽しむ文化を創造してきた北欧など、自動車メーカーのグローバル化が加速する自動車業界においても、それぞれのメーカーの特徴を色濃く反映した車種が数多く存在します。

中でもヨーロッパの自動車メーカーでは、一見代わり映えのしないベーシックなセダンやコンパクトハッチバックタイプの基幹モデルであっても、性能を高めた、スポーツグレードをラインナップしているケースが散見されます。

古くはロータス製のツインカムエンジンを2ドアセダンに搭載したフォード・コーティナ ロータスや、リアシートを取り去りハイパワーなターボエンジンをミッドシップに搭載し、FF駆動をリヤ駆動へ置き換えやリヤのトレッドを大幅に広げるなどをしてポテンシャルを高めWRCを席巻したルノーサンクターボなど、個性的なスポーツカーがリリースされました。

ここではコンパクトな基幹モデルをベースとしながら、スポーツマインドあふれる外車スポーツカーの代表的な車種をご紹介します。

アバルト 595

アバルト 595

グーネット編集チーム

アバルトは創業者の星座を象ったサソリのエンブレムに象徴される、主にフィアット製の市販車をチューニングし、レースシーンで数々の輝かしい成績を残したヒストリーを持つ、イタリアの自動車メーカーとして名を馳せました。

小さなフィアット500(チンクエチェント)をチューニングし、アバルトマジックにより、数々の栄光を手にしました。

1971年にはフィアット参加となり、2007年より日本でも販売されている3代目「フィアット500」をベースにした「アバルト500」や「アバルト695」が2013年1月よりラインナップされています。

ベースとなる「フィアット500」に対して、ハイパワーなインタークーラー付ターボエンジンの搭載やスポーツ走行をしっかり支える足回り、バケットシートやエキゾーストシステムなど、随所にサソリマークが入ったアバルトの名に恥じない刺激的なパフォーマンスを秘めたコンパクトスポーツカーです。

アバルト595のおすすめ人気車種・グレード

アバルト595(ABARTH_595)コンペティツィオーネ(2018年2月モデル)

乗車人員:4名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)205/40R17(後)205/40R17
エンジンタイプ:312A3型 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
排気量:1368cc
最高出力:180ps(132kW)/5500rpm
最大トルク:23.5kg・m(230N・m)/2000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:13.4km/L
車両重量:1120kg
新車価格:3,888,000円
自動車税:年間34,500円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

アバルト595(ABARTH_595)コンペティツィオーネ(2018年2月モデル)

ミニ

ミニ

グーネット編集チーム

MINI」は愛らしいコンパクトなボディの限られたスペースに最大限の居住性を実現した画期的なモデルとして、1959年に誕生した長い歴史を持つモデルです。

初代モデルはBMC:British Motor Corporationにより開発され、庶民の足だけでなく、ビートルズのメンバーなどセレブにも愛される程、世界中で爆発的な成功を収めました。
ベーシックな「ミニ」とよりスポーティな「ミニ・クーパー」「ミニ・クーパーS」がラインナップされます。

この「クーパー」とは初代ミニを設計したアレックス・イシゴニスの友人でもあり、F1のコンストラクターチームのオーナーでもあるジョン・クーパーに由来します。ジョン・クーパーの手により高度にチューニングが施された車両はラリーシーンを席巻するなど、人々から熱い注目を浴びました。

その後、ローバー傘下で「ローバーミニ」を名乗るなど遍歴を経て、BMWの下プレミアムコンパクトブランドとなり、日本では2002年3月に2代目モデルがリリースされました。

3代目以降、もっともパフォーマンスの高いスポーツモデルとして「ジョン・クーパー・ワークス」がカタログモデルとしてラインナップされます。

2018年3月に投入された現行のモデルにも設定され、低回転域からフラットでトルクフルな出力を発揮する2.0L 直列4気筒ツインパワー・ターボエンジン+8速ATが組み合わされ、大口径タイヤ&アロイホイールや高性能ブレーキシステムに加え、大胆なエアロダイナミク・フロント・バンパーなどを装着したアグレッシブなエクステリアとともに、強烈な個性を放つコンパクトスポーツカーです。

MINIのおすすめ人気車種・グレード

MINI MINI(MINI)ジョンクーパーワークス(2018年5月モデル)

乗車人員:4名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)205/45R17(後)205/45R17
エンジンタイプ:B48A20B型 直列4気筒DOHCターボ
排気量:1998cc
最高出力:231ps(170kW)/5200rpm
最大トルク:32.6kg・m(320N・m)/1450~4800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:14.5km/L
車両重量:1260kg
新車価格:4,320,000円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

MINI(MINI)ジョンクーパーワークス(2018年5月モデル)

フォルクスワーゲン ゴルフR

フォルクスワーゲン ゴルフR

グーネット編集チーム

ドイツの国民的自動車メーカー「フォルクスワーゲン」がラインナップする「ゴルフ」にも、古くからスポーツモデルが設定されています。
初代モデルより歴代ゴルフのスポーツモデルを象徴する「ゴルフGTI」が設定されてきました。

軽量ボディに1.6Lの高性能エンジンを搭載し、小径ステアリングや身体をしっかりホールドするバケット形状のシートに加え、赤で縁取られたフロントマスク備え、アウトバーンを疾走する高い動力性能から、たちまちライトウエイトスポーツモデルとして名を馳せました。

3.2L V型6気筒エンジンを搭載し4輪を駆動する「R32」、スーパーチャージャーエンジン+6DSGを搭載する「R」をゴルフシリーズのカタログモデルに加えるなど、「GTI」とともに、高性能スポーツカーと位置づけられるモデルは進化を続けます。

7代目モデルでは、「GTI」と「R」が独立したモデルとして、リリースされました。
「R」は歴代ゴルフの中でも最強のパフォーマンスを備えるトップモデルに位置づけられ、2017年5月には新開発の7速DSGを搭載し、最高出力310ps、40.8 kg・mへとパフォーマンスを向上させます。ハルデックスカップリングを採用する第5世代となる4MOTION(フルタイム4WDシステム)により、圧倒的なパワーを確実に路面へ伝える、メリハリのあるダイナミックな走りを実現しています。

左右2本ずつに振り分けられた4本のエキゾーストパイプやディフィーザーを備えたリヤビューなどのエクステリアに加え、ブラックレザーの質感の高いスポーツシートを備えるインテリアなど、洗練されたプレミアムスポーツハッチバックとして高い人気を誇ります。

ゴルフRのおすすめ人気車種・グレード

フォルクスワーゲン ゴルフR(GOLF_R)ベースグレード(2017年5月モデル)

乗車人員:5名
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤサイズ:(前)225/40R18(後)225/40R18
エンジンタイプ:DJH型 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
排気量:1984cc
最高出力:310ps(228kW)/5500~6500rpm
最大トルク:40.8kg・m(400N・m)/2000~5400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:13.0km/L
車両重量:1510kg
新車価格:5,599,000円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

ゴルフR(GOLF_R)ベースグレード(2017年5月モデル)

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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