中古車購入チェックポイント
更新日:2018.10.30 / 掲載日:2011.06.15

トヨタ パッソ(2007年~)中古車購入チェックポイント

  • トヨタ パッソ(2007年~)中古車購入チェックポイント

    トヨタ パッソ

    DBA-KGC10
    参考車両:1.0Xアドバンスドエディション
    初年度登録:2007年11月

  • トヨタ パッソ

■全体のチェックポイント

2004年6月から発売された初代パッソ。低燃費で価格帯が軽自動車に近い、経済的な女性向けの街乗り実用車だ。参考車両は、2006年12月にマイナーチェンジした後のモデルで、安全性能を高めた特別仕様車。安全性を気にするなら、何タイプか出ている安全装備充実の特別仕様車を探してみるのもいいだろう。何台か見比べると同時に、仕様グレードも比較検討してみよう。外装や内装がきれいなことに越したことはないが、それよりも注意したいのはエンジンやトランスミッションなどの状態。ブレーキなども含めて、走行機能に不調や不具合がないことが大切だ。きちんと点検整備していた車両かどうか、販売店に聞いて確かめよう。車両価格は高めになるが、整備込・販売店保証付きの車両を選ぶほうが不安は少ないだろう。

  • 1.車両の雰囲気から探る

    トヨタ パッソ(正面)

  • 1.車両の雰囲気から探る

     車両の周囲をひと巡りして、違和感や不自然に見える部分などがないか、車体の様子を見てみよう。前方からは、バンパー/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなどのバランスを見る。前面は、基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換)は、その側の車体部を修理している可能性がある。ナンバープレートの変形や修正跡なども、車体部の修理を疑ってみる。バンパーの角や下側の損傷などにも注意しよう。
     同様に後部も、バンパー/テールゲート(バックドア)/コンビネーションランプ(テールライト)/フェンダーなどのバランスをチェック。後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が修理/交換を推測するヒントになる。テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間が狂っている箇所があれば、その部分の車体部を修理/交換していると考えられる。

  • 2.隙間の幅と色調を比べる

    トヨタ パッソ(後部)

  • 2.隙間の幅と色調を比べる

     外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、フェンダー、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、ドア、ピラー(フロントガラス部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、どれかがダメージを負ってずれているか、あるいは修理/交換している可能性がある。
     隙間を境に、隣り合う外板パネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が微妙に違って見えることがある。

  • 3.角度を変えると見える

    トヨタ パッソ(パネル表面)

  • 3.角度を変えると見える

     車体まわりをチェックする時は、見る角度を変えてみよう。プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。車体表面を斜め方向から透かして見れば、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
     しわは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装の艶が違う部分や肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

  • 4.整備状態を確かめる

    トヨタ パッソ(エンジンルーム)

  • 4.整備状態を確かめる

     事前に定期点検整備の記録を調べてから、消耗部品を中心に、エンジンと周辺をチェックしよう。オイル漏れなどがないかも見ておきたい。ひととおりチェックしたら、詳しい整備状況を販売店スタッフに聞いて再確認しよう。
     交換した新しく部品を見つけたら、消耗品か、不具合か、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を探ってみる。

5.車体内側の鉄板を調べる

 左右フェンダー側や室内側のパネル、フレームやメンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために、歪みや修理/交換跡などがないか確認。カバーや機器類があって見えない部分もあるが、できるだけ細部までチェックしよう。

  • 6.前部の必須チェックポイント

    トヨタ パッソ(ラジエターコアサポート)

  • 6.前部の必須チェックポイント

     エンジンルームの最前部で車体の左右に繋がっているラジエターコアサポートを調べよう。車体部に強い衝撃を受けると影響が及びやすく、修理/交換する確率が高い。左右フェンダー側に伸びている部分も慎重にチェックしよう。前側にはカバーがあるが、ラジエターやヘッドライト、バンパー、フェンダーなど、関連部品や周辺の状態にも注意しよう。

