輸入車
更新日:2021.03.09 / 掲載日:2019.02.03
荷物がたくさん積めてデザインのいいクルマは?【輸入車コンシェルジュ】

文●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2019年3月号の内容です)
※中古車参考価格はすべてグーネット2019年1月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!
相談者[R・Nさん]34歳/スタイリスト/既婚
今回の相談者は、スタイリストとしてファッション業界で活躍しているR・Nさん。現場には実際に着用する何倍もの衣装を持ち込むため、都内であってもクルマ移動がほとんどなのだとか。積載量だけでなく、業界人として一目置かれるクルマを探しているとのことです。

荷物がたくさん積めてデザインのいいクルマは?
モデルを引き立てる色とりどりの衣装やアクセサリー。これらを手配し、組み合わせを提案するのがスタイリストの仕事です。実際の撮影に必要となる以上の衣装を予備も含めて用意することになるため、想像以上にその荷物は大きくなるそう。
相談者は現在、国産ハッチバックの後部座席を倒した状態で活用しているそうで、新しいクルマにも同等以上の積載力が求められます。
また、ファッション業界の関係者にはクルマ好きも多く、現場に乗り付ける機材車には輸入車が少なくないことにも影響を受けたとのこと。なるほど、クルマ選びは自分らしさを表現する方法のひとつでもありますから、センスのよさを感じさせるクルマを選びたいものです。
というわけで、今回のクルマ選びのポイントは、積載量とデザインの両立にあります。空間効率を考えれば、ワンボックスのような四角に近いスタイルとなりますが、それではプロポーションがいまいち。しかもできれば、ありきたりな選択肢よりも、「その手があったか!」と思わせるクルマがいいでしょう。
乗り手のアイコンでもありますから、ある程度キャラクター性がしっかりとしていて、メッセージ性を持ったクルマをチョイスしました。いずれのモデルも個性的で、きっと気に入っていただけるはずです。
【MINIクロスオーバー】MINIファミリー随一の実用性 中古車が豊富だから選ぶ楽しさも

デザイン性に優れ好感度が高く、それでいて荷物をたくさん積めるクルマといえば、MINIクロスオーバーが大本命でしょう。人気のSUVスタイルでありながら、全長は約4.1mと都市部でも使いやすいサイズ。だから、現場での駐車場に困ることもありません。
リヤシートは前後のスライドに加えて4対2対4の分割可倒式。国産車にも負けないアレンジメントを誇ります。また、ラゲッジ床下に収納されているピクニックベンチを展開すると、クルマを傷つけることなく、ちょっとした腰掛スペースにも。
リヤバンパー下に足をかざすとハンドフリーでテールゲートが開閉するイージーオープナー機能も便利。両手に荷物を持った状態でも、スマートにささっと撤収できます。
そんなMINIクロスオーバーの中古車価格帯は、低年式であれば100万円台から。予算内にしっかりと収めつつ、上級グレードや好きなボディカラーを選べるでしょう。このクラスではユニークなプラグインハイブリッドモデルも存在します。
2016年 MINI クーパーS クロスオーバー(6速AT) ●全長×全幅×全高:4120×1790×1550mm ●車両重量:1390kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●最高出力:184ps /5500rpm ●最大トルク:24.5kgm/1600-5000rpm ●排気量:1598cc ●中古車参考価格:90万円~410万円(11年~19年 全グレード)
【BMW X4(先代)】流行にひねりを加えた選択は、まさしくファッショナブル

MINIがフレンドリーなテイストだとすれば、都会的な大人テイストがこちら。オーソドックスなX3に対して、先代X4はまるでクーペのようなスタイリッシュなデザインで、まさに「この手があったか!」、です。リヤシートを倒せば広大なラゲッジスペースが登場。実用性の面でも妥協はありません。
2015年 BMW X4 xDrive28i Mスポーツ(8速AT) ●全長×全幅×全高:4680×1900×1625mm ●車両重量:1870kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●最高出力:245ps /5000rpm ●最大トルク:35.7kgm/1250-4800rpm ●排気量:1997cc ●中古車参考価格:340万円~640万円(14年~18年 全グレード)
【ジープ ラングラーアンリミテッド(先代)】荒野だけでなく都会でも活躍する本格オフローダー

だれもが知っている本格オフローダーであるジープラングラー。そのボディをストレッチして、後部座席と大きなラゲッジスペースを生み出したのが、アンリミテッド。ボディは大柄ですが、四隅の見切りがよく、じつは運転がしやすいクルマ。荷室も四角いため、効率的に収納ができます。
2016年 ジープ ラングラーアンリミテッド(5速AT) ●全長×全幅×全高:4705×1880×1845mm ●車両重量:2020kg ●エンジン:V6DOHC ●最高出力:284ps /6350rpm ●最大トルク:35.4kgm/4300rpm ●排気量:3604cc ●中古車参考価格:170万円~400万円(07年~18年 全グレード)