輸入車
更新日:2024.09.12 / 掲載日:2024.09.12
レトロな雰囲気を楽しむならコレ!予算400万で買えるオススメ輸入車3選

レトロ気分が味わえるデザインの輸入車を教えてください【輸入車コンシェルジュ】
文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2024年8月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年10月号の内容です)
クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!
相談者[Y・Tさん]
41歳/会社員/独身
相談者のY・Tさんは、未来的なデザインのクルマがあまり好みではないため、乗り換えたい新車がないのが悩み。古い輸入車、特に自身が学生時代に街中や雑誌で見た2000年代くらいの輸入車に興味があるとのこと。購入にあたっては車両価格とは別にリフレッシュ整備のための予算も用意するそうです。


レトロ気分が味わえるデザインの輸入車を教えてください
時代が急激に進めば進むほど、カウンターを求める心も大きくなるもの。最近ますます古いクルマの人気や注目が高まっています。
音楽もそうであるように、中古車の魅力は時代を超えた出会いにあります。誰かにとって懐かしいクルマが誰かにとっては新鮮に感じるのでしょう。実際、街中でもちょっと古いモデルが目の前を通り過ぎると目で追ってしまいますよね。
今回の相談者も、クラシックカーが持つ現代のクルマにはない独特の雰囲気に魅せられてしまったひとり。一方で、日常的に使うことも考えているため、あまりにも現代的ではないクルマはふさわしくないと考えているとのこと。
昔の輸入車は、現代のものよりも日本の環境に適合していないモデルもありましたし、なにより製造から20年も経てば、電子部品の接触不良や樹脂部品の破損も当たり前に起こります。なにより、部品の供給が心配で、すでに廃番になっていて中古部品を探さなければならないケースも。維持には、現代のクルマよりもお金も手間もかかります。
おしゃれだとか味がいいだとか、よいことばかり言う無責任な声も多いですが、古いクルマを維持するのは簡単ではありません。
【ボルボ V70】850の系譜を受け継ぐ古き良き時代のエステート

850のようなザ・四角いボルボは人気ですが、年式を考えると日常の相棒にするにはちょっと気を使います。そこでオススメしたいのが、850の系譜を引き継いだV70。
2000年に導入された2代目モデルであれば、レトロ感を備えながらもクルマとしてはかなり現代的になっていますし、価格と内容のバランスも良好。850ゆずりのボクシーなシルエットを採用しながらも、角を丸めた洗練されたスタイルを、より安心して楽しめるはずです。
スポーティグレードの「R」の人気は根強く、中古車でもなかなかのプライスをつけていますが、レトロテイストを楽しむには不向き。オーソドックスな「2.5T」、またはモデル末期に設定された装備充実モデルの「クラシック」を探したいところ。
もうすでに20年近く前のクルマになるので、乗りっぱなしはNG。適切なメンテナンスはもちろんのこと、外装や内装などの気になる部分は乗りながら手入れしていく覚悟は必要。それでも、ボルボならではの上品で力の抜けた味わいは魅力的です。

2006年 ボルボ V70 2.5T クラシック(5速AT) ●全長×全幅×全高:4720×1805×1490mm ●ホイールベース:2755mm ●車両重量:1620kg ●エンジン:直5DOHCターボ ●排気量:2521cc ●最高出力:209ps/5000rpm ●最大トルク:32.6kgm/1500-4500rpm ●中古車参考価格:50万円〜180万円(00年〜08年 V70全グレード)
【ランドローバー レンジローバー】近代レンジの道を開拓した記念すべき3代目

クラシックレンジと呼ばれる初代またはセカンドレンジと呼ばれる2代目が人気ですが、ここではあえて3代目をオススメ。現代のクルマなので基本性能が高く、快適性に優れるからです。とはいえ、年式的にもリフレッシュメンテナンスは必須。専門知識のある販売店から購入したいところです。

2008年 ランドローバー レンジローバー ヴォーグ(6速AT) ●全長×全幅×全高:4950×1955×1900mm ●ホイールベース:2880mm ●車両重量:2520kg ●エンジン:V8DOHC ●排気量:4393cc ●最高出力:306ps/5750rpm ●最大トルク:44.9kgm/4000rpm ●中古車参考価格:140万円〜460万円(02年〜13年 全グレード)
【クライスラー 300C】アメリカ車の黄金時代を現代のテクノロジーで再現

1950年代のクラシックモデルからインスピレーションを受けたデザインを、現代のメカニズムで表現した大型セダン。当時クライスラーはメルセデスと提携しており、メカニズムの基本はEクラス(W210)と同じものを使っています。最上位モデルは6.1LのV8エンジンを搭載していました。

2005年 クライスラー 300C(4速AT) ●全長×全幅×全高:5020×1890×1490mm ●ホイールベース:3050mm ●車両重量:1730kg ●エンジン:V6OHC ●排気量:3518cc ●最高出力:249ps/6400rpm ●最大トルク:34.7kgm/3800rpm ●中古車参考価格:60万円〜190万円(05年〜11年 全グレード)

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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