中古車購入チェックポイント
更新日:2025.06.27 / 掲載日:2023.10.01
【2025年版】ミニバンで価格比較!おすすめモデルランキング
ミニバンは家族連れからアウトドア好きの単身の方まで幅広い層に支持される車種です。特に近年は空間が広々とし、車中泊に活用する方も増えています。
今回は人気のミニバンを価格比較し、おすすめの7車種を紹介します。中古車相場を確認してお気に入りの一台を見つけましょう。
【合わせて読みたい記事】
・室内空間の広さ
・多様な使い勝手
・さまざまなサイズ感と価格帯
家族でのドライブやキャンプ、釣りや車中泊など多くのシーンでミニバンの室内空間の広さが発揮されます。
また、ひとまとめにミニバンといっても近年はコンパクトサイズから車体が大きく積載量もあるラージサイズまでさまざまです。
さらにミニバンは高価な印象を持つ方もいますが、近年はコンパクトかつリーズナブルな車種も多く販売されています。需要の高さから中古車でも状態が良く買いやすい商品が見られるため確認してみましょう。
ミニバンは大きいながら自分や家族の形に適したサイズや価格を選べることが人気の理由です。

街乗りはもちろん、キャンプや釣りなどで使う大型の荷物を詰んだり、家族みんなで乗車できたりすることから、近年は車中泊する方にも愛用されています。
力強い走行性能に優雅なデザインを兼ね揃えた車種と言えるでしょう。アウトドアも楽しみたい、だけどあまりアウトランダーな車は苦手という場合にぴったりです。
<年式:予算目安>
2018年式:125万円〜390万円
2019年式:237万円〜508万円
2020年式:300万円〜496万円
2021年式:284万円〜510万円
2022年式:309万円〜649万円
2023年式:335万円〜599万円
2024年式:344万円〜730万円
2025年式:420万円〜659万円
デリカD:5は、堅牢なボディ構造と優れた走破性を兼ね備えた、他にはない個性を持つミニバンです。近年のアウトドア人気の高まりを受けて、その評価はさらに高まっています。このため中古車市場では、同クラスのミニバンと比べても価格の下落が緩やかで、相場は高値で安定する傾向にあります。
・ホワイトダイヤモンド
・スターリングシルバーメタリック
・ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド
・ホワイトダイヤモンド×スターリングシルバーメタリック
・スターリングシルバーメタリック×グラファイトグレーメタリック
・グラファイトグレーメタリック×ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド×グラファイトグレーメタリック
この中では、角度によっては青みがかって見える「ホワイトダイヤモンド」と、引き締まった黒色の「ブラックマイカ」が人気です。
全長4,800mm×全幅1,795mm×全高 1,875mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒16バルブDOHC
・総排気量
2.3L(4WD)
・最大出力
107kw(145PS)/3700r.p.m
発売から15年が経過した今、デリカD:5 のユーザーからは「近年フルモデルチェンジを行うのでは?」と、予想がされています。
2019年には大幅な改良が加えられ、フロントフェイスには力強さを演出する「ダイナミックシールド」デザインを採用。室内空間では、素材の質感向上や装備の充実が図られ、電動パーキングブレーキの導入や先進安全装備「e-Assist」の全車標準化により、安全性と利便性が大きく強化されました。この改良により、全グレードが「サポカー」認定を受けるなど、安全基準も一段と向上しています。
そして2024年モデルでは、さらに進化を遂げています。電子制御4WDや高剛性ボディ、静音性に優れたクリーンディーゼルエンジンを採用し、快適な乗り心地と安定した走行性能を両立。また、精悍なブラックアクセントが際立つ特別仕様車「BLACK Edition」も新たに設定され、上質さとタフさを兼ね備えた一台としてラインアップに加わりました。
奥行140mm〜1,610mm×幅770mm〜1,245mm×高さ1,130mm
・荷室容量
約94L~約1,003L

実際のユーザーの声としても「子どものチャイルドシートを後部座席に置いてもらくらく座れる」「車中泊にも使える室内空間の広さ」と広さに高評価が集まっています。
ベルランゴはもともと商用車として作られていた歴史から、荷物の積載に強みをもっており、おしゃれさと実用性を兼ね揃えた車種と言えるでしょう。たっぷりと幅をとった車内空間は過ごし方の選択肢を広げてくれます。
<年式:予算目安>
2020年式:196万円~360万円
2021年式:189万円~350万円
2022年式:268万円~380万円
2023年式:288万円~453万円
2024年式:315万円~488万円
2025年式:401万円~510万円
現在の中古車市場におけるシトロエン・ベルランゴの流通台数は、約170台と少ないうえに、中古車価格は高水準で推移しています。ただし、登場からそれほど時間が経っていないこともあり、流通している多くの車両はコンディションが良好で、品質面でも安心して選べるのが大きな魅力です。
・ブラン イシ
・ブルー キアマ
・グリーン シルカ
「ブラン イシ」は透明感のある白色、「グリーン シルカ」は深みのあるグリーン、「ブルー キアマ」は濃い色調のブルーで、「グリーン シルカ」と「ブルー キアマ」は、艶を抑えたくすみカラーです。この中では「ブラン イシ」が特に人気です。
全長4,405mm×全幅1,850mm×全高1,850mm
・エンジン
ターボチャージャー付直列4気筒DOHC(ディーゼル)
・総排気量
1.5L
・最大出力
96kw(130PS)3,750r.p.m
2代目は2008年〜2018年までのモデルが該当します。
3代目は2018年のジュネーブ・モーターショーでお披露目された現行モデルです。プラットフォームにプジョーで有名なPSAグループの「EMP2」が採用されたことが注目を集めました。
発売から1年あまり経った2019年10月に日本での販売を開始し、オンラインでの申し込みは予約が殺到し、わずか5時間半で完売するほどでした。
なお、現在もその人気は継続しており中古車市場でも長く需要があります。
それまでのミニバンはセダンのシルエットが一般的でしたが、ベルランゴは一風変わったデザインで当時注目を集めました。