  • 7.ボンネットの裏側もチェック

    トヨタ パッソ(ボンネット裏側)

  • 7.ボンネットの裏側もチェック

     外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかもチェック。先端部周辺の状態に注意しよう。
     外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺の状態も調べよう。ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷なども考えられるが、車体部を修理/交換していないか、より慎重にチェックする必要がある。

  • 8.取り付け状態を確認する

    トヨタ パッソ(フロントフェンダー)

  • 8.取り付け状態を確認する

     フロントフェンダーは、エンジンルーム側に腐食(錆)や修理跡などがないかチェック。同時に、固定ネジを回した形跡がないかもチェックしよう。フロントフェンダーの一部はラジエターコアサポートが支えになっており、ヘッドライトも一緒に取り付けている。関連部の状態も、慎重に調べよう。
     フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、修理しても修復歴がある扱いにはならない。しかし、外して修理していたり、あるいは交換しているとなれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないかを確かめる必要がある。

9.縁と奥も覗いてチェック

 フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹み、修理跡などがないかチェック。フェンダーに歪みがないかも確認。縁を内側に折り込んでいる部分に修理跡がないかもチェック。さらに奥を覗いて、タイヤハウス内の状態もチェック。フロントフェンダーは、内側にある泥よけカバーの状態にも注意しよう。同様に、バンパー側も見てみよう。

  • トヨタ パッソ(ホイールアーチ1)

  • トヨタ パッソ(ホイールアーチ2)

10.側面のチェックポイント

 ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することもあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけではドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺も詳しく調べて判断する必要がある。

  • トヨタ パッソ(ドアヒンジ部1)

  • トヨタ パッソ(ドアヒンジ部2)

11.下側に要注意ポイント

 車体側面は、ドアの下にあるサイドシル(車体前後方向に通っている梁)に損傷や修理/交換の形跡などがないかチェック。床下側を覗いて、損傷や腐食、修理跡などがないか必ず確認する。特に慎重にチェックしたいのは、下に突き出ている部分。スポット溶接を打ち直した形跡には要注意。
 ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)の状態も調べよう。

  • トヨタ パッソ(サイドシル1)

  • トヨタ パッソ(サイドシル2)

12.リアフェンダーのチェック

 リアドアを開けて、開口部を調べよう。後席への乗り降りなどで傷付けることがある。擦り傷、引っ掻き傷、打ち傷などのほか、簡易補修跡などがないかチェック。修理跡がないかも確認。
 開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理しているので、ダメージの程度と範囲を確かめよう。
 車体左側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。フューエルリッドの艶や色調にも注意。

  • トヨタ パッソ(リアドア開口部)

  • トヨタ パッソ(フューエルリッド)

  • 13.テールゲートのチェック

    トヨタ パッソ(テールゲート)

  • 13.テールゲートのチェック

     解錠・施錠の具合をまずチェック。開閉して、上げ下げの動きがスムーズかどうかチェック。上げた全開状態でしっかり止まっていることも確認。
     締める時にカチッと収まらない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。ずれているだけなら調整すれば直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。

  • 14.取り付け部もチェック

    トヨタ パッソ(テールゲート内側)

  • 14.取り付け部もチェック

     テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。テールゲートを交換している形跡がないかも確認。ヒンジおよびヒンジ取り付け部周辺に歪みや修整/修理の形跡などがないかも調べよう。

  • 15.床の中も開けて確認

    トヨタ パッソ(スペアタイヤ収納部周辺)

  • 15.床の中も開けて確認

     ラゲッジフロアを開けて、スペアタイヤ収納部周辺を調べよう。歪みや修理/交換跡がないかチェック。底に貼ってある防振シートを張り替えていないかも注意。新しい塗装跡があれば、錆などの補修か、修理跡か確かめよう。

  • 16.開口部を慎重にチェック

    トヨタ パッソ(テールゲート開口部)

