中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.28 / 掲載日:2011.09.09

スズキ ワゴンR(2006年~)中古車購入チェックポイント

  • スズキ ワゴンR(2006年~)中古車購入チェックポイント

    スズキ ワゴンR

    CBA-MH21S
    参考車両:250T(FT-Sリミテッド)
    初年度登録2006年6月 (2006年6月)

  • スズキ ワゴンR

■全体のチェックポイント

2003年9月~2008年9月まで販売していた3代目。人気車種なので新車販売台数が多く、中古車数も当然多い。何台かを比べて、納得のいく1台を選びたい。参考車両は特別仕様車だが、基本は2005年9月~2007年5月までのモデルに該当する。現車をチェックする際は、仕様グレードや装備をまず確認。外装・内装をしっかりチェックするのはもちろんだが、注意したいのはエンジンやトランスミッションなどの状態。ブレーキ、サスペンション、タイヤなども含めた走行系の定期点検整備や消耗部品交換を行っているかどうかも確かめよう。疑問があれば、販売店スタッフに聞いて確認する。購入後のトラブルや維持費を考えれば、納車時整備や販売店保証が付いている車両を選ぶほうが不安は少ない。

  • 1.車両の雰囲気から探る

    スズキ ワゴンR (正面)

  • 1.車両の雰囲気から探る

     車両の周囲をひと巡りして、外装に異常がないかチェック。違和感や不自然に見える部分などがあれば、詳しく調べよう。
     前方からは、バンパー/グリル/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなどのバランスを見る。ワゴンRはナンバープレートが右寄りに付いているが、前面は基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しくなっていたり(交換)、ナンバープレートに変形や修正跡がある場合は、車体部の修理を疑ってみる。バンパーの角や下側の損傷などにも注意。

  • 2.後部のチェックポイント

    スズキ ワゴンR (後部)

  • 2.後部のチェックポイント

     前面と同様に、バンパー/テールゲート(バックドア)/コンビネーションランプ(テールライト)/フェンダーなどのバランスをチェック。
     後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が、車体部の修理/交換を推測するヒントになる。
     テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間が狂っている箇所があれば、その部分の車体部を修理/交換していると考えられる。

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

    スズキ ワゴンR (正面左)

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

     外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、フェンダーを中心に見てみると、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、ドア、ピラー(フロントガラス部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、どれかがダメージを負ってずれているか、あるいは修理/交換している可能性がある。
     隙間を境に、隣り合う外板パネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が微妙に違って見えることがある。

  • 4.角度を変えると見える

    スズキ ワゴンR (外装)

  • 4.角度を変えると見える

     外装をチェックする時は、見る角度を変えてみよう。プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。パネル表面を斜め方向から透かして見ると、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
     しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装面の艶が違う部分やザラザラとした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

  • 5.整備状態を確かめる

    スズキ ワゴンR (内側)

  • 5.整備状態を確かめる

     定期点検整備記録と突き合わせて、エンジンと周辺をチェック。オイル漏れなどにも注意。できればブレーキ液やバッテリー液など、日常点検項目くらいは見ておきたいが、詳しい整備状態は販売店スタッフに聞いて確認しよう。
     交換した新しい部品を見つけたら、消耗品か、不具合か、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を探ってみる。

6.車体内側の鉄板を調べる

 左右フェンダー側や室内側のパネル、フレーム、メンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために、歪みや修理/交換跡などがないか確認する。サスペンションを交換している形跡がないかも注意してチェックしよう。

  • 7.取り付け状態を確認

    スズキ ワゴンR (内側)

  • 7.取り付け状態を確認

     フロントフェンダーは、エンジンルーム側に錆や腐食、修理跡などがないかチェック。同時に、取り付けネジを回した形跡がないかも調べよう。フェンダーを支えているブラケット(下側にある金具)を修正/修理した形跡がないかも確認。
     フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、修理しても修復歴にはならない。しかし、大きな損傷を負って、外して修理、あるいは交換していれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。

  • 8.前部の必須チェックポイント

    スズキ ワゴンR (内側)

  • 8.前部の必須チェックポイント

     エンジンルームの最前部にある、車体の左右に繋がっているラジエターコアサポートは、車体に強い衝撃を受けると影響が及びやすい。左右フェンダー側へ伸びている部分や接続部にも注意して、修理や修正、交換した形跡などがないか調べよう。ラジエター本体をはじめ、フロントグリルやヘッドライトなど関連部品、バンパーやフェンダーなど周辺の状態も含めて、慎重にチェックしよう。

  • 9.ボンネットの裏も見る

    スズキ ワゴンR (内側)

  • 9.ボンネットの裏も見る

     外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかも調べよう。特に先端部周辺を慎重にチェック。シーラーの異常にも注意。
     外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺の状態も確認。ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷なども考えられるが、車体部の修理/交換にも注意する必要がある。

10.側面のチェックポイント

 ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することもあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけでドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)なども詳しく調べて判断する必要がある。

  • スズキ ワゴンR (側面1)

