中古車購入チェックポイント
更新日:2020.04.03 / 掲載日:2012.02.17
スバル フォレスター(2007年~)中古車購入チェックポイント
スバル フォレスター(2007年~)中古車購入チェックポイント
DBA-SHJ
参考車両 : 2.0XS
初年度登録 (2010年10月)
全体のチェックポイント
2007年12月から発売している、SH型と呼ばれている3代目。参考車両は、2010年10月に改良した時期のモデルで、メーカーオプションが付いている。まず、モデル年、仕様グレード、装備などを現車を見て確認しておく。車体まわりに損傷や修理跡がないかチェックし、車体骨格にダメージがないことを確認。床下も覗いてみよう。内装の状態も慎重にチェック。定期点検整備記録で過去の整備内容も探ってみる。疑問があれば、販売店スタッフに聞こう。できれば試乗して、異音や振動が出てないか確認したい。整備付・保証付の車両を選ぶほうがいいが、スバルの水平対向エンジンをきちんと整備できる、スバル車に精通している販売店で購入するほうが安心だろう。
1.車両の雰囲気から探る
1.車両の雰囲気から探る
まず、フォレスターの車両の様子を見てみよう。車両の周囲をひと巡りして、どこかに違和感や不自然に見える部分などがないかチェック。
前方からは、バンパー/プロテクター/グリル/ヘッドライト/ボンネット/フェンダーなどのバランスを見る。前面は、基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合は、その側の車体部を修理している可能性がある。ナンバープレートの変形や修正跡なども、車体部の修理を疑ってみる。バンパーの角やプロテクターの損傷、ボンネットやフロントガラスの飛び石傷などにも注意。
2.後部のチェックポイント
2.後部のチェックポイント
前面と同様に、バンパー/プロテクター/テールゲート/リアスポイラー/コンビネーションランプ/フェンダーなどのバランスをチェック。マフラーエンドが正しい位置にあるかも見ておく。後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が修理/交換を推測するヒントになる。テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間がずれている箇所は、その部分の車体部を修理/交換していると考えられるので、詳しく調べてみよう。
3.角度を変えると見える
3.角度を変えると見える
外装は、見る角度を変えながらチェックすれば、プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。パネル表面を斜め方向から透かして見るようにすると、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装面の艶が違っている部分やザラザラとした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。
4.隙間の幅と色調を比べる
4.隙間の幅と色調を比べる
外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、フェンダー、ボンネット、ドア、ピラー(フロントガラス部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、どれかがダメージを負ってずれているか、あるいは修理/交換している可能性がある。
隙間を境に、隣り合う外板パネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が微妙に違って見えることがある。
5.整備状態を確かめる
5.整備状態を確かめる
定期点検整備のほかに修理記録などがないか記録簿を調べておいて、エンジンと周辺をチェック。オイル漏れなどにも注意。少なくとも、ブレーキ液やバッテリーなど日常点検項目くらいは見ておきたい。交換した新しい部品が付いていたら、消耗品か、不具合か、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を探ってみる。詳しい整備状況や不審な点は、販売店スタッフに聞いて確認しよう。
6.車体内側の鉄板を調べる
左右フェンダー側や室内側ののパネルなど、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために、歪みや修理/交換跡などがないか確認。カバーや機器類があって見づらい部分もあるが、細部まで慎重にチェックしよう。
7.取り付け状態を確認
7.取り付け状態を確認
フロントフェンダーは、エンジンルーム側に腐食(錆)や修理跡などがないかチェック。フェンダーミラーの取り付け状態も見ておく。フェンダーの固定ネジを回した形跡がないかチェック。フェンダーを支えているブラケット部を修正/修理していないか確認。
フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、修理しても修復歴にはならないが、外して修理、あるいは交換しているとなれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。
8.前部の必須チェックポイント
8.前部の必須チェックポイント
エンジンルームの最前部で車体の左右に繋がっているラジエターコアサポートは、車体部に強い衝撃を受けると影響が及びやすい。歪みや修正跡、修理/交換した形跡がないか、特に溶接部分に注意してチェック。ラジエター本体やカバー類、グリル、ヘッドライトなど関連部品の状態にも注意。バンパーやフェンダーなど周辺も含めてチェックしよう。
9.ボンネットの裏も見る
9.ボンネットの裏も見る
外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかチェックしよう。特に先端部周辺の状態に注意。
ボンネットが下がってこないか、ダンパーの機能も確認。
外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジも見る。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺の状態も調べよう。ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷も考えられるが、車体部にダメージがないか慎重にチェックする必要がある。
10.縁と奥も覗いてチェック
