中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.25 / 掲載日:2011.03.11

ホンダ ステップワゴン (2009年~) 中古車購入チェックポイント

  • ホンダ ステップワゴン (2009年~) 中古車購入チェックポイント

    ホンダ ステップワゴン

    DBA-RK1
    参考車両:G Lパッケージ 2WD
    初年度登録 (2009年10月)

  • ホンダ ステップワゴン

■全体のチェックポイント

2009年10月にフルモデルチェンジし、4代目となった初期のモデル。従来の3代目よりも燃費性能が向上し、室内空間が広く、使い勝手もよくなっている。利便性を考えるなら、電動スライドドアやナビが欲しい。中古車物件は「G Lパッケージ」が多いが、標準装備や追加装備をまず確認。基本ポイントに沿って内外装をしっかりチェックし、装備機器類の機能と作動状態も確かめよう。可能なら試乗したいが、エンジンやトランスミッションのほか、走行機能の状態も探りたい。わからないことは、販売店スタッフに聞くこと。納車点検整備や保証の有無も確かめよう。

  • 1.車両の雰囲気から探る

    ホンダ ステップワゴン (正面)

  • 1.車両の雰囲気から探る

     少し離れたやや遠目から、車両の様子を観察しよう。車体の全体を見て、外装や塗装の状態に異常がないか。不自然に見える部分などがないかチェック。
     前方からは、バンパー/グリル/ヘッドライト/ボンネット/フェンダーなどのバランスをチェック。前面は、基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換)は、その側の車体部を修理している可能性がある。ナンバープレートの損傷や変形、修正跡なども、車体部の修理/交換を疑ってみる。バンパーの角や下部の損傷にも注意。細部では、ボンネットやフロントガラスの飛び石による傷にも注意しよう。

  • 2.後面のチェックポイント

    ホンダ ステップワゴン (後部)

  • 2.後面のチェックポイント

     前部と同様に、バンパー/テールゲート/コンビネーションランプ/フェンダーなどのバランスをチェック。後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が車体部の修理/交換を推察するヒントになる。
     テールゲートの立て付けが全体に狂っているように見えたら、テールゲートがずれている場合もあるが、車体が歪んでいる疑いもあるので要注意。部分的に隙間がずれている箇所があれば、その部分の車体部を修理していると考えられるので、周辺を慎重にチェックしよう。

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

    ホンダ ステップワゴン (正面左)

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

     外装部品の立て付けを見る時は、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、ドア、ピラー(フロントウインドウ部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを受けてずれているか、修理あるいは交換している可能性がある。
     隙間を境に、隣り合うパネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、微妙に色調が違って見えることもある。

  • 4.角度を変えると見える

    見る角度を変えながらチェック

  • 4.角度を変えると見える

     車体まわりは、見る角度を変えながらチェックしよう。プレスラインのずれや崩れ、立て付けの微妙な狂いなども判断しやすい。車体表面を斜め方向から透かして見ると、見落としがちな浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども確認できる。
     しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。部分的に色艶が違っていたり、ザラザラした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

  • 5.整備状態を確かめる

    ホンダ ステップワゴン (エンジンルーム)

  • 5.整備状態を確かめる

     定期点検整備記録と突き合わせて、消耗部品を中心に、エンジンルーム内をチェック。オイルの滲みや汚れ(漏れの兆候)などにも注意。できれば日常点検項目くらいは点検したいが、整備状態の詳細は販売店に聞いて確認しよう。
     新しい部品に交換していれば、消耗品か、不具合が起きたか、それとも事故などでダメージを負ったのか、整備記録も探ってみよう。

6.車体内側の鉄板部を確認

 左右フェンダー側や室内側のパネルなど、エンジンルーム内各部の鉄板を調べよう。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために確認しておく。カバーで覆われていたり、機器類などに隠れている部分があって、細部までは見えないが、歪みや修理/交換の形跡などがないかチェックしよう。

  • 7.ボンネットのチェック

    ホンダ ステップワゴン (ボンネット)

