中古車購入ガイド
更新日:2020.09.29 / 掲載日:2020.08.06
オンライン商談(WEB商談)のメリットとデメリット!オンラインで車を買う流れやコツを解説!

グーネット編集チーム
新型コロナウイルスの影響により、さまざまなジャンルでオンライン化が進んでいます。車の売買についても同様で、オンラインによる商談が広まりつつあります。今後の流れ次第では、従来の方法に変わってオンライン商談が主流になっていくことも予想されます。
しかし、お客様の中にはオンライン商談を行なうための方法や、商談をする際の流れがいまいちわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一般的なオンライン商談の方法や流れのほか、オンライン商談を行なう場合のメリットやデメリットを解説していきます。
掲載している動画は専用アプリ不要でオンライン商談可能なグーネットLive(ライブ)の説明動画になりますので、まずはこちらの動画を見て流れを掴んでみてください。
専用アプリ不要でオンライン商談ができるグーネットLive(ライブ)
オンライン商談(WEB商談)とは?

グーネット編集チーム
オンライン商談は、インターネット回線とオンライン上のコミュニケーションツール・システムを使用し、リモートで実施する商談のことを言います。
新型コロナウイルスの流行によって注目を集め、多くの業種でオンライン商談の導入・普及が進んでいます。
2020年4月時点のある調査では、中小企業の約47%がオンライン商談のシステムを使用しているといった結果も出ており、今後は従来の商談方法に取って代わる可能性もあります。
オンライン商談は、会社や店舗などとのやり取りがすべてオンライン上で完結します。後述する環境やツールを整えれば、自宅にいながら商談をすることができます。場所に左右されないため、お客様が会社や店舗まで出向く必要もありません。
また、電話だけの商談とは異なり、画面を通じてお互いの顔が見られることから、安心して商談することができます。商談で使用する資料も画面上で共有できるため、対面での商談と比べても同レベルでのやり取りが可能です。
オンライン商談(WEB商談)に必要なシステムやツール

グーネット編集チーム
オンライン商談は、主にビデオ会議やオンライン会議で使用されているシステムやツールを使って行ないます。
オンライン商談で利用される代表的なものに以下の3つがあります。
●ベルフェイス
●Google Meet(旧ハングアウト ミート)
●Zoom
・ベルフェイス
ベルフェイスは電話を活用したサービスで、1対1での利用が基本となっています。アプリのインストールが不要で、さまざまな端末から利用することができます。テレビ電話のような感覚で商談を行なえるのが特徴のサービスになっています。
・Google Meet(旧ハングアウト ミート)
Google Meetは無料で利用可能なビデオ会議ツールです。Google Meetを利用する際はアプリの準備などは必要ですが、無料で最大100人までの同時接続が可能になっています。複数人でオンライン商談をする際に適したツールと言えます。
・Zoom
Zoomは、幅広い端末に対応したビデオ会議システムです。無料版と有料版がありますが、無料版でも最大100人まで参加することができます。ただし、無料版の場合、3名以上で利用すると40分の時間制限がありますので、30分程度の短い商談や、1対1での商談に適しています。
オンライン商談時にお客様が準備するもの
オンライン商談をするために、お客様側で準備するものを紹介します。
カメラとマイクがついたパソコンやタブレット、スマートフォンなど
オンライン商談を行なうためには、カメラとマイクがついた端末(パソコンやスマートフォンなど)を準備しておきましょう。現在はカメラ・マイクともに内蔵されている端末が多いですが、外付けの製品を購入しても問題はありません。
なお、イヤホンとマイク一体型のヘッドセットは相手の声が鮮明に聞こえるうえ、自分の声も伝わりやすくなります。オンライン商談をスムーズに進めたい方は購入を検討してみましょう。
インターネット環境
オンライン商談ではインターネット環境も欠かせないものになりますが、回線の品質には注意しましょう。回線の品質とは通信速度や安定性を指し、インターネット環境が不安定な場合、商談中に映像や音声が途切れてしまったり、画面がフリーズしてしまったりすることがあります。