積載箇所が統合されていることからさまざまな荷物を手軽に載せられる点が実用性の高さを物語っています。商用車ならではの利便性の中にどこか愛らしいフォルムが多くのファンを獲得しました。
2代目:2008年〜2018年
2代目は初代のフォルムを採用しながら3シーターの設置が可能になり、搭乗人数が増えるとともに室内空間の快適さが増しました。後部のシートは調整可能で人が乗らない時はたっぷりの荷物を積める使い勝手の良さも魅力です。
3代目:2018年〜現行
元々商用車として始まったベルランゴでしたが、現行の3代目では「家族」をテーマにファミリー層が使いやすい車に仕上がっています。
リアドアは乗り降りしやすいよう広めの開口でチャイルドシートをつけても楽々乗り降り可能です。また、7人乗りのベルランゴロングも発売され、家族の人数や利用シーンによって選べます。
奥行1,000mm〜2,700mm×幅1,200mm×高さ1,000mm
・荷室容量
597L〜2,126L

ゴルフシリーズ特有の丸みのあるデザインや柔和なイメージを与えるフロントに、大容量の荷物を詰める広々とした室内空間が特長です。
<年式:予算目安>
2018年式:208万円〜289万円
2019年式:170万円〜330万円
2020年式:240万円〜367万円
2021年式:265万円〜373万円
2022年式:325万円〜443万円
2023年式:423万円〜391万円
2024年式:422万円〜536万円
2025年式:463万円〜504万円
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランは、中古車市場での流通台数は約220台と少なめで、選択肢がやや限られているのが現状です。また、初期モデルではトランスミッションに関する不具合が一部報告されているため、購入を検討する際は修理履歴や保証内容をよく確認することが重要です。
・ピュアホワイト
・アトランティックブルーメタリック
・ドルフィングレーメタリック
・グラナディラブラックメタリック
この中では純白のソリッドカラーである「ピュアホワイト」や、紺色に近い落ち着いた青色の「アトランティックブルーメタリック」、漆黒のように深い黒色の「グラナディラブラックメタリック」が人気です。
全長4,535mm~4,540mm×全幅1,830mm×全高1,670mm
・エンジン種類
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)
・総排気量
1.5L
・最大出力
110kw(150PS)5,000/r.p.m~6,000/r.p.m
日本では初代モデルが2004年から販売開始。その実用性の高さとデザイン性から「2004-2005インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
2016年発売の2代目は、エンジンがガソリンとクリーンディーゼルから選択できる点が特徴的です。
安全設備も最新のものを採用しているため、従来のゴルフトゥーランのデザインの良さに走行性向上が加わりました。
5代目ゴルフのプラットフォーム(骨格部分)を使い、7人乗りのミニバンとして発売されました。
日本では2004年の発売からマイナーチェンジや一部仕様変更を行い、2012年は追加モデルの「クロストゥーラン」を発表しました。このクロストゥーランはSUVの特徴をおりまぜた車種で、中古車市場では流通量が少ないため、価格はゴルフトゥーランよりも高めの設定です。
2代目:2015年〜現行
現在販売されているモデルは2代目です。生産コストや車両価格を抑えるために開発されたフォルクスワーゲンの「MQB」を採用した点が特徴です。また、ボディの軽量化に成功していて燃費の高さも貢献しています。
さらに最新技術を導入し、車をオンラインで管理できる「We Connect」にも注目です。アプリと連携させることで鍵の占め忘れや駐車場の把握、ライトの消し忘れ防止にも役立ちます。
137L〜1,857L
3列目シートを格納し、さらに2列目と助手席を倒すと完全にフラットとなり、サーフボードや自転車なども積み込めます。

また、ラゲッジルームを有効活用できるダブルバックドアがアウトドア好きや荷物が多い子育て世代から支持されています。
モダンな雰囲気とスタイリッシュさを兼ね揃えたおすすめの車種です。
<年式:予算目安>
2018年式:98万円〜409万円
2019年式:118万円〜355万円
2020年式:192万円〜368万円
2021年式:195万円〜390万円
2022年式:流通量希少のため算出不可
2023年式:340万円〜429万円
2024年式:353万円〜405万円
2025年式:420万円〜425万円
ルノー カングーは、個性的なデザインと高い実用性で根強い人気を誇るモデルです。2023年に3代目が登場したことにより、2022年以前の中古車は値下がり傾向にありますが、それ以降のモデルについては安定して高値で取引されている状況です。
・ブラウン テラコッタ
・グリ ハイランド
・ブルー ソーダライト
・ブラン ミネラル
・ジョンアグリュム(ブラックバンパー仕様)
・ブラン ミネラル(ブラックバンパー仕様)
この中では、オレンジ色を加えたようなブラウン色の「ブラウン テラコッタ」が人気です。
・ボディサイズ
全長4,490×全幅1,860×全高1,810mm
・エンジン種類
直列4気筒 DOHC16バルブ
・総排気量
1.3L
・最大出力
96kW(131PS)/5,000r.p.m
【1.5L ディーゼル車】
・ボディサイズ
全長4,490×全幅1,860×全高1,810mm
・エンジン種類
直列4気筒 SOHC8バルブ
・総排気量
1.5L
・最大出力
85kW(116PS)/3,750r.p.m
日本では4年後の2002年に販売開始され、国産車では見られないような独特のルックスと実用性の高さが人気を呼びました。
初代は数回のマイナーチェンジの中でギアの改善を行って走行性向上に努めた特徴があります。
二代目になると車体が大きくなり従来の5ナンバーから3ナンバーへの変化が見られます。また、クルーズコントローラーが装備された点も見逃せません。
3代目になるとそれまでの愛らしく丸みを帯びたデザインからスタイリッシュなデザインに変化しています。また、最新の安全設備を搭載したことにより、ドライバーの快適な走行をサポートしています。
マイナーチェンジを重ねる中で、荷室の利便性を高める「ダブルバックドア」が追加され、この装備はのちのモデルにも受け継がれる、カングーを象徴する機能となっています。
2代目:2009年〜2022年
