中古車購入チェックポイント
掲載日:2022.07.01 / 更新日:2022.07.01

中古車を購入するときの注意点について解説

マイカーとして、中古車の購入を検討している方もいるでしょう。中古車を購入するまでには、いくつかの手順を踏まないといけません。

どの車を購入するか、売買契約の手続き、納車とそれぞれの工程で注意すべきポイントがいくつかあります。どのような注意点があるのか、以下にまとめましたので参考にしてみてください。

また、中古車は「車の販売価格=購入費用」ではありません。他にも「諸費用」が発生するので、ここで解説します。

中古車販売店の選び方の注意点

納得できる中古車を購入できるかどうかは、お店選びが重要なポイントです。信頼できて誠意ある対応をしてくれるお店で購入するように心がけましょう。

では、信頼できる中古車販売店とはどこを見ればいいのでしょう。その見分けるポイントについてまとめましたので、参考にしてください。

まずはホームページを確認する

お店に行く前にまずはホームページを確認してみましょう。

ホームページには、取り扱っている中古車の画像がアップされています。この時、いろいろな角度から撮影されているか、明るさなどにこだわっているかチェックしましょう。

きちんとしたお店であれば、車両に関する情報をできるだけ多く掲載し、購入を検討するお客さんに伝えようとするものです。写真だけでなく、中古車の情報が詳しく載っているかどうかも確認してください。

また、Webサイトにお店の代表者やスタッフの顔写真が載っているところは、信頼できるお店である可能性が高いです。

もし売りっぱなしの不誠実な対応をしているお店であれば、後々トラブルになるので顔出しはできません。

このようなところで、信頼できる優良なお店か見極めてみましょう。

口コミをチェックする

中古車販売店のホームページを見てみると「お客様の声」という形で、口コミをアップしているところも少なくありません。

ただし、この口コミはあまり鵜呑みにしないほうがいいでしょう。中には自作自演の口コミを載せているところもあります。

口コミの数が多いか、頻繁に更新しているか、お客様の写真を載せているか確認してみてください。投稿数が多かったりこまめに情報を更新されていたりすれば、本物のお客様の意見を載せている可能性が高いです。特に写真を掲載している場合は、信憑性が高いです。

口コミの意見だけでなく、数や更新頻度など総合的に見て信用できる情報か見極めましょう。

店構えを確認する

ホームページを見て「ここなら信頼できる」と思った中古車販売店があれば、実際に店舗に足を運んでみましょう。この時、店構えを確認することが大切です。

店舗内だけでなく、敷地全体の清掃が行き届いているかどうかもチェックしてみてください。優良なお店なら、お客様に不快な思いをさせないように清潔に保っているはずです。

また展示している車もチェックしましょう。欲しいと思っている車だけでなく、全体を見てください。

また、洗車されて綺麗な状態になっているかだけでなく、内装の様子も確認します。外装も内装も綺麗に清掃されているのであれば、日頃からメンテナンスをしっかり行っている信頼できるお店と判断できます。

スタッフの対応について

販売店で目ぼしい車が見つかったら、店員さんに声をかけてみてください。この時、店員さんの対応がどうかも、良いお店を見分けるためのポイントです。

気になる車が見つかったら、いろいろと聞きたいことが出てくるものです。この時に納得できる回答をしてくれるのか確認します。

例えば同じ車種が複数あって、一つだけ飛びぬけて安い価格の車があれば目が行く一方で、「なぜこの車だけ安いのか?」と気になるでしょう。そんな時は店員さんに質問をして、そのリアクションを確認してください。

ネガティブな情報でも、正直に答えてくれる店員さんであれば信頼できるでしょう。逆に質問してもはぐらかすなど、明確に答えてくれない場合は、そのお店は避けたほうがいいかもしれません。

大幅な値引きの有無

中古車を購入する時に少し予算的に厳しければ、値引き交渉しましょう。必ずではないですが、お店によっては値引きに応じてもらえる可能性があります。

しかし、表示価格よりも大幅に値引きをしてくるお店であれば、要注意です。値引きが前提で、もともとの価格を割高にしている可能性があります。

一見すると大幅に値引きしてくれるので「なんていいお店なんだ!」と思うかもしれませんが、大幅値引きをしているようで、実際は他のお店とあまり変わりなかったというケースもあります。