特にLTEなどのモバイル回線では、通信が途中で途切れるリスクもあるため、商談をする際は光回線やWi‐Fiに接続して行なうようにしましょう。光回線やWi‐Fiといった回線は通信速度も安定しており、オンライン商談をスムーズに進めることができるでしょう。
オンライン商談(WEB商談)のメリットとデメリット
新型コロナウイルスの影響で急速に普及したオンライン商談ですが、企業側・お客様側それぞれにメリットとデメリットがあります。それでは、オンライン商談においてどのようなメリット・デメリットが想定されるのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。
企業側のメリット
まず企業側がオンライン商談を行なうことで受けるメリットですが、主に次の3つが挙げられます。
●全国のお客様が顧客になる
●紙の資料から電子データの資料へ移行できる
●どのような状況下でも営業できる
最も大きなメリットは、全国のお客様を顧客にできる点です。対面の商談では商圏が限られますが、オンライン商談なら全国のお客様がターゲットになります。
また、資料を電子データへ移行することで経費の節約になるほか、新型コロナウイルス感染の拡大時のような状況においても営業活動を行なうことが可能です。
企業側のデメリット
反対に企業側にとってのデメリットは下記の2つが挙げられます。
●商品・サービスの特徴や魅力を伝えにくい
●お客様の信頼を獲得しづらい場合もある
オンライン商談は、インターネット回線を通じ画面上でやり取りを行ないます。そのため、対面の商談とは違い、お客様が商品の実物を見たり、手に取ったりできないので、商品・サービスの魅力などをお客様に伝えにくい部分があります。
また、相手のことを知る手段がカメラに写った顔とマイクからの音声に限られています。このため、お客様の信頼を獲得しづらい点もデメリットと言えます。
お客様側のメリット
一方、お客様が受けるメリットは以下の2つがあります。
●移動の必要がなく交通費を節約できる
●一日に行なえる商談数が増える
対面の商談とは異なり、オンライン商談は好きな場所で行なえます。会社や店舗に足を運ぶ必要がなくなるうえ、移動にかかる交通費を節約できます。
また、移動などでかかる時間を削減できることから、一日に実施できる商談数も増加します。遠い場所での商談がある方や一日で複数の商談を予定しているお客様にとって、オンライン商談は大きなメリットと言えます。
お客様側のデメリット
オンライン商談を行なう際、お客様が使用するシステムによっては、専用アプリのダウンロードやツールの設定が必要になることもあります。事前準備をしないとオンライン商談を始めるまでに時間がかかってしまい、商談がスケジュール通りに進まない可能性もあります。前もってお客様へ設定方法を案内するなど、商談をスムーズに進めるための工夫が求められます。
車もオンライン商談で購入できる?実際の商談の流れとは?
新型コロナウイルスの影響で一気に普及したオンライン商談ですが、車の購入においても導入が進んでおり、自宅にいながら全国の車を購入することができます。
それでは、車をオンラインで購入する場合、商談の流れはどのようなものになるのでしょうか?以下で順を追って解説していきます。
1.車販売サイトでお気に入りの車を選ぶ
まずはパソコンやスマートフォンなどから車の販売サイトへアクセスし、購入したい車種を選びましょう。この点は従来の車の購入方法と同じです。時間をかけて何台か購入したい車をピックアップしましょう。
ただし、商談前に売れてしまう可能性もあります。どうしても欲しい車がある場合は、早めに取り扱い店へ連絡しましょう。
2.直接取り扱い店へ連絡しオンライン商談日を設定
購入したい車が見つかったら、次はその車の取り扱い店へ直接連絡を取ります。その際には、購入したい車の取り寄せが可能かどうかを確認し、オンラインでの商談を希望していることを伝えましょう。
取り寄せが可能であれば、取り扱い店とオンライン商談の日程調整を行ないます。商談は時間がかかる可能性もあるため、時間に余裕がある日にちを指定しましょう。
3.取り扱い店指定のオンライン商談ツールにて商談
オンライン商談の日程が決まったら、最後に商談を行なって完了です。車の取り扱い店ごとにオンライン商談ツールが異なるため、当日までに専用アプリをダウンロードするなどして準備を整えておきましょう。もしアプリやツールの設定方法がわからないときは、取り扱い店に聞いてみましょう。
グーネットなら簡単にオンライン商談を予約できる