  • 7.ボンネットのチェック

    外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないか確認。カバーが付いているが、先端部(前側)の状態に注意。縁に盛ってあるシーラーも注意ポイントだ。
     外して修理/交換することもあるので、ヒンジ部のネジも確認。ヒンジの修正や交換にも注意。ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷なども考えられるが、車体部を修理/交換していないか、車体前部一帯をより慎重にチェックする必要がある。

  • 8.前部の必須チェック

    ホンダ ステップワゴン (ラジエターコアサポート)

  • 8.前部の必須チェック

     エンジンルームの最前部で車体の左右に繋がっているラジエターコアサポートは、車体に大きな衝撃を受けると影響が及びやすい。樹脂カバーで覆われて見えない部分もあるが、左右フェンダー側へと伸びている部分もチェック。カバーやヘッドライト、フロントグリルなど、関連部品の状態も確認。バンパーやフェンダーなど、周辺も含めて慎重にチェックしよう。

9.取り付け状態を調べる

 フロントフェンダーは、エンジンルーム側に腐食(錆)や修理跡などがないかもチェック。固定ネジを回した形跡がないかも確認。ブラケット(フェンダーを支えている金具)の状態にも注意。ネジは、フロントドアのピラー(柱)部にもある。
 フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、修理しても修復歴にはならないが、大きな衝撃を受けて修理/交換していれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか調べる必要がある。

  • 取り付け状態を調べる1

  • 取り付け状態を調べる2

10.縁と奥も覗いてチェック

 フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹みなどがないか。フェンダーに歪みがないか確認。
 鉄板を内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡などがないかもチェック。さらに奥を覗いて、タイヤハウス内の状態も確認。フロントフェンダーは、内側に設置しているライナー(泥よけ)の取り付け状態に注意。同様に、バンパー側の状態も見てみよう。

  • ホンダ ステップワゴン (フェンダー1)

  • ホンダ ステップワゴン (フェンダー2)

  • 11.フロントドアのチェック

    ホンダ ステップワゴン (ドアヒンジ)

  • 11.フロントドアのチェック

     ドアに大きなダメージを負うと、外して修理したり、あるいは交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけではドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺にダメージや修理跡などがないかも調べて判断する必要がある。

12.スライド機構を確認する

 スライドドアは、注意ポイントが多い。ドアを支えている金具類のほかに、開口部の上下と車体後部側面に通っているレール(溝金具)も、修正、あるいは交換している形跡などないかチェック。フロントドアと同様に、ドア自体と周辺の状態にも注意しよう。

  • ホンダ ステップワゴン (スライドドア1)

  • ホンダ ステップワゴン (スライドドア2)

  • ホンダ ステップワゴン (スライドドア3)

  • ホンダ ステップワゴン (スライドドア4)

  • 13.スライドドアのチェック

    ホンダ ステップワゴン (スライドドア5)

  • 13.スライドドアのチェック

     立て付けをチェックし、損傷や修理跡などがないかも確認。ドアを開閉して、スライドの動作をチェック。ドアの動きが重いとか引っかかりがあるなどの異常に注意。きちんと閉まることも確かめよう。
     パワースライドドアは、運転席側のスイッチやリモコンの操作具合もチェック。イージークローザーの作動状態も確認。

14.下側に注意ポイント

 車体側面は、ドア下部に設置しているサイドシルガーニッシュに傷や破損、修理/交換の形跡などがないかチェック。
 重要なのは、ガーニッシュを被せているサイドシル(車体前後方向に通っている梁)のほうだ。防錆処理で表面が荒れているので判断は難しいかもしれないが、下側を覗いて、損傷や歪み、修理/交換の形跡などがないか調べよう。前後ドアを開けて、ステップ部に修理跡がないかも確認しよう。

  • ホンダ ステップワゴン (下部1)

  • ホンダ ステップワゴン (下部2)

15.リアフェンダーのチェック

 損傷や修理跡などがないかチェック。バンパーやコンビネーションランプ、リアスライドドアなど、周辺部も含めて、立て付けをチェック。ホイールアーチスライドドアのレールがある部分など関連部の状態もチェック。スライドドアを開けて、開口部に修理/交換跡などがないかも確認。
 車体左側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。リッドの交換にも注意。

  • ホンダ ステップワゴン (リアフェンダー)

  • ホンダ ステップワゴン (フューエルリッド)

