輸入車
更新日:2023.10.10 / 掲載日:2023.10.10
アウトドアの達人に聞くクルマ選びのコツ。クルマとアウトドアは相性最高!

文と写真●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2023年11月号「アウトドアモデル特集/オススメモデルは何?気負わず楽しむアウトドア」の内容です)
輸入車でアウトドアライフを楽しむために、どんなクルマを選ぶのがいいのか。クルマ選びのコツや条件、そして実際にキャンプを楽しむためのアドバイスをアウトドアの達人に聞いた。
これからクルマでアウトドアを楽しむ人へアドバイスが欲しいという編集部からの希望に、二つ返事でOKしてくださったのが、キャンプ場などのプロモーションを仕事にする勝山さん。いったいどんな装備や機能があったら便利なのか。アウトドア向きクルマ選びの条件を聞くと、意外な答えが返ってきた。
「クルマそのものは、別にSUVとか、僕が乗っているディスカバリー3みたいなクロカンじゃなくても大丈夫ですよ。最低地上高に余裕があれば、下まわりをぶつけるリスクも減りますが、コンパクトカーで来場される方もたくさんいらっしゃいます。911でソロキャンプを楽しんでいる人もいるくらい。機能でいえば、あるとうれしいのは断然4WD。キャンプ場は地面がむき出しですから、雨が降ると轍が深くなったりして、立ち往生してしまうことがけっこうあるんです。一緒に行った友人が動けなくなったけど、4WD車だった自分は問題なしだったことがあって。それ以来、クルマを買うときには4WDにしようと思いました」

勝山さんも以前はワゴン車を所有していたが、不自由を感じることはなかったそう。今のディスカバリー3を選んだのは、スタイリングが好みだというのと、一度はクロカンタイプに乗る経験をしてみたかったから。乗り換えてみて、ゆったりした気持ちになれるところや、フラットになる荷室がお気に入り。このクルマを買ってからテント泊が減って、車中泊を楽しむ機会が増えたのだとか。

「現在のキャンプシーンは二極化していて、あまり整備されていない自然そのものを楽しむ方向性と、初心者や家族連れでも安心して楽しめるカジュアルなものが人気があります。初心者にオススメなのが、高規格キャンプ場です。炊事場や入浴場などの設備やレンタルサービスが充実していて、場内の管理体制もしっかりしているので、ファミリーや女性などでも安心して利用できます。予約時のメールに、初心者であることを書いておけば、キャンプ場のスタッフが管理室に近い場所を確保してくれたりなど、フォローしてくれることもあります。アウトドア遊びを始めると、いろいろとアイテムが欲しくなるものですが、まずは寝袋やマットといった睡眠に必要なものを買うのがいいでしょう。これは快適性に直結するので、できればちゃんとしたものを選んでください。あとはランプ、灯りですね。夜になるとちょっと歩くにもランプは必要です。LED光源の長時間使えて明るさも調整できる便利なものがあります。なによりも、もし知り合いにアウトドア経験者がいるなら、まずは連れて行ってもらうのがいいと思います。一度経験してみて、それから必要なものを集めていけば、無駄遣いも減らせます(笑)」
テントやグリルなどはレンタルで。まずは一度挑戦してみよう。
Owner profile:フリーPR 勝山龍一
アウトドアブランド出身で、現在はフリーPRとして活躍している勝山さん。ライフスタイルであるアウトドアの知識や経験、そして知識を生かしながら、キャンプ場や建材を取り扱う企業などのプロモーションを担当している。
勝山さんがPR活動に携わっているブランド
CAMP CREW(@campcrew_official)/TIMBER CREW(@timber_crew)/ベイクルーズ[インテリアブランド](@acme_furniture)