2代目ではボディサイズが拡大され、より広々とした室内空間と安定した走行性能を実現。丸みを帯びた独特の外観デザインはファンの心をつかみ、国内外で長く愛される存在となりました。
特に、その可愛らしさと実用性のバランスの良さから、中古車市場においても今なお根強い人気を誇っています。
3代目:2023年〜現行
現行の3代目では、先進運転支援システムが大きく進化。車線の逸脱を防ぐ「エマージェンシーレーンキープアシスト」や、高速走行時の車間維持を支援する「ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト」などを搭載し、安全性と利便性が大きく向上しました。
これにより、実用性を維持しながらも街乗りから長距離ドライブまで快適にこなせる、より現代的なモデルへと進化しています。
奥行1,020mm×幅1,256mm×高さ1,111mm
・荷室容量
775L〜2800L(乗車人数による)

また、ラグジュアリーな室内空間は自家用車にも関わらず、おもてなしされるかのような感覚に陥りるほど洗練されています。
他の国産ミニバンと比較して価格は高めの設定ですが、納得できるこだわりが詰まった車種といえるでしょう。
<年式:予算目安>
2018年式:180万円〜503万円
2019年式:184万円〜570万円
2020年式:210万円〜570万円
2021年式:311万円〜498万円
2022年式:360万円〜534万円
2023年式:410万円〜1010万円
2024年式:730万円〜1098万円
2025年式:804万円〜958万円
トヨタ ヴェルファイアは、ミニバンの中でも特に人気の高い車種であり、中古車市場では高値で安定しています。なかでも現行モデルは新車の供給不足の影響もあり、一部では新車価格を上回る値がつけられるケースも少なくありません。
・プラチナホワイトパールマイカ
・ブラック
・プレシャスメタル
この中では、パールの輝きが際立つ明るい白色の「プラチナホワイトパールマイカ」や、高級感のある黒色の「ブラック」が人気です。なお、「プレシャスメタル」は落ち着いたシルバー色で、2024年に追加された新色。白系や黒系の定番カラーでは物足りない方がプレシャスメタルを選ぶ傾向にあります。
・ボディサイズ
全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,945mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒
・総排気量
2.487L
・最大出力
140kw(190PS)/6,000r.p.m
【ターボガソリン車】
・ボディサイズ
全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,945mm
・エンジン種類
直列4気筒インタークーラー付ターボ
・総排気量
2.393L
・最大出力
205kw(279PS)/6,000r.p.m
2代目は2015年~2023年までが該当し、こちらはアルファードとともに「大空間高級サルーン」がコンセプトでした。迫力あるフロントグリルにラッセル車のような力強いバンパーが印象的です。
2023年6月には3代目ヴェルファイアが発売され、安全性の高さの向上が目立ちます。
2代目のヴェルファイアは2015年に初のフルモデルチェンジをアルファードとともに行っています。フロント部分の外観が初代からガラリと変化し、広いメッキバーが特徴的です。なお、2代目はカラーが全7色と豊富でした。
3代目は兄弟車のアルファードとともにフルモデルチェンジされ、カー業界で話題になったことが記憶に新しいです。
主な特徴としては先代までは点在していたオーバーヘッドコンソール(室内照明機器のパーツ)が中央に集約され、使い勝手が良くなった点が挙げられます。
また、安全面でも向上が図られ、トヨタ独自の「Toyota Safety Sense」にドライバーの安全運転をさりげなくサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」機能を追加しました。
奥行1160mm×幅1410mm×高さ1330mm(最長)
・荷室容量
110L~1,198L

価格もスタンダードなものからハイグレードなものまで設定されているため、予算に合わせて選べます。
ミニバンは黒や白が多い中、エルグランドでは2トーンカラーを設けているため他のユーザとの変化が欲しい場合におすすめの車種です。
<年式:予算目安>
2018年式:138万円〜450万円
2019年式:130万円〜470万円
2020年式:155万円〜421万円
2021年式:225万円〜518万円
2022年式:273万円〜574万円
2023年式:355万円〜733万円
2024年式:369万円〜467万円
2025年式:流通量希少のため算出不可
日産 エルグランドは、トヨタのアルファードやヴェルファイアと比べると、中古車市場での需要はやや控えめな傾向があります。そのため、年式やコンディションが同等であっても、同クラスの上級ミニバンと比べて比較的手頃な価格で購入できる可能性があるのが特徴です。
・ディープクリムゾン(PM)
・ミッドナイトブラック(P)
・ピュアホワイトパール(3P)
・ダークメタルグレー(M)
・ディープクリムゾン(PM)/ミッドナイトブラック(P)の2トーン
※(PM)はパールメタリック、(P)はパール、(3P)は3コートパール、(M)はメタリックの略です。
この中では、青みがかった黒色の「ミッドナイトブラック(P)」が人気ですが、個性を演出したい場合は「ディープクリムゾン(PM)/ミッドナイトブラック(P)」の2トーンもおすすめです。
・ボディサイズ
全長4,975mm×全幅1,850mm×全高1,815mm(最長)
・エンジン種類
DOHC・V型6気筒
・総排気量
3.5L
・最大出力
206kw(280PS)6,460/r.p.m
【型式:QR25DE】
・ボディサイズ
全長4,975mm×全幅1,850mm×全高1,815mm(最長)
・エンジン種類
DOHC・直列4気筒
・総排気量
2.5L
・最大出力
125kw(170PS)5,600/r.p.m
2代目になるとホイールの穴が4穴から現在ではスタンダードな5穴に増え、デザイン性がアップしました。また、四輪ディスク式を採用したことで制動距離を短くした点も見逃せません。初代の良さを活かしながら乗り心地を追求したモデルと言えるでしょう。
現行の3代目では前輪駆動の採用で安定性を獲得します。さらに、車体の低重心化により運動性能を高めることにも成功しました。
豪華な内装と抜群の安定性はミニバンの先頭を走り続けているエルグランドだからこそなせる進歩でしょう。