16.テールゲートのチェック

 解錠・施錠の具合をまず確認。開閉して、テールゲートがスムーズに動いて、上げた状態でしっかり止まっていることも確認。閉める時にカチッと収まらない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。ずれているだけなら調整で直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。
 テールゲートの内側に修理跡がないかもチェック。開閉機構部も、修理跡などがないか。交換している形跡がないか調べよう。

  • ホンダ ステップワゴン (テールゲート1)

  • ホンダ ステップワゴン (テールゲート2)

17.鉄板の接合部に注意

 開口部左右のピラー(柱)を見ると、鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意して、修理/交換の形跡がないか慎重にチェック。開口部の下半分は、コンビネーションランプやバンパーの取り付け状態を調べよう。 後方から強い衝撃を受けると広範囲に波及することがあるので、ルーフやキャビン(室内)などのダメージにも注意する必要がある。

  • 鉄板の接合部に注意1

  • 鉄板の接合部に注意2

  • 18.タイヤとホイールのチェック

    ホンダ ステップワゴン (タイヤ)

  • 18.タイヤとホイールのチェック

     タイヤは、スリップサインを目安に、残り溝の深さを点検。傷、異物の刺さりや噛み込み、ひび割れなどがないかも確認。同時に、接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗が起きていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、あるいは車体が歪んでいるのか、確かめる必要がある。
     スチールホイールは、ホイールキャップに傷や破損などがないかチェックし、ホイールのリム部(タイヤと接している外周部)に損傷や曲がりなどがないかも確認。アルミホイールの場合も、損傷や破損がないかチェックするが、変形や割れなどにも注意。

19.床下を覗いて確認

 フレーム(骨格)やメンバー(補強部材)などに損傷や修理/交換の形跡などがないか。マフラーやサスペンション、ブラケットなど、部品や金具類に損傷や曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないか。車体の前後左右から覗いてチェックしよう。
 油脂汚れ(オイルやグリスなどの漏れの兆候)やゴム部品の劣化(ひび割れ)などにも注意。錆が発生していれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食の進行に注意したい。

  • ホンダ ステップワゴン (床下1)

  • ホンダ ステップワゴン (床下2)

  • 20.エンジンをかけてみる

    エンジンをかけてみる

  • 20.エンジンをかけてみる

     エンジンをかけて、始動具合やアイドリング回転などをチェック。始動時には、表示/警告灯類の点灯にも注意。スマートキー装着車は、エンジンスイッチの操作具合も確かめよう。最初は、販売店スタッフに始動してもらうといいだろう。
     スムーズに始動しない。アイドリング回転が不安定。異音や大きな振動なども、なんらかのトラブルを抱えている。異常を感じたり、疑問があれば、販売店スタッフに聞いてみよう。

  • 21.装備機器類の機能を確認

    装備機器類

  • 21.装備機器類の機能を確認

     ウインカーやヘッドライト、ブレーキ/バックランプなど、保安装置類の作動状態をまず確認。電装機器や電動機構は、スイッチを入れるだけでなく、調整操作して機能を確認。エアコンは冷暖房ともチェックするが、後席クーラー/ヒーターの利き具合も確かめる。パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯のほか、スマートキーやキーレスエントリーなども忘れずにチェックしよう。
     メーカーオプションなどを付けている車両もある。仕様グレードで異なる標準装備や追加装備の有無は、現車をチェックする前に確かめておこう。

  • 22.オートマチックのチェック

    ホンダ ステップワゴン (オートマチック)

  • 22.オートマチックのチェック

     エンジンをかけてブレーキを踏んだままセレクトレバーを操作して、緩みや引っかかりなどがないか。各ポジションにスムーズに切り替えできるかどうかチェック。できれば試走して、トルクコンバーター付CVT のスムーズな発進と、変速ショックがないことを確認。ECON スイッチを押して、エコアシストの状態も確かめたい。とはいっても、エンジンとトランスミッションは電子制御で連携しているので、不調や不具合を判断するのは難しい。現状で問題がないか、販売店に聞いて確認しよう。

