中古車購入チェックポイント
更新日:2015.03.30 / 掲載日:2010.10.29

ホンダ フィット 中古車購入チェックポイント

  • ホンダ フィット
    中古車購入チェックポイント

    ホンダ フィット

    DBA-GE8
    参考車両:RSCVT
    初年度登録:2009年12月

  • ホンダ フィット

■全体のチェックポイント

広い室内空間や使い勝手のよさ、低燃費などで好評の人気モデル。中古車物件数は多く、ユーザー層も幅広いが、参考車両のRSとなるとスポーティ志向の若いユーザーが多い。内外装を念入りにチェックするのはもちろんだが、エンジンやトランスミッションの状態にも注意。必ず、販売店に聞いて、整備状態を確認すること。できるだけ多くの台数を比較して、良質車両を選びたい。購入の満足度を高めるには、好みの車体色を探してみるといいだろう。オプション装備の装着率が高いので、車両の装備もチェックしよう。

  • 1.車両の雰囲気から探る

    ホンダ フィット(正面)

  • 1.車両の雰囲気から探る

    やや離れた遠目から、車両の様子を観察しよう。外装部品の立て付けや塗装面の状態をチェック。違和感や不自然に見える部分があれば、近寄って詳しく調べよう。スポーティなRSは、専用外装部品の損傷に注意したい。
    前面は、バンパー/グリル/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなどのバランスをチェック。左右対称になっていることも確認。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換)は、その側の車体部を修理している可能性もある。ナンバープレートの変形や修正跡なども、車体部の修理を疑ってみる。バンパーの角や下側の損傷、ボンネットやフロントウインドウの飛び石による傷などにも注意。

  • 2.後部のチェックポイント

    ホンダ フィット(後部)

  • 2.後部のチェックポイント

    前部と同様に、バンパー/テールゲート/スポイラー/コンビネーションランプ(テールライト)/フェンダーなどのバランスをチェック。
    テールゲートの立て付けを見て、全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間がずれている箇所があれば、その部分の車体部を修理/交換している可能性が高い。
    後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が、車体部の修理/交換を推察するヒントだ。

  • 3.整備状態を確かめる

    ホンダ フィット(エンジン周辺)

  • 3.整備状態を確かめる

    定期点検整備記録と突き合わせて、エンジンと周辺をチェック。オイルの滲みや汚れ(オイル漏れの兆候)などにも注意しよう。できれば、ブレーキや冷却水、バッテリーの液量なども点検したい。
    周囲と比べて新しく見える、交換している部品があれば、消耗品か、不具合か、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を整備記録でも探ってみよう。

4.車体内側の鉄板を調べる

エンジンルーム内のパネルや補強部材など、車体内側の鉄板を調べよう。ダメージを負うと走行に支障が生じる重要な部分だ。修理している車両は、修復歴ありと明示しているはずだが、念のために、歪みや修理/交換跡などがないか確認。カバーや機器類などがあるので細部まで探るのは難しいが、溶接やシーラー、塗装などの状態を慎重にチェックしよう。

  • 5.前部の必須チェックポイント

    ホンダ フィット(ラジエターサポート)

  • 5.前部の必須チェックポイント

    エンジンルームの最前部で車体の左右に繋がっているラジエターサポートは、車体部に大きな衝撃を受けると影響が及びやすく、修理/交換する確率が高い。修理/交換の形跡がないかチェックしよう。左右フレーム側の補強部材、ボンネットキャッチ(ロック金具)、フロントグリル側のカバー、バンパー、ヘッドライトなど、関連部品や周辺の状態にも注意しよう。

  • 6.ボンネットのチェック

    ホンダ フィット(ボンネット ヒンジ)

  • 6.ボンネットのチェック

    外面だけでなく、裏面側に修理跡などがないかもチェック。特に、外と内のパネルを合わせている接合部のシーラーの状態に注意。
    ヒンジ部のネジもチェック。ヒンジを修正/交換していないかも確認。ボンネットを交換していれば、ボンネット単独の損傷も考えられるが、車体部のダメージに注意する必要がある。