発売当時は「お父さんの車」と呼ばれるくらいにパワフルな特長を持つミニバンとして脚光を浴びました。現在肩を並べるアルファードが発売される5年前に商用ではなく、自家用として活用できる車種として大ヒットしました。
2代目:2002年〜2004年
初代のレイアウトを活かしながらも、より利便性を高めるために4ドアだけでなく5ドアをメイン設定し、ボディの全長と全幅が拡張されました。なお、ボディサイズは大きくなりましたが全高を落とすことで低重心化し、車体の安定感を保てるようになった点が特徴です。
3代目:2010年〜現行
3代目は駆動方式の変化が特長です。これまでは後輪駆動だったものが3代目から前輪駆動に変更されました。これにより燃費の向上や室内空間の拡張に成功しています。
600L
積載できる荷物の目安は、9インチのゴルフバッグなら最大6セット、ベビーバギーなら2台、30Lのクーラーボックスなら2個です。

もともと商用だったこともあり、内装はシンプルですが、長年乗っても飽きの来ないデザインです。ジャージ素材のシートは汚れが目立ちにくかったり、拭き取りやすかったりと実用性に特化しています。
<年式:予算目安>
2018年式:183万円〜400万円
2019年式:134万円〜369万円
2020年式:190万円〜383万円
2021年式:242万円〜315万円
2022年式:191万円〜260万円
2023年式:227万円〜378万円
2024年式:210万円〜420万円
2025年式:261万円〜480万円
NV200バネットワゴンは、キャンプや車中泊といったアウトドア用途で人気が高まっており、ではキャンピング仕様にカスタムした中古車をも見られました。しかし、中古車市場の流通台数は多くないため、希望の条件に合った車両を見つけるには、ある程度の時間と根気が必要になるかもしれません。
・ホワイトパール(3P)
・スーパーブラック
・インペリアルアンバー(P)
・ブリリアントシルバー(M)
※(3P)は3コートパール、(P)はパール、(M)はメタリックの略です。
この中では、黄色がかった白色の「ホワイトパール(3P)」と、角度によっては白色にも見える明るいシルバー色の「ブリリアントシルバー(M)」が人気です。
全長4,400mm×全幅1,695mm×全高1,850mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒16バルブDOHC横置
・総排気量
1.6L
・最大出力
83kw(113PS)/5,600r.p.m
それ以来、フルモデルチェンジは行われていませんが、2021年にマイナーチェンジが行われています。その際は、燃費改良を目的とし、エンジン部分においてトランスミッションを4段ATからCVTに変更。また、アイドリングストップ機能も追加されました。
・WLTCモード:13.6km/L
・市街地モード:10.6km/L
・郊外モード:14.2km/L
・高速道路モード:15.0km/L
奥行1,230mm×幅1,255mm×高さ1,025mm
・荷室容量
3,550L
※本記事は、2025年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
【合わせて読みたい記事】
今回は人気のミニバンを価格比較し、おすすめの7車種を紹介します。中古車相場を確認してお気に入りの一台を見つけましょう。
【合わせて読みたい記事】
この記事の目次
リーズナブルなミニバンが人気の理由
まず、はじめに近年ミニバンが人気の理由を3つ紹介します。・室内空間の広さ
・多様な使い勝手
・さまざまなサイズ感と価格帯
家族でのドライブやキャンプ、釣りや車中泊など多くのシーンでミニバンの室内空間の広さが発揮されます。
また、ひとまとめにミニバンといっても近年はコンパクトサイズから車体が大きく積載量もあるラージサイズまでさまざまです。
さらにミニバンは高価な印象を持つ方もいますが、近年はコンパクトかつリーズナブルな車種も多く販売されています。需要の高さから中古車でも状態が良く買いやすい商品が見られるため確認してみましょう。
ミニバンは大きいながら自分や家族の形に適したサイズや価格を選べることが人気の理由です。
三菱 デリカD:5

三菱 デリカD:5の特長
デリカD:5はオールラウンダーミニバンとして知られ、アウトドア好きのユーザーから高い支持を集めています。街乗りはもちろん、キャンプや釣りなどで使う大型の荷物を詰んだり、家族みんなで乗車できたりすることから、近年は車中泊する方にも愛用されています。
力強い走行性能に優雅なデザインを兼ね揃えた車種と言えるでしょう。アウトドアも楽しみたい、だけどあまりアウトランダーな車は苦手という場合にぴったりです。
三菱 デリカD:5の中古車相場
デリカD:5を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:125万円〜390万円
2019年式:237万円〜508万円
2020年式:300万円〜496万円
2021年式:284万円〜510万円
2022年式:309万円〜649万円
2023年式:335万円〜599万円
2024年式:344万円〜730万円
2025年式:420万円〜659万円
デリカD:5は、堅牢なボディ構造と優れた走破性を兼ね備えた、他にはない個性を持つミニバンです。近年のアウトドア人気の高まりを受けて、その評価はさらに高まっています。このため中古車市場では、同クラスのミニバンと比べても価格の下落が緩やかで、相場は高値で安定する傾向にあります。
人気のボディカラー
ボディカラーは、下記の8色が設定されています。・ホワイトダイヤモンド
・スターリングシルバーメタリック
・ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド
・ホワイトダイヤモンド×スターリングシルバーメタリック
・スターリングシルバーメタリック×グラファイトグレーメタリック
・グラファイトグレーメタリック×ブラックマイカ
・ブラックダイヤモンド×グラファイトグレーメタリック
この中では、角度によっては青みがかって見える「ホワイトダイヤモンド」と、引き締まった黒色の「ブラックマイカ」が人気です。
スペック
・ボディサイズ全長4,800mm×全幅1,795mm×全高 1,875mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒16バルブDOHC
・総排気量
2.3L(4WD)
・最大出力
107kw(145PS)/3700r.p.m
歴代の三菱 デリカD:5