10.縁と奥も覗いてチェック
フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)に損傷を負うことも少なくない。傷や凹み、修理跡などがないか。フェンダーに歪みがないチェック。
内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡がないかも調べよう。シーラーに異常があれば、フェンダーを交換している疑いもあるので要注意。奥を覗いて、タイヤハウス内に設置しているフェンダーライナー(泥よけカバー)の状態もチェック。同時に、下側にあるサイドシルプロテクターやバンパー側もチェックしよう。
11.側面のチェックポイント
ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することもあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけでドアを修理/交換していると断定することはできない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺も詳しく調べて判断する必要がある。
12.リアフェンダーのチェック
リアドアを開けて、開口部を調べよう。後席への乗り降りなどで傷付けることがある。擦り傷、引っ掻き傷、打ち傷などのほか、簡易補修跡などがないかチェック。修理跡がないかもチェックしよう。
開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理しているので、詳しく調べてダメージの程度と範囲を確かめる。
車体左側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。フューエルリッド表面の艶や色調がフェンダー部と違っていないかも注意。
13.下側にも要チェックポイント
13.下側にも要チェックポイント
車体側面は、ドアの下側に設置しているサイドシルプロテクターに損傷や修理/交換の形跡などがないかチェック。 重要なのはプロテクターで覆われているサイドシルのほうだ。床下側を覗いて、損傷や腐食、修理跡などがないか必ず確認。特に下に突き出ている部分に曲がりや損傷、修理/交換の形跡がないか慎重にチェック。ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)の状態も調べよう。
14.テールゲートのチェック
14.テールゲートのチェック
解錠・施錠の具合をまずチェック。テールゲートを開閉して、上げ下げの動きがスムーズか、上げた全開状態でしっかり止まっているか確認。
閉める時にカチッと収まらないなど、閉まり具合がよくない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいることも考えられる。ずれているだけなら調整すれば直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。
15.開口部を慎重にチェック
15.開口部を慎重にチェック
テールゲートの開口部を見ると、鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意して、修理/交換の形跡などがないかチェック。開口部の下半分は鉄板が見えないので、コンビネーションランプやバンパーなど状態に注意しよう。
後方から強い衝撃を受けると、広範囲に波及するこがある。フェンダー、ピラー、ルーフ、キャビン(室内)などにダメージがないかも慎重にチェックしよう。
16.ヒンジの固定部もチェック
16.ヒンジの固定部もチェック
テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。ヒンジ部の取り付けネジをチェック。ヒンジおよびルーフ側のヒンジ固定部周辺に歪みや修整/修理の形跡などがないかもチェックしよう。
17.床底のパネルも調べる
17.床底のパネルも調べる
ラゲッジフロアを開けて、スペアタイヤ収納部周辺に歪みや波打、修理/交換跡がないかチェック。底に貼ってある防振シートを張り替えた形跡にも注意。新しい塗装跡があれば、錆などの補修か、修理跡か調べる。水溜まり跡があれば、雨漏りしていないか注意。
18.タイヤとホイールのチェック
18.タイヤとホイールのチェック
タイヤは、スリップサインを目安に、残り溝の深さを点検。傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないかもチェック。
接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、車体が歪んでいるのか確かめる必要がある。異常摩耗は、不適正なエア圧などでも起こるが、サスペンションや車体に問題がある注意サインだ。
ホイールは、傷や歪み、破損などがないかチェック。リム(タイヤと接している縁の部分)に傷があれば、曲がりがないか確認。アルミホイールは、過度な衝撃による変形や割れなどにも注意したい。
19.床下を覗いて確認
19.床下を覗いて確認
オフロードを走行して損傷を負っている車両は稀だが、事故によるダメージに注意しよう。パネルやフレーム、メンバー(補強部材)など鉄板部。マフラーやサスペンションなど部品類。ブラケット(ステー)など金具類も、傷、曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。前後バンパーの裏側や奥も覗いてみよう。
冬期に道路に撒いた融雪剤が付着したまま放置していると、錆が発生しやすい。錆があれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、範囲と腐食の進行状態を確かめよう。
オイルやグリスの漏れ、樹脂やゴム部品の割れなどにも注意。
20.エンジンをかけてみる
20.エンジンをかけてみる
エンジンをかけさせてもらい、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。始動時には、表示/警告灯類の点灯などにも注意しよう。
始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えていると考えられる。異常を判断するのは難しい部分もあるので、車両の購入を決めるなら、納車時に販売店で念入りに点検してもらうようにしよう。
21.装備機器類の機能を確認