以上が一般的なオンライン商談の流れですが、日程の調整で日数や手間がかかってしまうこともあります。さまざまな準備が必要なため、スケジュールには余裕を持つことが重要です。
しかし、グーネットなら簡単にオンライン商談を予約することができます。一般的なオンライン予約と変わらないうえ、気になった車の詳細ページから直接オンライン商談を予約することが可能です。オンライン商談ができる日も一目でわかりますので、取り扱い店と日程調整をする手間がかかりません。
ほかにも高画質画像で車両の状態を確認できるなど、購入をフォローする機能が備わっています。料金も無料ですので、車を探している方は利用を検討してみましょう。
良い車をオンライン商談(WEB商談)で見極めるコツ

グーネット編集チーム
自宅にいながら車を購入できるオンライン商談ですが、通常の商談とは違って実車を確認するのが困難です。商談の際は以下の点を意識し、良い車を見極めましょう。
商談中に車を映像で映してもらう
オンライン商談は自分の目で直接車の状態を確認できないため、商談中に購入予定の車を映してもらいましょう。実車をチェックする場合と比べて不便さはありますが、映像のみでもある程度は車の状態を判断することは可能です。
車の状態をしっかりチェックする
車の状態をチェックせずに契約すると、後でトラブルになる恐れがあります。オンライン商談で車を購入する際は、車の映像を映してもらいながら以下3つの点をしっかり確認しておきましょう。
●ドアの開閉やエンジンのかかり具合
●車載機器が正常に動作するか
●外装や内装にキズ・凹みはないか
まずチェックが必要な箇所はドアの開閉とエンジンのかかり具合です。いずれかに不具合があると、購入後に修理費がかかることになるので、必ず確認しましょう。
エアコンやカーナビなど、車載機器の動作についても見ておくことをおすすめします。もし不具合がある場合、状態によっては修理が必要になることもあります。
外装・内装の状態もできるだけ映像で映してもらいましょう。小さいキズ・凹みは見つけにくいものの、大きなものは映像でも簡単に発見できます。車体に大きなキズや凹みがあったときは、事故歴や修復歴がないか聞いておきましょう。
グーネットには「グー鑑定」があるから安心
オンライン商談で車を購入する場合、車の現状確認がしづらく購入後に思わぬ修理費がかかってしまうこともあります。
しかし、グーネットではグー鑑定という仕組みを導入しています。これはプロが車両状態を細部までチェックしてくれるサービスで、外装や内装など項目ごとにチェックを行ない、5段階のグレードで車の状態を評価します。鑑定書も付属するため、オンラインで車を購入する際に抱く品質面の不安を払拭できるでしょう。
オンライン商談(WEB商談)で車を購入する際の注意点
それでは、オンライン商談で車を購入するときの注意点を見ていきましょう。押さえておきたいポイントは次の3つです。
保証期間を必ず確認する
車の保証期間は必ずチェックしておきましょう。万が一納車後の保証がなかった場合、修理や補修が生じたときの費用は自己負担となります。販売店は独自に保証を設けていることもありますが、必ずしも保証があるとは限りません。
また、保証内容や保証期間は販売店によっても異なります。たとえば保証期間を3ヵ月と定めていることもありますし、3,000km以内の走行距離は保証範囲と上限を設けている販売店もあります。いずれにせよ、納車後のコストに関わりますので、入念な確認をおすすめします。
曖昧な回答をする業者は避ける
車について気になることがある場合、積極的に販売店へ質問しましょう。しかし、質問に対する回答が曖昧だったり、回答をもらえないときは購入を断念することも検討しましょう。回答が曖昧な販売店は信頼性に疑問が残ります。車の状態について何らかの問題があるとも解釈できるため、修復歴車を購入させられる可能性を否定できません。
反対に信頼できる販売店は、車に何らかの不具合があっても正直に教えてくれますし、希望すればキズやサビている箇所などの写真も送ってくれます。このように車の状態に関して明確に答えてくれる販売店なら安心して車を購入できるでしょう。
可能なら購入前に現物を確認する
オンライン商談は実物を確認するのが難しいですが、可能であれば購入前に店舗へ足を運び、実際に車を確認することをおすすめします。やはり写真や映像では限界があり、納車後に思っていたよりキズが多かった、想像よりサビが多かったという事態も考えられます。