デリカD:5は、2007年の発売以降、マイナーチェンジを数回行っていますがフルモデルチェンジは一度も行われていません。発売から15年が経過した今、デリカD:5 のユーザーからは「近年フルモデルチェンジを行うのでは?」と、予想がされています。
先代モデルとの比較
2007年に初登場したデリカD:5は、「ミニバンとSUVの融合」という独自のコンセプトを掲げ、広い室内空間と三菱ならではの高い4WD性能を兼ね備えたモデルとして誕生しました。高いアイポイントと優れた悪路走破性により、雪道や山道といった厳しい環境下でも安定感のある走行を実現し、アウトドアを楽しむ家族層から高い支持を集めています。2019年には大幅な改良が加えられ、フロントフェイスには力強さを演出する「ダイナミックシールド」デザインを採用。室内空間では、素材の質感向上や装備の充実が図られ、電動パーキングブレーキの導入や先進安全装備「e-Assist」の全車標準化により、安全性と利便性が大きく強化されました。この改良により、全グレードが「サポカー」認定を受けるなど、安全基準も一段と向上しています。
そして2024年モデルでは、さらに進化を遂げています。電子制御4WDや高剛性ボディ、静音性に優れたクリーンディーゼルエンジンを採用し、快適な乗り心地と安定した走行性能を両立。また、精悍なブラックアクセントが際立つ特別仕様車「BLACK Edition」も新たに設定され、上質さとタフさを兼ね備えた一台としてラインアップに加わりました。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行140mm〜1,610mm×幅770mm〜1,245mm×高さ1,130mm
・荷室容量
約94L~約1,003L
シトロエン ベルランゴ

シトロエン ベルランゴの特長
シトロエン ベルランゴはデザインがとても特長的なミニバンです。フランス車ならではのデザインが子育て世代の女性からも評価を受けています。実際のユーザーの声としても「子どものチャイルドシートを後部座席に置いてもらくらく座れる」「車中泊にも使える室内空間の広さ」と広さに高評価が集まっています。
ベルランゴはもともと商用車として作られていた歴史から、荷物の積載に強みをもっており、おしゃれさと実用性を兼ね揃えた車種と言えるでしょう。たっぷりと幅をとった車内空間は過ごし方の選択肢を広げてくれます。
シトロエン ベルランゴの中古車相場
シトロエン ベルランゴを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2020年式:196万円~360万円
2021年式:189万円~350万円
2022年式:268万円~380万円
2023年式:288万円~453万円
2024年式:315万円~488万円
2025年式:401万円~510万円
現在の中古車市場におけるシトロエン・ベルランゴの流通台数は、約170台と少ないうえに、中古車価格は高水準で推移しています。ただし、登場からそれほど時間が経っていないこともあり、流通している多くの車両はコンディションが良好で、品質面でも安心して選べるのが大きな魅力です。
人気のボディカラー
シトロエン ベルランゴの基本ボディカラーは下記の3色が設定されています。・ブラン イシ
・ブルー キアマ
・グリーン シルカ
「ブラン イシ」は透明感のある白色、「グリーン シルカ」は深みのあるグリーン、「ブルー キアマ」は濃い色調のブルーで、「グリーン シルカ」と「ブルー キアマ」は、艶を抑えたくすみカラーです。この中では「ブラン イシ」が特に人気です。
スペック
・ボディサイズ全長4,405mm×全幅1,850mm×全高1,850mm
・エンジン
ターボチャージャー付直列4気筒DOHC(ディーゼル)
・総排気量
1.5L
・最大出力
96kw(130PS)3,750r.p.m
歴代のシトロエン ベルランゴ
ベルランゴの初代モデルは1996年〜2003年までのモデルです。2代目は2008年〜2018年までのモデルが該当します。
3代目は2018年のジュネーブ・モーターショーでお披露目された現行モデルです。プラットフォームにプジョーで有名なPSAグループの「EMP2」が採用されたことが注目を集めました。
発売から1年あまり経った2019年10月に日本での販売を開始し、オンラインでの申し込みは予約が殺到し、わずか5時間半で完売するほどでした。
なお、現在もその人気は継続しており中古車市場でも長く需要があります。
先代モデルとの比較
初代:1996年〜2003年それまでのミニバンはセダンのシルエットが一般的でしたが、ベルランゴは一風変わったデザインで当時注目を集めました。
積載箇所が統合されていることからさまざまな荷物を手軽に載せられる点が実用性の高さを物語っています。商用車ならではの利便性の中にどこか愛らしいフォルムが多くのファンを獲得しました。
2代目:2008年〜2018年
2代目は初代のフォルムを採用しながら3シーターの設置が可能になり、搭乗人数が増えるとともに室内空間の快適さが増しました。後部のシートは調整可能で人が乗らない時はたっぷりの荷物を積める使い勝手の良さも魅力です。
3代目:2018年〜現行
元々商用車として始まったベルランゴでしたが、現行の3代目では「家族」をテーマにファミリー層が使いやすい車に仕上がっています。
リアドアは乗り降りしやすいよう広めの開口でチャイルドシートをつけても楽々乗り降り可能です。また、7人乗りのベルランゴロングも発売され、家族の人数や利用シーンによって選べます。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行1,000mm〜2,700mm×幅1,200mm×高さ1,000mm
・荷室容量
597L〜2,126L
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン

フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランの特長
ドイツのフォルクスワーゲンから販売されているゴルフトゥーランは、国産のミニバンでは物足りないと感じた方におすすめです。ゴルフシリーズ特有の丸みのあるデザインや柔和なイメージを与えるフロントに、大容量の荷物を詰める広々とした室内空間が特長です。
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランの中古車相場
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:208万円〜289万円
