ホンダ ヴェゼル(初代/RU系)の中古車選びで知っておきたい特徴とグレード構成

中古車購入ガイド [2021.07.08 UP]

ホンダ ヴェゼル(初代/RU系)の中古車選びで知っておきたい特徴とグレード構成

 フィットで培ったセンタータンクレイアウトにより、室内の広さとスタイリッシュなデザインを両立したコンパクトSUVのヴェゼル。2013年12月の発売以来、その使い勝手のよさから幅広いユーザーの人気を獲得してきた。今回は、初代ヴェゼル(RU系)の人気グレードについて、装備内容を紹介していく。

ホンダ ヴェゼル(初代/RU系)ってどんなクルマ?

  • 2013年12月発売モデルのデータ(ハイブリッドX)

  • 新車時価格帯(2013年12月)

 SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさなどジャンルの枠を超えた価値を融合させたコンパクトSUVが初代ヴェゼル。全長4295mm、全幅1770mm、全高1605mmのボディサイズは、ライバルのマツダ CX-3とほぼ同サイズ。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用したことで、ゆとりある室内空間を実現している。また全高を抑えながらもアイポイントは高めに設定され、見晴らしのよさと広い視野角を確保。さらに最小回転半径5.3mを実現し、狭い道路や駐車場での取り回しにも優れている。テールゲートは、ゴルフバッグも積み込みやすい1180mmのワイドな開口幅とし、開口地上高をクラストップレベル(発売時)の650mmに設定。使いやすさにもこだわった設計ゆえ、幅広いユーザーが様々なシーンで使えるクルマとなっている。

 デビュー当初のパワートレインは、1.5L 直4および1.5L 直4のハイブリッドから選択可能。ハイブリッド車は、モーターのみの走行も可能な「HYBRID i-DCD」を採用し、JC08モード燃費27.0km/Lと、当時の国内SUVとしては最高の低燃費性能を実現した。トランスミッションは、1.5L車はCVT、ハイブリッド車は7速DCTを組み合わせている。駆動方式はFWDと4WDが用意され、好みに応じた選択が可能。

改良遍歴は?

 2015年4月、一部改良を受けた。「IRカット/UVカット機能付フロントウインドウガラス」、「IRカット/スーパーUVカットフロントドアガラス」、「プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー」を全車標準装備。また、FWD車には乗り心地と操縦安定性を両立する「振幅感応型ダンパー」を、フロントに加えてリアにも装備した。

 2016年2月、パフォーマンスダンパー、可変ステアリングギアレシオで走りの楽しさを高めた「RS」を追加。また「ハイブリッドZ」には、パフォーマンスダンパー、運転席8ウェイパワーシートなどを設定。そのほか、「オートリトラミラー」が全車標準装備されたほか、全車で「ホンダセンシング」が選択可能となっている。

 2018年2月にはマイナーチェンジを実施。エクステリアは、フロントバンパーやグリルのデザインが変更され、インラインタイプのLEDヘッドライト採用することで、先進感と力強さを表現。インテリアは、フロントシートの形状が刷新され、ホールド性と質感が高められた。また、各種操作をナビ画面や音声で行える「AppleCarPlay」、「Android Auto TM」に対応した。メカニズム面では、ハイブリッドシステムにチューニングを施すことで加速フィールを改善し、ブレーキペダルの踏み心地も向上。そのほか静粛性の向上、「ホンダセンシング」の全車標準装備など、改良点は多岐にわたる。

 2019年1月、1.5L 直4ターボエンジンを搭載した「ツーリング ホンダセンシング」を追加。従来のモデルよりもボディ剛性が高められ、ヴェゼルでは初となるアジャイルハンドリングアシストを採用したことで、しなやかな乗り心地を実現している。

 2019年11月、コンプリートモデルの「モデューロX」を追加。フロントグリル、バンパーなどが専用デザインとなるほか、室内に専用スポーツシートを採用。足まわりには専用サスペンションを採用し、スポーティかつ上質な走りが楽しめる1台となっている。

ホンダ ヴェゼル(初代/RU系)の主要グレード

 デビュー当初のグレード構成は、「G」、「X」、「S」、「ハイブリッド」、「ハイブリッドX」、「ハイブリッドZ」を設定。2019年1月には「ツーリング」、2019年11月に「モデューロX」が追加されるなど、グレード構成は幅広い。なお「ホンダセンシング」が装備されているモデルは、グレード名に表記されることも覚えておこう。ここでは、物件が充実した主力モデルの装備内容を紹介したい。

お買い得な中堅グレード「X」

 非ハイブリッド車は「G」、「X」、「S」の順に装備が盛り込まれ、「X」はその中間グレードとなっている。エクステリアは、LEDポジションランプ、16インチアルミホイールを標準装備。インテリアは、本革巻ステアリング、シートバックポケット、クロームメッキのエアコンアウトレットリング&インナードアハンドルリングが与えられる。

走る楽しさを追求した「RS」/「ハイブリッドRS」

 2016年2月に追加されたスポーティグレードが「RS」。パワートレインは非ハイブリッド/ハイブリッドの両方に設定され、RS専用のフロントグリル、クリスタルブラック塗装のボディロアガーニッシュ&ドアミラー、RS専用18インチアルミホイールを採用。インテリアは、専用スウェード調表皮「ウルトラスエード」が与えられる。そのほかパフォーマンスダンパー、可変ステアリングギアレシオを装備。スポーティ仕様とは言え、あくまで公道を快適に走るモデルなので、幅広いユーザーにオススメできる。

ハイブリッドの中堅グレード「ハイブリッドX」

 エクステリアは、LEDポジションランプ、フォグライト、16インチアルミホイールを標準装備。インテリアは、本革巻ステアリング、シートバックポケット、クロームメッキのエアコンアウトレットリング&インナードアハンドルリングなど、非ハイブリッドの「X」とほぼ同様の装備内容となる。

ハイブリッドの上級グレード「ハイブリッドZ」

 エクステリアは、カラードボディロアガーニッシュ、エキパイフィニッシャー、スポーツタイプの17インチアルミホイールを標準装備。足まわりにはパフォーマンスロッドが装着され、よりスポーティな走りを実現。そのほか、リバース連動ドアミラー、ドアミラースイッチ照明などが装着される。

まとめ

 2021年4月にフルモデルチェンジを受けるまで、7年以上にわたり生産された初代ヴェゼル。コンパクトなボディと広い室内、そしてハイブリッドを備えたパワートレインなど、ユーザーニーズにしっかり応えたモデルゆえ、中古車市場でも人気の高い1台となっている。ベーシックなグレードからスポーティなグレードまで幅広く揃うので、好みに合わせたクルマ選びができるはずだ。

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