7.取り付け状態を確認

フロントフェンダーは、取り付け部をチェック。エンジンルーム側の固定ネジは、カバーがあるので見えないが、カバーの脱着や交換に注意。フロントドア側のピラー(柱)部にあるネジおよびピラーの状態もチェック。
フロントフェンダーは重要な車体補強部材とはなっていないので、傷や凹みを補修しても修復歴にはならないが、外して修理、あるいは交換していれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。

  • ホンダ フィット(取り付け状態を確認)

  • ホンダ フィット(取り付け状態を確認)

  • ホンダ フィット(取り付け状態を確認)

  • 8.角度を変えると見える

    ホンダ フィット(角度を変えると見える)

  • 8.角度を変えると見える

    車体まわりは、見る角度を変えながらチェックしよう。プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認できる。
    外板パネル表面を斜め方向から透かして見れば、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
    しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装面の艶が周囲と違っていたり、ザラザラと肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

  • 9.隙間の幅と色調を比べる

    ホンダ フィット(隙間の幅と色調を比べる)

  • 9.隙間の幅と色調を比べる

    立て付けを見る時は、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラス部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを負ってずれているか、あるいは修理/交換している可能性がある。
    隙間を境に、隣り合う外板パネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が微妙に違って見えることがある。

  • 10.縁と奥も覗いてチェック

    ホンダ フィット(縁と奥も覗いてチェック)

  • 10.縁と奥も覗いてチェック

    フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ部(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹み、補修跡などがないかチェック。傷があれば、凹みを伴っていないか確認。フェンダーに歪みが生じていないかも注意しよう。
    鉄板を内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡などがないかもチェック。さらに奥を覗いて、タイヤハウス内の状態もチェック。フロントは、フェンダーライナー(内側に設置している泥よけ)の状態もチェックしよう。

11.側面のチェックポイント

ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することがあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけではドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(ドア下にある梁)など、周辺も詳しく調べて判断する必要がある。

  • ホンダ フィット(ドアヒンジ)

  • ホンダ フィット(ドアヒンジ)

12.下側に要チェックポイント

RSは、側面下部にサイドシルガーニッシュ(サイドスポイラーとも呼ぶ付加部品)を装着している。傷や破損などがないかチェック。取り付け状態も確認。損傷を負って、新しい部品に交換していないかも注意。
重要なのは、サイドシル(車体前後方向に通っている梁)だ。ガーニッシュで覆われている部分は見えないが、下に突き出ている部分に損傷や修理/交換跡などがないかチェック。仕上げが粗くなっているので判断は難しいかもしれないが、慎重にチェックしたい。

  • ホンダ フィット(サイドシルガーニッシュ)

  • ホンダ フィット(サイドシル)

  • 13.リアフェンダーのチェック

    ホンダ フィット(リアフェンダー)

  • 13.リアフェンダーのチェック

    リアドアを開けて、開口部を調べよう。後席への乗り降りなどで傷付けることも多い。引っ掻き傷や打ち傷、簡易補修などがないかチェック。修理跡がないかも確認。
    開口部は、下側のサイドシル部の状態も必ずチェックすること。
    開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理している。周辺を詳しく調べて、損傷の程度を確認しよう。
    車体左側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。リッドを交換していないかも注意。

  • 14.テールゲートのチェック

    ホンダ フィット(テールゲート)

  • 14.テールゲートのチェック

    解錠/施錠の具合をまずチェック。開閉して、テールゲートの動き具合をチェック。全開状態でしっかり止まっていることも確認。
    閉める時にカチッと収まらない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。ずれているだけなら調整などで直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。

  • 15.床の中もチェック

    ホンダ フィット(スペアタイヤ収納部)

  • 15.床の中もチェック

    ラゲッジフロアを開けて、スペアタイヤ収納部にしわや歪み、修理跡などがないかチェック。新しい塗装跡があれば、錆などの補修か、修理跡か、詳しく調べよう。ちなみに、応急パンク修理キットが標準装備で、スペアタイヤは入っていない。