2019年式:170万円〜330万円
2020年式:240万円〜367万円
2021年式:265万円〜373万円
2022年式:325万円〜443万円
2023年式:423万円〜391万円
2024年式:422万円〜536万円
2025年式:463万円〜504万円
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランは、中古車市場での流通台数は約220台と少なめで、選択肢がやや限られているのが現状です。また、初期モデルではトランスミッションに関する不具合が一部報告されているため、購入を検討する際は修理履歴や保証内容をよく確認することが重要です。
人気のボディカラー
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランのボディカラーは、下記の4色が設定されています。・ピュアホワイト
・アトランティックブルーメタリック
・ドルフィングレーメタリック
・グラナディラブラックメタリック
この中では純白のソリッドカラーである「ピュアホワイト」や、紺色に近い落ち着いた青色の「アトランティックブルーメタリック」、漆黒のように深い黒色の「グラナディラブラックメタリック」が人気です。
スペック
・ボディサイズ全長4,535mm~4,540mm×全幅1,830mm×全高1,670mm
・エンジン種類
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)
・総排気量
1.5L
・最大出力
110kw(150PS)5,000/r.p.m~6,000/r.p.m
歴代のフォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランは小型のミニバンで、2003年発売の初代は欧州でタクシーとして広く活用されていました。初代の駆動方式は前輪駆動のみで、四輪駆動のタイプはありませんでした。日本では初代モデルが2004年から販売開始。その実用性の高さとデザイン性から「2004-2005インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
2016年発売の2代目は、エンジンがガソリンとクリーンディーゼルから選択できる点が特徴的です。
安全設備も最新のものを採用しているため、従来のゴルフトゥーランのデザインの良さに走行性向上が加わりました。
先代モデルとの比較
初代:2003年〜2015年5代目ゴルフのプラットフォーム(骨格部分)を使い、7人乗りのミニバンとして発売されました。
日本では2004年の発売からマイナーチェンジや一部仕様変更を行い、2012年は追加モデルの「クロストゥーラン」を発表しました。このクロストゥーランはSUVの特徴をおりまぜた車種で、中古車市場では流通量が少ないため、価格はゴルフトゥーランよりも高めの設定です。
2代目:2015年〜現行
現在販売されているモデルは2代目です。生産コストや車両価格を抑えるために開発されたフォルクスワーゲンの「MQB」を採用した点が特徴です。また、ボディの軽量化に成功していて燃費の高さも貢献しています。
さらに最新技術を導入し、車をオンラインで管理できる「We Connect」にも注目です。アプリと連携させることで鍵の占め忘れや駐車場の把握、ライトの消し忘れ防止にも役立ちます。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室容量137L〜1,857L
3列目シートを格納し、さらに2列目と助手席を倒すと完全にフラットとなり、サーフボードや自転車なども積み込めます。
ルノー カングー

ルノー カングーの特長
ルノー カングー最大の特長は、国産車では見られない個性的なデザインです。車体に大きさがありながらもコロンとした丸みのあるデザインが人気の秘密です。また、ラゲッジルームを有効活用できるダブルバックドアがアウトドア好きや荷物が多い子育て世代から支持されています。
モダンな雰囲気とスタイリッシュさを兼ね揃えたおすすめの車種です。
ルノー カングーの中古車相場
ルノー カングーを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:98万円〜409万円
2019年式:118万円〜355万円
2020年式:192万円〜368万円
2021年式:195万円〜390万円
2022年式:流通量希少のため算出不可
2023年式:340万円〜429万円
2024年式:353万円〜405万円
2025年式:420万円〜425万円
ルノー カングーは、個性的なデザインと高い実用性で根強い人気を誇るモデルです。2023年に3代目が登場したことにより、2022年以前の中古車は値下がり傾向にありますが、それ以降のモデルについては安定して高値で取引されている状況です。
人気のボディカラー
ルノー カングーのボディカラーは、下記の6色が設定されています。・ブラウン テラコッタ
・グリ ハイランド
・ブルー ソーダライト
・ブラン ミネラル
・ジョンアグリュム(ブラックバンパー仕様)
・ブラン ミネラル(ブラックバンパー仕様)
この中では、オレンジ色を加えたようなブラウン色の「ブラウン テラコッタ」が人気です。
スペック
【1.3L ガソリン車】・ボディサイズ
全長4,490×全幅1,860×全高1,810mm
・エンジン種類
直列4気筒 DOHC16バルブ
・総排気量
1.3L
・最大出力
96kW(131PS)/5,000r.p.m
【1.5L ディーゼル車】
・ボディサイズ
全長4,490×全幅1,860×全高1,810mm
・エンジン種類
直列4気筒 SOHC8バルブ
・総排気量
1.5L
・最大出力
85kW(116PS)/3,750r.p.m
歴代のルノー カングー
初代ルノー カングーは、小型貨物車であった同社「エクスプレス」の後継モデルとして1997年に発売されました。日本では4年後の2002年に販売開始され、国産車では見られないような独特のルックスと実用性の高さが人気を呼びました。
初代は数回のマイナーチェンジの中でギアの改善を行って走行性向上に努めた特徴があります。
二代目になると車体が大きくなり従来の5ナンバーから3ナンバーへの変化が見られます。また、クルーズコントローラーが装備された点も見逃せません。
3代目になるとそれまでの愛らしく丸みを帯びたデザインからスタイリッシュなデザインに変化しています。また、最新の安全設備を搭載したことにより、ドライバーの快適な走行をサポートしています。
先代モデルとの比較