  • スズキ ワゴンR (側面2)

  • 11.縁と奥も覗いてチェック

    スズキ ワゴンR (フェンダー)

  • 11.縁と奥も覗いてチェック

     フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹み、修理跡などがないかチェック。フェンダーに歪みがないかも確認。
     内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡がないかもチェック。さらに奥を覗いて、タイヤハウス内の状態もチェック。フロントフェンダーは、内側にある泥よけカバーの状態も調べる。「リミテッド」系の車両は、下側にあるサイドアンダースポイラーの状態にも注意。

12.下側にチェックポイント

 参考車両は、側面下部にサイドアンダースポイラーを装着している。傷や破損がないか、損傷を負って交換していないかチェック。
 もっと重要なのは、サイドシル(車体の梁)のほうだ。スポイラーで覆われている部分は見えないが、床下側を覗いて、下に突き出ている部分に損傷や腐食、修理跡などがないか必ずチェック。ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)の状態も調べよう。

  • スズキ ワゴンR (下側1)

  • スズキ ワゴンR (下側2)

13.リアフェンダーのチェック

 リアドアを開けて、開口部を調べよう。後席への乗り降りなどで傷付けることがある。擦り傷、引っ掻き傷、打ち傷などのほか、簡易塗装補修跡などがないかチェック。修理跡がないかも注意する。
 開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修か修理している。周辺を調べて、損傷の程度と範囲を確かめよう。
 車体左側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。フューエルリッド表面の色艶にも注意。

  • スズキ ワゴンR (リアフェンダー)

  • スズキ ワゴンR (フューエルリッド)

  • 14.テールゲートのチェック

    スズキ ワゴンR (テールゲート)

  • 14.テールゲートのチェック

     解錠・施錠の具合をまずチェック。開閉して、テールゲートを上げ下げする動きがスムーズかどうかチェック。全開状態でしっかり止まっていることも確認。
     閉める時にうまく収まらない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいることも考えられるので要注意。

  • 15.開口部を慎重にチェック

    スズキ ワゴンR (テールゲート 開口部)

  • 15.開口部を慎重にチェック

     テールゲートの開口部を見ると、鉄板の接合部がある。修理/交換の形跡などがないか、溶接、シーラー、塗装の状態を調べよう。開口部の下半分は鉄板部が見えないが、コンビネーションランプやバンパー、フェンダーなどの状態に注意。後方から強い衝撃を受けると、ルーフやキャビン(室内)などにも波及することがあるので、周辺部も含めて慎重にチェックする必要がある。

  • 16.取り付け部もチェック

    スズキ ワゴンR (テールゲート 取り付け部)

  • 16.取り付け部もチェック

     テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。テールゲートを交換している形跡がないか注意して、取り付け状態を確認。ヒンジおよびルーフ側のヒンジ固定部周辺に歪みや修整/修理の形跡などがないかもチェックしよう。

  • 17.床の中も開けて確認

    スズキ ワゴンR (スペアタイヤ収納部)

  • 17.床の中も開けて確認

     ラゲッジフロアを開けて、スペアタイヤ収納部周辺を調べよう。歪みや修理/交換跡がないかチェック。底に貼ってある防振シートを張り替えていないかも注意。新しい塗装跡があれば、錆などの補修か、修理跡か調べよう。

  • 18.タイヤとホイールのチェック

    スズキ ワゴンR (タイヤ)

  • 18.タイヤとホイールのチェック

     タイヤは、スリップサインを目安に、残り溝の深さを点検。傷、異物の刺さり、ひび割れなどがないかもチェック。同時に、接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、原因を確かめる必要がある。異常摩耗は、不適切なエア圧でも起こるが、アライメント(ホイールの取り付け角度)の狂いや車体の歪みなども考えられる注意サインだ。
     スチールホイールは、ホイールキャップに傷や破損などがないかチェック。ホイールのリム部(タイヤと接している縁の部分)に曲がりがないかも確認。アルミホイールの場合は、損傷やリムの曲がりがないかチェックするが、変形や割れなどにも注意する。

  • 19.床下を覗いて確認

    スズキ ワゴンR (床下)

  • 19.床下を覗いて確認

     パネルやフレーム、メンバー(補強部材)など鉄板部、マフラーやサスペンションなど部品類、ブラケットなど金具類も、傷や曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。外観をきれいに直しても、見えない床下は修理しないことがあるので、ダメージ痕を見つけることもある。前後バンパーの裏奥や、左右サイドシル側からも奥まで覗いてみよう。
     油汚れ(オイルやグリスなどの漏れの兆候)やゴム部品の劣化(ひび割れなど)にも注意。錆があれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、範囲と腐食の進行状態を確かめよう。

  • 20.不具合の兆候がないか探る

    スズキ ワゴンR (エンジンをかける)

  • 20.不具合の兆候がないか探る

     エンジンをかけて、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。
     始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えていると考えられる。
     始動時には表示/警告灯類の点灯などにも注意するが、異常を判断するのは難しい部分もあるので、車両の購入を決めたら、納車の前に販売店で念入りにチェックしてもらうようにしよう。