16.取り付け部も確認する

テールゲートは、内面側に修理跡などがないかチェック。取り付けネジもチェック。ヒンジやヒンジ固定部周辺に歪みや修正/修理跡などがないかも調べよう。

  • ホンダ フィット(テールゲート ヒンジ)

  • ホンダ フィット(テールゲート ヒンジ)

  • 17.開口部を慎重にチェック

    ホンダ フィット(テールゲート開口部)

  • 17.開口部を慎重にチェック

    開口部の左右を見ると、鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意して、修理/交換の形跡などがないかチェックしよう。開口部の下半分は鉄板部が見えないが、コンビネーションランプやバンパーの状態に注意。
    後方から強い衝撃を受けると、広範囲に波及することがあるので、関連部分にも注意する必要がある。

  • 18.床下を覗いて確認

    ホンダ フィット(床下)

  • 18.床下を覗いて確認

    パネルや補強部材など鉄板部に損傷や修理/交換跡などがないかチェック。マフラーやサスペンションなどの部品類、ブラケットやアームなどの金具類も、損傷や曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。前後バンパーの裏側や左右サイドシルの奥も覗いてみよう。
    油汚れ(オイルやグリスなどの漏れの兆候)やゴム部品の劣化(ひび割れ)などにも注意。錆が発生していれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食状態を調べよう。

  • 19.タイヤとホイールのチェック

    ホンダ フィット(タイヤとホイール)

  • 19.タイヤとホイールのチェック

    タイヤは、スリップサイン(使用摩耗限界)を目安に、残り溝の深さを点検。傷、異物の刺さりや噛み込み、ひび割れなどがないかもチェック。同時に、接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)の狂いか、車体の歪みか、異常摩耗の原因を確かめる必要がある。
    アルミホイールは、傷や破損などがないかチェック。リム部(タイヤと接している縁の部分)に曲がりなどがないかも確認。過度な衝撃で起こることがある、歪み(変形)や割れなどにも注意しよう。

  • 20.不具合の兆候を探る

    ホンダ フィット(エンジンをかけてみる)

  • 20.不具合の兆候を探る

    エンジンをかけて、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。スマートキーシステムとエンジンスイッチの操作具合もチェック。始動時には、各種表示/警告灯の点灯状態などにも注意しよう。
    エンジンがかかりにくい場合は、始動困難に陥った原因を調べる必要がある。不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えていると考えられる。異常や不具合を判断するのは難しい部分もあるので、現状と整備状態を販売店に聞いて確認しよう。

  • 21.オートマチックのチェック

    ホンダ フィット(シフトゲート)

  • 21.オートマチックのチェック

    エンジンをかけてブレーキを踏んだまま各ポジションに切り替えて、緩みや引っかかりなどがないか、セレクトレバーの操作具合をチェック。
    できれば試走して、オートマチックの動作も確かめたい。RSは7速マニュアルモードのシフト操作とマニュアル動作も、走行時にチェックしたい。いずれにしても、トランスミッションの不調や不具合の有無は、販売店で調べてもらうほうがいい。

22.装備機器類の機能を確認

ヘッドライト、ウインカー、テール/ブレーキ/バックランプなど、保安装置類の作動状態を確認。電装機器や電動機構は、調整操作して、機能を確かめよう。エアコンは冷房/暖房の効きを確認。パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯、キーレスエントリーなども忘れずにチェックすること。参考車両は、メーカーオプションの横滑り抑制VSAとコンフォートビューパッケージ、ディーラーオプションのSSDインターナビが付いている。新車購入時にオプションを組み込んでいる車両も多い。追加装備の有無は、販売店で確認しよう。

  • ホンダ フィット(装備機器)

  • ホンダ フィット(装備機器)

  • ホンダ フィット(装備機器)

  • 23.室内の隅まで細かくチェック

    ホンダ フィット(室内)