初代カングーは、耐久性に優れた設計と親しみやすいデザインで登場しました。乗用車としてはもちろん、商用車としても高い実用性を発揮し、多用途に使える点が高く評価されました。マイナーチェンジを重ねる中で、荷室の利便性を高める「ダブルバックドア」が追加され、この装備はのちのモデルにも受け継がれる、カングーを象徴する機能となっています。
2代目:2009年〜2022年
2代目ではボディサイズが拡大され、より広々とした室内空間と安定した走行性能を実現。丸みを帯びた独特の外観デザインはファンの心をつかみ、国内外で長く愛される存在となりました。
特に、その可愛らしさと実用性のバランスの良さから、中古車市場においても今なお根強い人気を誇っています。
3代目:2023年〜現行
現行の3代目では、先進運転支援システムが大きく進化。車線の逸脱を防ぐ「エマージェンシーレーンキープアシスト」や、高速走行時の車間維持を支援する「ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト」などを搭載し、安全性と利便性が大きく向上しました。
これにより、実用性を維持しながらも街乗りから長距離ドライブまで快適にこなせる、より現代的なモデルへと進化しています。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行1,020mm×幅1,256mm×高さ1,111mm
・荷室容量
775L〜2800L(乗車人数による)
トヨタ ヴェルファイア

トヨタ ヴェルファイアの特長
トヨタ ヴェルファイアは兄弟車種である「アルファード」と並び人気のLサイズミニバンです。外観は非常にダイナミックな印象を与え、大型のヘッドライトが特徴的です。また、ラグジュアリーな室内空間は自家用車にも関わらず、おもてなしされるかのような感覚に陥りるほど洗練されています。
他の国産ミニバンと比較して価格は高めの設定ですが、納得できるこだわりが詰まった車種といえるでしょう。
トヨタ ヴェルファイアの中古車相場
トヨタ ヴェルファイアを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:180万円〜503万円
2019年式:184万円〜570万円
2020年式:210万円〜570万円
2021年式:311万円〜498万円
2022年式:360万円〜534万円
2023年式:410万円〜1010万円
2024年式:730万円〜1098万円
2025年式:804万円〜958万円
トヨタ ヴェルファイアは、ミニバンの中でも特に人気の高い車種であり、中古車市場では高値で安定しています。なかでも現行モデルは新車の供給不足の影響もあり、一部では新車価格を上回る値がつけられるケースも少なくありません。
人気のボディカラー
トヨタ ヴェルファイアのボディカラーは、下記の3色が設定されています。・プラチナホワイトパールマイカ
・ブラック
・プレシャスメタル
この中では、パールの輝きが際立つ明るい白色の「プラチナホワイトパールマイカ」や、高級感のある黒色の「ブラック」が人気です。なお、「プレシャスメタル」は落ち着いたシルバー色で、2024年に追加された新色。白系や黒系の定番カラーでは物足りない方がプレシャスメタルを選ぶ傾向にあります。
スペック
【ハイブリット車】・ボディサイズ
全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,945mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒
・総排気量
2.487L
・最大出力
140kw(190PS)/6,000r.p.m
【ターボガソリン車】
・ボディサイズ
全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,945mm
・エンジン種類
直列4気筒インタークーラー付ターボ
・総排気量
2.393L
・最大出力
205kw(279PS)/6,000r.p.m
歴代のトヨタ ヴェルファイア
ヴェルファイアは現在3代目まで発売されており、初代は2008年~2015年まで販売されたものが該当します。現在のデザインよりもシンプルですが内装の豪華さは当時から際立っています。2代目は2015年~2023年までが該当し、こちらはアルファードとともに「大空間高級サルーン」がコンセプトでした。迫力あるフロントグリルにラッセル車のような力強いバンパーが印象的です。
2023年6月には3代目ヴェルファイアが発売され、安全性の高さの向上が目立ちます。
先代モデルとの比較
初代ヴェルファイアは2008年に販売開始され、当時はリクライニングやオットマンの電動化で話題になりました。期間限定生産のものがあったり、マイナーチェンジでカラーの追加ができたりと変化が大きい特徴を持ちます。2代目のヴェルファイアは2015年に初のフルモデルチェンジをアルファードとともに行っています。フロント部分の外観が初代からガラリと変化し、広いメッキバーが特徴的です。なお、2代目はカラーが全7色と豊富でした。
3代目は兄弟車のアルファードとともにフルモデルチェンジされ、カー業界で話題になったことが記憶に新しいです。
主な特徴としては先代までは点在していたオーバーヘッドコンソール(室内照明機器のパーツ)が中央に集約され、使い勝手が良くなった点が挙げられます。
また、安全面でも向上が図られ、トヨタ独自の「Toyota Safety Sense」にドライバーの安全運転をさりげなくサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」機能を追加しました。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行1160mm×幅1410mm×高さ1330mm(最長)
・荷室容量
110L~1,198L
日産 エルグランド

日産 エルグランドの特長
日産 エルグランドは広い室内空間と優雅な走りが特徴的なミニバンです。価格もスタンダードなものからハイグレードなものまで設定されているため、予算に合わせて選べます。
ミニバンは黒や白が多い中、エルグランドでは2トーンカラーを設けているため他のユーザとの変化が欲しい場合におすすめの車種です。
日産 エルグランドの中古車相場
日産 エルグランドを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:138万円〜450万円
2019年式:130万円〜470万円
2020年式:155万円〜421万円
2021年式:225万円〜518万円