21.装備機器類の機能を確認

 ヘッドライト、ウインカー、テール/ブレーキ/バックランプなど、保安装置の作動状態をチェック。エアコンやオーディオなどは、スイッチを入れるだけでなく、調整操作して機能を確認。パワーウインドウの開閉、ドアロック、室内ランプの点灯、リモコンキーなど、基本的な部分の操作と機能も忘れずにチェックする。
 参考車両は、HDDナビなどを装備している特別仕様車だが、仕様グレードによって異なる標準装備や追加装備の有無などは、販売店で事前に確かめておこう。

  • スズキ ワゴンR (室内1)

  • スズキ ワゴンR (室内2)

  • 22.オートマチックのチェック

    スズキ ワゴンR (オートマチック)

  • 22.オートマチックのチェック

     セレクトレバーを各ポジションに切り替えて、緩みや引っかかりなどがないか、操作具合をチェック。試乗が可能なら、走行時のオートマチック動作を確認したい。とはいっても、はっきりとした症状や異音などが出ていないと、異常や不具合を判断するのは難しい。エンジンやトランスミッション、ブレーキ、サスペンションなど、走行に関わる部分は販売店で点検、確認してもらうほうがいい。

23.隅まで細かくチェック

 室内は、シートや内装材などに汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、後席やラゲッジスペースも慎重にチェック。床や天井の状態や、ボックスやポケットなどの内部も調べる。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意。汚損や損壊などがあれば、修復可能かどうか確認しよう。

  • スズキ ワゴンR (室内1)

  • スズキ ワゴンR (室内2)

  • スズキ ワゴンR (室内3)

■車両の情報をチェック

  • 書類

  •  備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
     現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容にも注意しよう。

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。
●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

●2003年9月にフルモデルチェンジして3代目となったワゴンR。背高角形のトールワゴンスタイルを継承し、室内空間を拡げると共に走行性を向上している。その後、2008年9月に4代目へ替わる間に、2004年12月、2005年9月、2007年5月にそれぞれ改良と仕様変更を行っている。バリエーションモデルには「RR」があり、2007年2月には「スティングレー」を追加発売。他にも、特別仕様車を発売している。

●2005年9月のマイナーチェンジでは、自発光式ブラックパネルメーター、新表皮シート&ドアトリム、新デザインのステアリングパッドを装備。スポーティタイプは前後バンパーとフロントグリルを変更した。

660ccエンジンは、NA(自然吸気)とターボの2種があり、ターボ車はグレード名に“T”が付く。基本はコラムシフト4速ATだが、NA車には5速MTも設定。駆動方式は、2WD(FF前輪駆動)と4WDがある。仕様グレードの「FA」は、オーディオレス、インパネボックス、センターキャップ付13インチスチールホイールが標準装備の廉価タイプ。

「FX」は、電動格納式ドアミラー、CD・AM/FMラジオ・2スピーカー、キーレスエントリー、シルバーエアコンルーバーリング、メッキインサイドドアハンドル、スモークガラス(リアドア、クォーター、バックドア)、フルホイールキャップ付13インチスチールホイールなどを標準装備。

「FT」は、FXの装備に、EBD電子制動力配分装置・ブレーキアシスト付ABS、ベンチレーテッドフロントディスクブレーキが加わる。

AT車は、フロントベンチシート、フットパーキングブレーキ。4WD車は、ヒーテッドドアミラー、運転席シートヒーター。FAの4WD車は、EBD・ブレーキアシスト付ABS を標準装備している。
「FX-Sリミテッド」は、FXをベースに、メッキフロントグリルガーニッシュ、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラー、10mmローダウンサスペンション、6本スポーク14インチアルミホイール、MD/CD・AM/FMラジオ・6スピーカー、本革巻きステアリングホイール、専用色ファブリックシート、シルバードアアームレストなどを特別装備。

「FT-Sリミテッド」は、FTがベースで、特別装備は基本的にFX-Sリミテッドと共通だが、ビレットタイプのメッキフロントグリルで外観の個性を分けている。

2006年5月に発売した「250X」「250T」は、ワゴンRの250万台達成を記念した特別仕様車。250XはFX-Sリミテッド、250TはFT-Sリミテッドをベースに、キセノン(HID)ヘッドランプ、ミュージックキャッチャー機能付HDDナビゲーションシステム、運転席シートリフター、チルトステアリングを装備し、250LIMITEDエンブレムを付けている。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定

グレード型式シフト駆動
FACBA-MH21S5MTFF/4WD
CBA-MH21S4ATFF/4WD
FXCBA-MH21S5MTFF/4WD
CBA-MH21S4ATFF/4WD
FTCBA-MH21S4ATFF/4WD
FX-S リミテッドCBA-MH21S4ATFF/4WD
FT-S リミテッドCBA-MH21S4ATFF/4WD

特別仕様車

グレード型式シフト駆動
250XDBA-MH21S4ATFF/4WD
250TCBA-MH21S4ATFF/4WD

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