23.隅まで細かくチェック

 室内は、シートや内装材などに汚れや染み、傷、穴などがないかチェック。運転席の周囲だけでなく、助手席側や2 列目/3 列目席、ラゲッジスペースまで念入りに調べよう。床や天井の状態も確認。ボックスやポケットなどは内部も確認。エアコンの吹き出し口やボックスの蓋などは、可動部の破損にも注意。シートアレンジや3 列目シートの床下収納なども試してみよう。

  • ホンダ ステップワゴン (室内1)

  • ホンダ ステップワゴン (室内2)

■車両の情報をチェック

  • 書類

     備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
     現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容にも注意しよう。

  • 書類

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。
●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような”直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。
●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。
●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。
●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。
●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2 度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。
●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●プレスライン(外板パネルが折れ曲がっている角の線)や、モール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

● 1996 年5 月新発売以来、2009 年10 月にフルモデルチェンジして4代目RK 型となったステップワゴン。従来の3 代目RG 型に比べて、外観は、フロントまわりは”吊り目”ヘッドライトを廃止し、直線基調で角を強調。全体的なデザインは、2000 年代前半の2代目RF 型を思い起こさせる”箱”形を発展させたようなイメージとなった。車体は、サイドウインドウを立ててルーフ幅を40mm 拡大し、ウインドウガラス面積も拡げている。全長が+ 50mm、車高が+ 45mm。室内高さは+ 45mm となり、ヘッドクリアランスが場所によって+ 25 .40mm。5 ナンバーミニバンクラスで最大の居住空間を確保している。3 列目シート床下格納機構やサイドビューサポートミラーなどを採用し、使い勝手も向上。低燃費運転支援エコアシスト機構を装備し、5 ナンバー2000cc クラストップの低燃費を達成している。
●エンジンは2.0L(1997cc)。2WD(FF 前輪駆動)はCVT(無段変速機)、4WD には4 速AT を組み合わせている。
仕様グレードの「G」は、ハロゲンヘッドライト、サイドビューサポートミラー、エコアシスト、フロントフルオートエアコン+リアクーラー、2/3 列目シート用左右独立エアコンアウトレット、電波式キーレスエントリーシステム、イモビライザー、オーディオレス2 スピーカーが標準装備のベーシックタイプ。
「G L パッケージ」は、G の装備に、両側パワースライドドア、スライドドアイージークローザー、運転席ハイトアジャスターが加わり、オーディオレス4 スピーカーが標準装備。
「L」は、G L パッケージの装備を含むほか、HID ディスチャージヘッドライト、アクティブコーナリングライト、スマートキーシステム、セキュリティアラーム、スライドドアカーテンランプ、ハーフシェイドフロントウインドウ、コンフォートビューパッケージを標準装備。

「Li」は、L の装備に、HDD インターナビシステム+マルチビューカメラシステム、車速/車間制御ACC(アダプティブクルーズコントロール)+マルチインフォメーションディスプレイ、1 列目席サイドエアバッグ+1/2/3 列席サイドカーテンエアバッグ、ヒルスタートアシスト機能、追突軽減ブレーキ+運転席/助手席プリテンショナー、室内確認用ミラー付きサングラスボックス、フロントドアシルバー塗装インナードアハンドル、2/3列目席センターヘッドレストが加わる。
4WD 車は、リアヒーター、コンフォートビューパッケージ、熱線入りフロントウインドウを標準装備。ホイールは全タイプとも15 インチスチールで、2WD 車は195/65R タイヤ、4WD 車は205/65R タイヤ。16インチアルミホイールは、メーカーオプションで設定されており、2WD 車はチューニングサスペンションとの組み合わせになる。
参考車両は、「G L パッケージ」に、メーカーオプションのリアカメラ付インターナビシステム+6スピーカー+ETC、2列目6:4チップアップ&スライドシート、リアエンターテイメントシステム、ディスチャージヘッドライト。ディーラーオプションのフロアカーペットを追加装備している。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定

グレード型式シフト駆動定員
GDBA-RK1CVTFF8
DBA-RK25AT4WD8
GL パッケージDBA-RK1CVTFF8
DBA-RK25AT4WD8
LDBA-RK1CVTFF8
DBA-RK25AT4WD8
LiDBA-RK1CVTFF8
DBA-RK25AT4WD8

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