  • 16.開口部を慎重にチェック

     テールゲートの開口部に、鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意して、修理/交換の形跡などがないかチェック。開口部下側は、コンビネーションランプやバンパーなどの取り付け状態に注意しよう。後方から強い衝撃を受けると、ルーフやキャビン(室内)などにも波及することがあるので、周辺部も含めて慎重にチェックしよう。

  • 17.タイヤとホイールのチェック

    トヨタ パッソ(タイヤとホイール)

  • 17.タイヤとホイールのチェック

     タイヤは、スリップサインを目安に、残り溝の深さを点検。傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないかも確認。同時に、摩耗状態も調べよう。接地面の外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、車体が歪んでいるのか、原因を確かめる必要がある。異常摩耗は、車体にダメージがあることも考えられる注意サインだ。
     スチールホイールは、ホイールキャップに傷や破損などがないかチェックし、取り付け状態も確認。ホイールのリム部(タイヤと接している縁の部分)に曲がりなどがないかも調べよう。アルミホイールの場合も、傷やリムの曲がりを調べるが、変形や割れなどにも注意する。

  • 18.床下を覗いて確認

    トヨタ パッソ(床下)

  • 18.床下を覗いて確認

     フレームやメンバー(補強部材)など鉄板部、マフラーやサスペンションなど部品類、ブラケット(ステー)など金具類も、傷や曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。外観をきれいに直しても、見えない床下は修理しないことがあるので、ダメージ痕を見つけることもある。前後バンパーの裏奥や、左右サイドシル側からも奥まで覗いてみよう。
     油汚れ(オイルやグリスなどの漏れの兆候)やゴム部品の劣化(ひび割れなど)にも注意。錆があれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、範囲と腐食の進行状態を確かめよう。

  • 19.不調や不具合がないか確認

    トヨタ パッソ(始動)

  • 19.不調や不具合がないか確認

     エンジンをかけてもらい、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えていると考えられる。
     始動時には表示/警告灯類の点灯などにも注意するが、異常を判断するのは難しい部分もあるので、車両の購入を決めたら、納車時に販売店で念入りにチェックしてもらうようにしよう。

  • 20.装備と機能をチェック

    トヨタ パッソ(装備機器類)

  • 20.装備と機能をチェック

     ヘッドライト、ウインカー、テール/ブレーキ/バックランプなど保安装置の作動、パワーウインドウの開閉、室内ランプの点灯など、基本的な部分をまずチェック。エアコンやオーディオなどは、スイッチを入れるだけでなく、調整操作して機能を確認。車両の装備によっては、ワイヤレスドアロックリモコンやキーフリーシステムの操作具合も忘れずに確認する。
     カーナビを付けている車両もあるが、仕様グレードによって異なる標準装備やオプション装備の追加などは、販売店で現車を見て確かめておこう。

  • 21.整備状態と納車条件を確かめる

    トヨタ パッソ(セレクトレバー)

  • 21.整備状態と納車条件を確かめる

     ATは、セレクトレバーを各ポジションに切り替えて、緩みや引っかかりなどがないか、操作具合をチェック。できれば試走して、走行時のオートマチック動作を確認したい。とはいっても、ひどい症状が出ていないと異常や不具合を判断するのは難しい。エンジンをはじめ、トランスミッション、ブレーキ、サスペンションなどの状態は、販売店で点検、確認してもらうほうがいい。不具合があった場合はどうするかも確かめておこう。

22.隅まで細かくチェック

 室内は、シートや内装材などに汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、助手席や後席、ラゲッジスペースまで念入りに調べよう。床や天井の状態、ボックスやポケットなどの内部もチェック。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意。参考車両はキースイッチの周囲に傷があるが、汚損や損壊などがあれば、修復可能か確認しよう。飲食物による染みやラゲッジスペースの傷などから車両がどのように使われていたかも推測してみよう。

  • トヨタ パッソ(室内)