販売店が遠い場合は交通費と移動の手間がかかります。足を運ぶことが難しい場合は、車両の細部がわかる写真を多めに送ってもらうか、オンライン商談中に細部までしっかり映してもらうようにしましょう。
オンライン商談(WEB商談)での車購入後の手続き
オンライン商談を通して車を購入する流れは次の通りです。
1.必要な書類を揃える
まずは書類を揃えましょう。オンライン商談で車を購入する際には、主に以下のものが必要になります。
●車庫証明(軽自動車は不要)
●印鑑証明書
●実印
●委任状
●車検証
●自賠責保険証
上記のうち、お客様が用意するものは車庫証明と印鑑証明書、実印の3つです。委任状や車検証、自賠責保険証などは販売店側が用意してくれます。
車庫証明も販売店へ代行取得してもらうことは可能です。忙しくて時間がない人や手続き方法がわからない人は、販売店にお願いするのが良いでしょう。
2.契約を行なう
書類を揃えたら契約へと移ります。契約書は販売店側が準備してくれますが、契約内容は入念にチェックしましょう。確認を怠ると、サインした後で販売店とトラブルになる可能性もあります。
車は大きな買い物ですので、契約内容の隅々まで読むことをおすすめします。万が一おかしな点があったらサインをせず、販売店へ速やかに確認をしたり、説明を求めたりすることが重要です。
3.車両費の支払い
契約書の内容に問題がなければサインし、期限までに車両費を支払いましょう。なお、主な支払い方法は以下の3種類があります。
●現金一括
●自動車ローン
●残価設定型クレジット
現金一括払いは、販売店の口座へ車両購入費を振り込む形式です。予算に余裕がある場合、現金一括で支払うと良いでしょう。
一方の自動車ローンは銀行型や自社型など複数の種類があります。現金一括で支払えない場合は支払い方法の候補に入りますが、自動車ローンの種類により金利が異なります。負担を減らしたい方は、なるべく低金利の自動車ローンを選びましょう。
残価設定型クレジットは仕組みが特殊です。購入した車を数年後に下取りしてもらうことを条件に契約するローンで、車両価格から下取り価格分を差し引いた金額(残価)を算出し、購入者は残価を分割で支払います。
残価設定型クレジットは支払額を抑えられる反面、数年後に車の価値が残価を下回った場合は差額を支払わなくてはいけません。走行距離などの条件を定めていることもあるため、契約書に記載されている内容はしっかり確認しましょう。
4.納車
車両購入費の支払いを終えたら、いよいよ納車です。納車後は車にキズや凹みがないか、エンジンや車載機器の不具合がないかなど、車の状態を確認しましょう。
また、車検証や保証書が全部揃っているかはもちろん、契約内容に間違いがないか再度見ておきましょう。
専用アプリ不要で商談ができるグーネットLive(ライブ)
先述の通り、一般的なオンライン商談では専用アプリやサービスを使用します。しかし、準備に手間がかかるため、人によっては「もっと簡単にオンライン商談をしたい」と感じるかもかもしれません。
そんな方におすすめのサービスがグーネットLive(ライブ)です。グーネットLiveは専用アプリが不要で、パソコンやスマートフォンなど、さまざまなデバイスからオンライン商談をすることができます。
使い方は非常に簡単で、購入したい車の取り扱い店から発行されたURLへアクセスし、パスワードを入力すれば音声通話やビデオ通話を開始できます。専用アプリのインストールや設定作業はいりませんので、パソコンやスマートフォンに慣れていない方におすすめのサービスです。
今後はチャットとオンライン予約機能の連携や、タイヤ交換や車検、整備などの商談でも使えるようになるなど、機能の充実化が予定されています。
まとめ
新型コロナウイルスの影響により、車の購入においてもオンライン化が進んでいます。ただし、対面での商談とオンライン商談による車の購入は、異なる点があります。特に車の状態を確認することがオンライン商談では難しいため、グー鑑定のようなサービスを活用して状態の良い車を選びましょう。
オンライン商談は販売店へ出向く必要がなく、自宅にいながら納車まで完結できる点は大きな魅力です。さらに、グーネットLiveを使用すればアプリのインストールも不要なため、より気軽に車を購入することができます。
生活様式の変化が求められていますが、今後はさらにオンライン商談が普及し、一般化する可能性もあります。現在車の購入を検討している方は、ぜひグーネットのオンライン商談で理想の一台を探してみてはいかがでしょうか。