  • 23.室内の隅まで細かくチェック

    汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、後席やラゲッジスペースもチェック。床や天井の状態も確認。シートは、盛り上がっている部分の傷みや縁のほつれに注意。ボックスやポケットは、内部もチェック。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意。“ウルトラシート”も、シートアレンジを試して確認。細部まで慎重にチェックしよう。

■車両の情報をチェック

  • ホンダ フィット(書類)

    備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
    現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容にも注意しよう。

  • ホンダ フィット(書類)

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルが折れ曲がっている角の線)や、モール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

●2007年10月にフルモデルチェンジした2代目だが、参考車両は2009年11月の一部改良で装備内容を変更した時期のモデル。新タイプの1.3G「スマートセレクション」と1.5L「X」を追加している。

●エンジンは、1.3(1339cc)と1.5(1496cc)の2種。FF車はCVT(無段変速)と5速MTがあり、4WD車は5速ATの設定。RSは、CVTはパドルシフト7速マニュアルモード付で、5ATはパドルシフト5速マニュアルモード付になっている。

仕様グレードは、1.3「G」が、マニュアルエアコン、キーレスエントリー、マニュアルレベリング機構付ハロゲンヘッドライト、ウルトラシートなどを備えたスタンダードタイプ。4WD車には、「コンフォートビューパッケージ(親水/ヒーテッドドアミラー+熱線入りフロントウインドウ+撥水ガラスフロントドア)」を標準設定。1.3Gのメーカーオプション「Fパッケージ」では、ウインカー組込リモコンドアミラー、プライバシーガラスのリアドア/リアクォーター/テールゲート、ラチェット式運転席ハイトアジャスターなどを追加装備する。

1.3Gの「スマートセレクション」は、スマートキーシステム、ETC、ハーフシェイドフロントウインドウなどを装備し、Fパッケージを標準装備。1.3「L」は、1.3Gスマートセレクションの装備に加えて、オートレベリング/オートライトコントロール機構付ディスチャージヘッドライト、フルオートエアコン、本革巻ステアリングホイール、運転席アームレスト、車速連動間欠ワイパー、エアコン連動温調機能付グローブボックス、セキュリティアラーム、フレキシブルラゲッジボードなどを標準装備。

1.5「X」は、メタリックフロントグリル、LEDストップランプ/テールランプ、フルホイールキャップ付15インチスチールホイール、ハーフシェイドフロントウインドウ、フルオートエアコン、クルーズコントロール、スマートキーシステム、ETC、運転席&助手席シートヒーター、リアシェルフなどを装備するほか、Fパッケージを標準装備。1.5Xは、メーカーオプションとして、ディスチャージヘッドライト、車速連動間欠フロントワイパー、本革巻ステアリングホイール、運転席アームレスト、エアコン連動温調機能付アッパーグローブボックス、フレキシブルラゲッジボード、グラブレール、コートフックなどを追加する「Lパッケージ」を設定。1.5「RS」は、専用のフロントグリル、前後バンパー、サイドシルガーニッシュ、テールゲートスポイラー、エキパイフィニッシャー、RSエンブレム(テールゲート)を装着。CVT/5AT車は、パドルシフトと運転席アームレストを装備。5AT車は15インチアルミホイール、CVT車と5MT車は16インチアルミホイール。主要装備は1.5Lとほぼ同じで、Fパッケージも標準装備している。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定

1.3(1339cc)

グレード型式シフト駆動
GDBA-GE6CVTFF
DBA-GE65MTFF
DBA-GE75AT4WD
GスマートセレクションDBA-GE6CVTFF
DBA-GE65MTFF
DBA-GE75AT4WD
LDBA-GE6CVTFF
DBA-GE75AT4WD

1.5(1496cc)

グレード型式シフト駆動
XDBA-GE8CVTFF
DBA-GE95AT4WD
RSDBA-GE8CVT-7MFF
DBA-GE85MTFF
DBA-GE95AT-5M4WD

●その後、2010年5月に1.3G 特別仕様車「シーズ」および「スポーティエディション」を発売。2010年10月にマイナーモデルチェンジし、「ハイブリッド」を追加。

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グーネットマガジン編集部

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