2022年式:273万円〜574万円
2023年式:355万円〜733万円
2024年式:369万円〜467万円
2025年式:流通量希少のため算出不可
日産 エルグランドは、トヨタのアルファードやヴェルファイアと比べると、中古車市場での需要はやや控えめな傾向があります。そのため、年式やコンディションが同等であっても、同クラスの上級ミニバンと比べて比較的手頃な価格で購入できる可能性があるのが特徴です。
人気のボディカラー
日産 エルグランドのボディカラーは、下記の5色が設定されています。・ディープクリムゾン(PM)
・ミッドナイトブラック(P)
・ピュアホワイトパール(3P)
・ダークメタルグレー(M)
・ディープクリムゾン(PM)/ミッドナイトブラック(P)の2トーン
※(PM)はパールメタリック、(P)はパール、(3P)は3コートパール、(M)はメタリックの略です。
この中では、青みがかった黒色の「ミッドナイトブラック(P)」が人気ですが、個性を演出したい場合は「ディープクリムゾン(PM)/ミッドナイトブラック(P)」の2トーンもおすすめです。
スペック
【型式:VQ35DE】・ボディサイズ
全長4,975mm×全幅1,850mm×全高1,815mm(最長)
・エンジン種類
DOHC・V型6気筒
・総排気量
3.5L
・最大出力
206kw(280PS)6,460/r.p.m
【型式:QR25DE】
・ボディサイズ
全長4,975mm×全幅1,850mm×全高1,815mm(最長)
・エンジン種類
DOHC・直列4気筒
・総排気量
2.5L
・最大出力
125kw(170PS)5,600/r.p.m
歴代の日産 エルグランド
初代のエルグランドはパワフルな走りが特徴的でした。2代目になるとホイールの穴が4穴から現在ではスタンダードな5穴に増え、デザイン性がアップしました。また、四輪ディスク式を採用したことで制動距離を短くした点も見逃せません。初代の良さを活かしながら乗り心地を追求したモデルと言えるでしょう。
現行の3代目では前輪駆動の採用で安定性を獲得します。さらに、車体の低重心化により運動性能を高めることにも成功しました。
豪華な内装と抜群の安定性はミニバンの先頭を走り続けているエルグランドだからこそなせる進歩でしょう。
先代モデルとの比較
初代:1997年〜2002年発売当時は「お父さんの車」と呼ばれるくらいにパワフルな特長を持つミニバンとして脚光を浴びました。現在肩を並べるアルファードが発売される5年前に商用ではなく、自家用として活用できる車種として大ヒットしました。
2代目:2002年〜2004年
初代のレイアウトを活かしながらも、より利便性を高めるために4ドアだけでなく5ドアをメイン設定し、ボディの全長と全幅が拡張されました。なお、ボディサイズは大きくなりましたが全高を落とすことで低重心化し、車体の安定感を保てるようになった点が特徴です。
3代目:2010年〜現行
3代目は駆動方式の変化が特長です。これまでは後輪駆動だったものが3代目から前輪駆動に変更されました。これにより燃費の向上や室内空間の拡張に成功しています。
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室容量600L
積載できる荷物の目安は、9インチのゴルフバッグなら最大6セット、ベビーバギーなら2台、30Lのクーラーボックスなら2個です。
日産 NV200バネットワゴン

日産 NV200バネットワゴンの特長
2009年に発売されたNVバネットワゴンは、もともと商用車として広く活用されていた「NV200バネットバン」を一般客層向けにアレンジした車種です。そのため、荷物をたっぷり積んでも室内空間が広々としており、アウトドアや旅行に最適です。もともと商用だったこともあり、内装はシンプルですが、長年乗っても飽きの来ないデザインです。ジャージ素材のシートは汚れが目立ちにくかったり、拭き取りやすかったりと実用性に特化しています。
日産 NV200バネットワゴンの中古車相場
日産 NV200バネットワゴンを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。<年式:予算目安>
2018年式:183万円〜400万円
2019年式:134万円〜369万円
2020年式:190万円〜383万円
2021年式:242万円〜315万円
2022年式:191万円〜260万円
2023年式:227万円〜378万円
2024年式:210万円〜420万円
2025年式:261万円〜480万円
NV200バネットワゴンは、キャンプや車中泊といったアウトドア用途で人気が高まっており、ではキャンピング仕様にカスタムした中古車をも見られました。しかし、中古車市場の流通台数は多くないため、希望の条件に合った車両を見つけるには、ある程度の時間と根気が必要になるかもしれません。
人気のボディカラー
日産 NV200バネットワゴンのボディカラーは、下記の4色が設定されています。・ホワイトパール(3P)
・スーパーブラック
・インペリアルアンバー(P)
・ブリリアントシルバー(M)
※(3P)は3コートパール、(P)はパール、(M)はメタリックの略です。
この中では、黄色がかった白色の「ホワイトパール(3P)」と、角度によっては白色にも見える明るいシルバー色の「ブリリアントシルバー(M)」が人気です。
スペック
・ボディサイズ全長4,400mm×全幅1,695mm×全高1,850mm
・エンジン種類
水冷直列4気筒16バルブDOHC横置
・総排気量
1.6L
・最大出力
83kw(113PS)/5,600r.p.m
歴代の日産 NV200バネットワゴン
NV200バネットワゴンは「NVバネット」のワゴンタイプとして2009年に発売されました。それ以来、フルモデルチェンジは行われていませんが、2021年にマイナーチェンジが行われています。その際は、燃費改良を目的とし、エンジン部分においてトランスミッションを4段ATからCVTに変更。また、アイドリングストップ機能も追加されました。
燃費
日産 NV200バネットワゴンの燃費(国土交通量審査値)・WLTCモード:13.6km/L
・市街地モード:10.6km/L
・郊外モード:14.2km/L
・高速道路モード:15.0km/L
トランク・ラゲッジルームの広さ
・荷室サイズ奥行1,230mm×幅1,255mm×高さ1,025mm
・荷室容量
3,550L
※本記事は、2025年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
【合わせて読みたい記事】
この記事の画像を見る