優良店であれば最初から表示価格が適正価格に設定されているため、そんなに大幅な値引きはしてくれないことのほうが多いです。

試乗させてくれるか

気になる車が見つかったら、試乗をしたいと店員さんに話してみてください。見た目は良くても乗り心地があまり良くないといった事態も起こりうるからです。

この時、試乗をOKしてくれるかどうか、店員さんの反応を見ます。何かと理由をつけて断るお店であれば、そこで中古車を買わないほうがいいでしょう。

試乗を断るのは、車のコンディションに自信がないからかもしれません。逆に優良なお店であれば、むしろ試乗をすすめてくることもあります。

試乗をしたらハンドリングやブレーキの利き具合など走行性能を確認しましょう。もし不具合を感じたら店員さんに指摘しましょう。優良店であれば、その不具合を納車前にメンテナンスして問題解決してくれるでしょう。

中古車の価格に関する注意点

中古車を購入する際、車の販売価格は必ずチェックするでしょう。しかし、この価格には諸費用が追加で発生するため、注意が必要です。

ここからは、車両本体の価格以外にどのような費用が発生するのか詳しく見ていきます。また、諸費用は圧縮できる可能性がありますので、併せて解説します。

諸費用が上乗せされる

中古車を購入する際は、見積もりを取ってください。中古車の購入費用は、本体価格の他にも諸費用が発生します。

どのような諸費用が発生するのか、見積書の内訳で確認しましょう。納車準備費用や納車陸送費など、自分には不必要な費用が発生しているかもしれません。

また、諸費用には登録手数料も含まれます。車を保有するにあたり、税金や印紙代などの法定費用も支払わなければなりません。

さらに、名義変更手続きも必要です。販売店で購入すれば名義変更手続きは代行してくれますが、その手数料も上乗せされます。

中古車を購入する前に、その車両を買うにはトータルで費用がいくらになるのか、見積書で忘れずに確認しましょう。

諸費用の圧縮は可能

中古車を購入する際に発生する諸費用は、圧縮できるかもしれません。注目してほしいのは「代行費用」などの手数料です。代行せずに自分で手続きをすれば、その手数料はカットできます。

例えば車庫証明手続きの代行手数料に注目しましょう。普通車を購入する際には車庫証明書が必要です。販売店にお願いすれば、車庫証明の手続きを代行してもらえます。

車庫証明の手続きは警察署で行いますが、そこまで難しくありません。時間が許せば、自分で手続きすることで諸費用を抑えられます。

また、納車陸送費も中古車をお店に行って引き取れば発生しません。

このように諸費用でカットできるものはないか、見積書を見て考えてみましょう。

代行費用の相場

諸費用の相場について見ていきます。

まず、車庫証明書の代行費用は20,000円前後が相場です。

納車陸送費は、どの程度移動するかで金額が変わってきます。車で30分圏内であれば、大体5,000~10,000円といったところが相場です。30分超2時間以内の距離であれば、10,000~30,000円が相場になるでしょう。

買った車は洗車やクリーニングをしてから納車されますが、こちらも諸費用の中に含まれます。大体50,000円以内が相場と言われています。

もしガラスコーティングやウインドウの撥水加工などを依頼すると、プラス50,000円の費用がかかるかもしれません。

相場の範囲内で請求されているか、見積書を見て確認してください。

保証オプションをつけるべきか?

保証サービスをオプションとしてつけられる中古車販売店もあります。その場合は別途費用がかかります。

保証サービスの料金は、中古車販売店によってまちまちです。安いものだと10,000円程度、高いものになると100,000円以上かかる場合もあります。

また、保証内容も販売店によって変わってきます。エンジンオイルなど消耗品の無償交換や故障した際のロードサービスが含まれるものなど、多種多様です。

どのような保証が受けられるのか、保証内容と金額を考えてコストパフォーマンスが良ければ、万が一のために保証をつけるのも一考です。

中古車購入時の必要書類を準備する際の注意点

中古車を購入する時には、いろいろな必要書類を準備しなければなりません。お店が用意してくれるものもあれば、自分で準備しなければならないものもあります。

そこでここからは、どのような必要書類を用意しなければならないか詳しく紹介していきます。(普通自動車と軽自動車で必要書類が若干異なりますので注意してください。)

実印

普通自動車を購入する場合、実印を準備しましょう。

実印にできる印鑑は、印影が8.0~25.0mmの正方形に入るものでなければなりません。市販されている一般的な印鑑であれば、この条件を満たしているものがほとんどです。

また、実印とするためには、役所で印鑑登録の手続きを済ませる必要があります。印鑑登録するためには、登録する印鑑の他に顔写真付きの本人確認書類を用意してください。

ちなみに軽自動車を購入する際は、実印でなくても手続きができます。認印でも大丈夫なので忘れないようにしましょう。

印鑑証明書

普通自動車を購入する際には実印が必要です。そして、持っている印鑑が実印であることを証明する印鑑証明書も必要書類の一つです。

印鑑証明書は住んでいる市区町村役場で発行できます。

印鑑登録の手続きをすると印鑑登録証(もしくは印鑑登録カード)が発行されます。この印鑑登録証を役所に提示すると、印鑑証明書が交付されます。

代理人が手続きすることも可能ですが、印鑑登録書の他にも申請書などが必要です。

印鑑証明書は役所以外にも、証明サービスコーナーの窓口でも受け付けています。マイナンバーカードがあれば、コンビニにあるマルチコピーでも手続きができる自治体もあります。

