中古車購入チェックポイント
更新日:2019.03.10 / 掲載日:2019.03.10
【グー連載コラム】車両チェックマイスターへの道 (2019年3月)

実際に中古車販売店を訪れた際にはどんな部分をどうチェックすべきか。クルマの部位ごとに見ておくべきポイントを紹介していこう。
(掲載されている内容はグー本誌2019年4月号の内容です)
【車種別チェックポイント】スズキ ジムニー編

※写真はすべて現行型
KEY POINT
オフローダーという特性を考えると、ボディの下まわりや錆の状態なども念入りにチェックしたい。4WD切替も動作確認しよう。
[先代型]
中古車中心相場:10万円から140万円 新車販売時期:1998年10月から2018年7月
[現行型]
中古車中心相場:160万円から230万円 新車販売時期:2018年7月から
唯一無二とは、ジムニーを表現するうえでよく使われる言葉だ。それほど稀有なクルマで、新車、中古車ともに人気は衰え知らずである。グーネットの中古車人気検索ランキングでも常に上位にランクされ、年数を経た車両でも相場の下落が小さい。しかも2018年に現行型が登場しても先代型の中古車価格にはさほど影響がなく、依然として高値安定傾向にあることも人気の高さを裏付ける要素といえる。
人気車種なので、条件に合った車両を見つけたら即決したい気持ちも理解できる。しかし、それをグッと抑え、車両の状態や機能のチェックは慎重に行いたい。現行型、先代型ともに本格派のオフローダーという、ジムニーの車両特性を踏まえたポイントを重視してほしい。
アウトドアレジャーや山岳地域、降雪地帯などで実用車として使われていた車両も多い。頑丈に作られているクルマだが、悪路走行で受けた損傷も散見される。また、降雪地では融雪剤の影響により錆の状態が進行していることもある。いずれも走行に影響を及ぼすことがないかを念入りに確かめておくといいだろう。
また、駆動方式を任意に切り替えられる機能が正常に作動するかどうかも重要だ。メンテナンスの状態も併せてチェックしておこう。
【チェックポイント1】直立に近いフロントガラス

ジムニーのようにフロントガラスが直立に近い車種は、飛び石の影響を受けやすい。ヘッドライトやバンパーも要チェックポイントだ。
【チェックポイント2】4WD切り換えは操作して

現行型はレバー式だが、先代型はプッシュボタンでの切り替えを採用している。いずれも試乗を行って作動状況を確認しておきたい。
【チェックポイント3】ボディ表面のキズやヘコミ

積極的に悪路へ乗り入れていることも多いので、ボディのキズや凹みがあるのはやむを得ないが、許容範囲なら問題ないと考えよう。
【チェックポイント4】サスペンション交換の有無

リフトアップされていた車両も少なくないので、社外品に交換した形跡がないかを確認しよう。ゴムブッシュの劣化状況も要チェック。
【チェックポイント5】どんなタイヤを履いているか

ハードなオフロード専用タイヤやスタッドレスを装着している場合は、純正タイヤの有無を確認したい。ホイールについても同様だ。
【チェックポイント6】下まわりはしゃがんで直視

フレームやアームに曲がりや変形がある場合は避けたほうが賢明。錆については、有無より腐食の進行度合いを確認するといいだろう。
趣味のクルマとして活躍した車両が多いため荷室も確認したい
趣味のクルマとして活躍した車両が多いため荷室も確認したい
アウトドアレジャーだけでなく、降雪地域では日常の移動手段として使われていたケースも多い。特に先代型は年数を経ているので、荷室フロアの汚れや傷つき、経年によるヤレ具合も確認したい。
撮影/フォッケウルフ
※中古車価格はグーネット 2019年2月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。