ヘッドライト、ウインカー、ブレーキ/バックランプなど保安装置。パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯など基本的な部分の作動状態をチェック。エアコンは冷房・暖房の効き具合を確認。アクセスキーまたはリモコンキーでの各部作動も確認。とりあえずわかるところだけでもチェックしたら、調整機構などに不具合がないかは販売店で調べてもらおう。
参考車両には、メーカーオプションのカーナビやスポーツルミネセントメーターなどが付いている。仕様グレードによって異なる標準装備や追加装備の有無は、販売店で事前に確かめておこう。
22.パワートレインもチェック
22.パワートレインもチェック
トランスミッションは、レバーを各ポジションに切り替えて、緩みや引っかかりなどがないかチェック。できれば試乗して、走行時に不具合症状が出ないか確認したい。とはいっても、明確な症状が出ていないと、異常や不具合を判断するのは難しい。エンジン、トランスミッション、AWD機構、VDC機構のほか、ブレーキやサスペンションなども、走行に関わる部分は販売店でチェックしてもらおう。ただし、スバルの水平対向エンジンを正しく整備できない販売店もあるので注意したい。
23.室内の隅まで細かくチェック
23.室内の隅まで細かくチェック
シートや内装材などに汚れや染み、傷、穴などがないか。前席周辺だけでなく、後席やラゲッジスペースも慎重にチェック。床や天井の状態も確認。ボックスなどは内部も見る。ボックスの蓋やエアコンルーバーなどは可動部の破損にも注意。シートはサポート部が傷みやすい、レジャー用品などを積んでいればラゲッジスペースを傷付けるなど、使い方によるダメージにも注意しよう。
車両の情報をチェック

備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。
車両チェックの勘どころ
塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。
取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。
溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。
立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。
今回の車両のプロフィール
●2007年12月にフルモデルチェンジし、新世代クロスオーバーSUVへと進化したフォレスター。エンジンは、2.0L水平対向4気筒のNA(自然吸気)とターボの2種。どちらもマニュアルモード付4速AT5速MTとがある。全車4WDで、AT車は電子制御AWD、MT車はビスカスLSD付センターデフ方式AWD。2009年1月の改良でサスペンションの仕様や一部装備を変更。2009年12月にターボ/AT車、2010年4月にはターボ/MT車の改良が行われている。
●2010年10月の改良では、新デザインのフロントグリルを採用し、前後サスペンションの特性を最適化。2.0L/NA車に高効率化した新世代エンジンを採用し、燃費性能と加速性能を向上。2.5L水平対向ターボエンジンを搭載した「Sエディション」を追加した。2.0L車は、VDC横滑り抑止機構、電子制御制動力配分システム付ABS、ブレーキアシスト、フルオートエアコン、盗難警報装置、オーディオレス・4スピーカー、運転席/助手席デュアルエアバッグなどを全車に標準装備。2.0L/NAの「2.0X」は、ハロゲンヘッドランプ・マニュアルレベライザー付、電動格納式ドアミラー、電動パワーステアリング、ファブリックシート、フルホイールキャップ付16インチスチールホイールが標準装備のベーシックタイプ。「2.0XS」は、フロントフォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー、リアルーフスポイラー、マフラーカッター、本革巻ステアリングホイール、メタル調+本革巻ATセレクトレバー、左右独立温度調整機能フルオートエアコン、サイド+カーテンエアバッグ、16インチアルミホイールなどを標準装備しているスタンダードタイプ。
2.0XS「プラチナセレクション」は、アドバンストパック(17インチアルミホイール、スポーツルミネセントメーター)、HIDロービームランプ・オートレベライザー付、運転席/助手席8ウェイパワーシートなどを装備。「プレミアムセレクション」では、ブラックレザーパッケージ(本革ブラックシート、ブラック木目調本革巻ATセレクトレバー、木目調ブラックパネル、抗アレルゲンフィルター付左右独立温度調整機能付フルオートエアコン、他)、キーレスアクセス&プッシュスタート、ガラスサンルーフ、ルーフレールなどが標準装備に加わる。
2.0ターボの「2.0XT」は、基本装備はほぼ2.0XSに準じるが、SI-DRIVE+SI-DRIVEモード表示スポーツルミネセントメーター、アルミパッド付スポーツペダル&フットレスト、油圧パワーステアリング、16インチ径ブレーキなどが組み込まれている。
2.5ターボの「S-エディション」は、ダウンシフトブリッピングコントロール付5速AT、パドルシフト、VTDAWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)、STI製17インチアルミホイール、SI-DRIVE+専用タイプSI-DRIVEモード表示スポーツルミネセントメーター、ダーク調&ブラックメッキフロントグリル、アルカンターラ/本革のブルー×ブラックシートを装備。基本装備としては、2.0XSプラチナセレクションと2.0XTの主要な装備を合わせたような内容になっている。
参考車両と同時期の仕様グレード設定(2010.10)
2.0(1994cc)
グレード | 型式 | シフト | 駆動 |
2.0X | DBA-SHJ | 5MT | 4WD |
DBA-SHJ | 4AT-M | 4WD | |
2.0XS | DBA-SHJ | 5MT | 4WD |
DBA-SHJ | 4AT-M | 4WD | |
2.0XS プラチナセレクション | DBA-SHJ | 4AT-M | 4WD |
2.0XS プレミアムセレクション | DBA-SHJ | 4AT-M | 4WD |
2.0(1994cc)ターボ
グレード | 型式 | シフト | 駆動 |
2.0XT | DBA-SH5 | 5MT-M | 4WD |
DBA-SH5 | 4AT | 4WD |
2.5(2457cc)ターボ