印鑑証明書は1通300円程度の発行手数料がかかりますので、忘れずに持参しましょう。

車庫証明書

車庫証明書も準備する必要があります。

車庫証明書とは、車を駐車するスペースを確保していることの証明になる書類です。

住所を管轄している警察署で手続きを行うと、車庫証明書の交付が受けられます。

車の保管場所にはいくつか条件がありますので、注意しましょう。具体的には「住所から半径2km以内に駐車スペースを確保できていること」「車両全体が収容できるだけのスペースがあること」「車両の保有者が保管場所の権利を持っていること」などです。

車庫証明書の手続きにはいくつか書類を提出しなければなりません。必要書類は一軒家など自宅に駐車スペースのある場合と、貸駐車場などスペースを借りる場合とでは違ってきます。

自宅に駐車スペースがある場合は「​​保管場所使用権原疎明書面(自認書)」が必要です。

駐車スペースを借りる場合は「保管場所使用承諾証明書」が必要となりますので、注意しましょう。

軽自動車の場合は住民票

軽自動車の場合、手続きの際のハンコは認印でもかまいません。そのため、普通自動車のように印鑑証明書は必要ないということになります。

その代わりに住民票の写しが必要になるので、役所で交付を受けましょう。これは使用する人の住所を確認するために必要です。

住民票の交付を受ける際は、本人確認書類を持参してください。代理人が手続きすることも可能ですが、その場合は代理人の本人確認書類と委任状が必要になります。

住民票の交付を受けるためには、発行手数料がかかります。具体的な金額は自治体によってまちまちですが、300円程度です。

住民票は発行されてから3カ月以内のものが有効となります。早く交付を受けると売買手続きをする際には失効する恐れもありますので、注意しましょう。

中古車の納車時の注意点

中古車を購入しても、その場で乗って帰ることはできません。名義変更などの事務手続きを済ませなければならず、整備やクリーニングなどの準備も欠かせないからです。

ほとんどの場合、購入してから数週間後に納車という流れになるでしょう。

ここからは、納車手続きをする際に注意すべきポイントについてまとめたので見ていきましょう。

納車の流れについて

中古車を購入してから納車されるまでの期間は車の状態などによって変わってきますが、基本的には1~2週間が相場です。少なくても1週間はかかると想定しておきましょう。

納車当日は、「販売店の店員さんが自宅など指定した場所に納車する場合」と「購入者自身がお店に行って引き取りに行く場合」の2パターンあります。

いずれも納車日が決まると、お店からその日時を伝える連絡が入ります。店員さんが車を届けてくれる場合には自宅などで待ちましょう。自分で引き取りに行く際には、指定された日時にお店に行きます。

納車する際は、店員さんから車に関する説明を受けます。もし分からないことや確認したいことがあれば、質問してください。

納得できれば、車のカギを受け取って晴れて自分の車となります。

納車時にやるべきこと

納車当日、店員さんと一緒に車の状態をチェックしてください。もし契約時と車の状態で異なるところがあれば、その部分を指摘しましょう。

また、傷やへこみについてはきちんと見ておくようにします。あとになって発見してそのことを伝えても「自分で作った傷ではないか?」と言われてしまうかもしれません。

契約時に値引き交渉をして、サービスをつけてもらったという方もいるでしょう。オイル交換やガソリン満タンにしてくれるサービスなどが考えられます。このような契約時に約束したサービスがきちんと行われているかも納車時にきちんと確認してください。

不備が見つかった場合はどうする?

納車当日、車の状態をくまなく確認してください。その中で何か不備が発見されることもあるかもしれません。

その場合は、店員さんに伝えて一緒に確認しましょう。「納車前になかった傷やへこみができていた」「問題なかった機器が動かない」などが考えられます。

もし納車してからしばらく経過して何らかの問題が発見したとします。それからお店に連絡しても、お店による不備なのか納車後にできた不具合なのかが判断できないため、無償で修理するなどのサービスは受けられないかもしれません。

万が一、納車時に不備があった場合にどのような対応をしてくれるのか、契約する前に確認しておくと安心でしょう。

まとめ

①中古車を購入する際は、信頼できる販売店を探すことが大事

②中古車は本体価格以外にも諸費用が発生する点に注意

③車庫証明書や印鑑証明書など、購入時に必要な書類を準備する

④納車時には車の状態を細かく確認し、問題があればその場で指摘すること

グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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