  • トヨタ パッソ(ラゲッジスペース)

  • トヨタ パッソ(キースイッチ周囲)

  • ■車両の情報をチェック

    トヨタ パッソ(書類)

  • ■車両の情報をチェック

     備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
     現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

●軽自動車とコンパクトカーの中間を狙い、トヨタダイハツが共同開発したコンパクトカー。トヨタは「パッソ」、ダイハツでは「ブーン」として、2004年6月に新発売。エンジンは1.0Lと1.3Lを設定し、全車4速ATを採用。軽自動車並みの低燃費(1.0L車)と車両価格も特長としている。新発売の後、2004年12月には1.3L車に「レーシー」を設定。2005年4月に特別仕様車X「HIDリミテッド」を設定。2005年12月に一部改良。2006年6月に安全装備を充実させた特別仕様車を発売。そして、2006年12月にマイナーチェンジ。フロントバンパーやグリル、リアコンビネーションランプ、シート表皮、インストルメントパネルなどを変更。仕様グレードやパッケージによって、一部装備の設定も変更している。1.0の2WD車は、燃費を向上。1.0にもレーシーを設定。あわせて、特別仕様車「Xアドバンスドエディション」を発売した。

●仕様グレードの「X」は、電動格納式カラードドアミラー、ワイヤレスドアロックリモコン、ウレタンステアリングホイール、CD・AM/FMラジオ、マニュアルエアコン、フルキャップ13インチスチールホイールなどを装備したスタンダードタイプ。「G」は上級タイプで、キーフリーシステム、スイッチ照明、メッキのインサイドドアハンドル/シフトノブボタン、ルーフアンテナ、フルキャップ14インチスチールホイールなどを標準装備。
スポーティタイプの「レーシー」は、エアロバンパー、フロントフォグランプ、サイドマッドガード、リアスポイラー、大型マフラーカッター、サイドターンランプ付ドアミラー、スモークコンビネーションランプ、14インチアルミホイールなどを装着。1.0は、ウレタン&チタン調塗装パッドステアリングホイール。1.3には、本革巻きステアリングホイール、スポーティシート、チューニングサスペンション、前後スタビライザーが組み込まれる。グレードとは別に設定している「Vパッケージ」は、ブラックのドアハンドルと手動ドアミラー、車体同色ドアサッシュ(他はブラック)、センターキャップ13インチスチールホイールなどを装備し、ワイヤレスドアロックリモコンやリアワイパーが省略される。「Fパッケージ」は、サイドターンランプ付ドアミラー、キーフリーシステム、ウレタン&チタン調塗装パッドステアリングホイール、フロントベンチシート、プラズマクラスターエアコン、エンジンイモビライザーシステム、メモリー機能内蔵・CD・AM/FMラジオを追加装備する。
特別仕様車「Xアドバンスドエディション」は、Xをベースに、運転席・助手席サイドエアバッグ&前後席カーテンエアバッグ、オートレベリング機能付ディスチャージヘッドランプ、プラズマクラスターエアコンを標準装備している。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定

グレード型式シフト駆動
1.0 XDBA-KGC104ATFF
DBA-KGC154AT4WD
1.0 X V パッケージDBA-KGC104ATFF
1.0 X F パッケージDBA-KGC104ATFF
1.0 GDBA-KGC154AT4WD
1.0 G F パッケージDBA-KGC154AT4WD
1.0 レーシーDBA-KGC104ATFF
DBA-KGC154AT4WD

1.3 GDBA-QNC104ATFF
1.3 G F パッケージDBA-QNC104ATFF
1.3 レーシーDBA-QNC104ATFF
特別仕様車X アドバンスドエディションDBA-KGC104ATFF
DBA-KGC154AT4WD

●その後、2008年2月に特別仕様車X/G「プチトマコレクション」を設定。2009年4月に特別仕様車X「イロドリ」を設定。2010年2月には、2代目へとフルモデルチェンジした。

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