中古車購入ガイド
更新日:2023.03.03 / 掲載日:2023.03.03
タント買うなら必見!これを読めばタントがよく分かる【人気のクルマ徹底ガイド】
いざクルマを買おうにも、数多あるクルマの中から自分に合った1台を選ぶのは簡単ではありません。人気車であっても、実際どんなクルマなのか、どこが良いのか、ということが分からなければ、判断しきれませんよね。
そこで本企画では、圧倒的な人気を誇る車種を徹底的に解説! 車種の概要から人気モデル紹介、ユーザーレビュー、メンテナンスの作業実績まで情報盛りだくさんでお届けします。内容は随時アップデートしていくので、ブックマークをおすすめします。
文●工藤貴宏、グーネットマガジン編集部 写真●ダイハツ
【タントってどんなクルマなの?】
名前の由来は?
イタリア語で「とても広い・たくさんの」という意味。タントの特徴である室内の広さをイメージさせるとともに、たくさんの幸せをもたらすクルマでありたいとの意を込めて名付けられました。
タントが人気のワケ
車体サイズの限られた軽自動車でありながら、驚くほど広い居住スペースを確保しているのが人気の理由。単に天井が高いだけでなく、前席と後席の距離が十分に確保されているので後席に座る人が快適なのが魅力です。また、リヤドアがスライド式なので狭い駐車場などでも隣のクルマにドアをぶつける心配がなく、また車両横にスペースがなくてもドアを広く開けられるのが便利なところ。これは小さな子供を乗せることが多いファミリーであればより大きなメリットと感じられるでしょう。
【タントを代表する4モデル】
ひと口にタントといっても、モデルによってデザインや性能はまちまち。購入を検討するなら、代表的なモデルや特徴は押さえておきたいところです。ここではタントを代表する4モデルをピックアップしてご紹介します。
LA650系(2019年発売モデル)
4代目のタントは2019年夏に登場しました。イチから新設計された車体骨格に加え、エンジンやCVTなども設計が新しくなるなどメカニズムは全面刷新。操縦安定性から燃費まで、性能が大きく高められています。バリエーションは従来通りスタイルとして「標準車」と「カスタム」、エンジンは自然吸気とターボ、そして駆動方式はFWDと4WDをラインナップ。注目は2020年秋のマイナーチェンジで加わった新しいスタイルの「ファンクロス」。アウトドアをテーマにしたクロスオーバーSUV的なスタイルが魅力です。
モデル変遷
2019年7月 フルモデルチェンジ
2019年12月 「セレクション」を追加
2020年6月 「X スペシャル」を追加
2020年12月 一部改良
2021年9月 一部改良
2022年10月 タント ファンクロスを発売
タント LA650系の人気グレードをチェック!
人気ランキング | グレード名 | 新車価格(万円) | 中古車相場(万円) | 掲載台数 |
1 | カスタムRS | 183.7~199.1 | 114.2~270.0 | 653 |
2 | カスタムX | 174.9~190.3 | 111.0~223.0 | 541 |
3 | カスタムRSスタイルセレクション | 190.3~202.4 | 147.0~245.0 | 434 |
4 | X | 150.7~166.1 | 84.0~190.1 | 885 |
一番中古車物件が多いのは装備と価格のバランスに優れた「X」ですが、「カスタムRS」とRSにさらに装備を追加した「カスタムRSスタイルセレクション」を同一と考えると、こちらが圧倒的な人気となります。理由は、スタイリッシュなルックスとターボエンジンや両側パワースライドドアなど充実した内容を備えることにあります。なお、先進安全装備の「スマートアシスト」は、一部グレードを除き、ほとんどのグレードで採用されています。
実際どうなの?ユーザーの反応は…
どんなクルマかは分かったけれど、実際の使い勝手はどうか? 決して安くない買い物なだけにリアルな口コミが気になるところです。そこで、グーネットに寄せられたユーザーのレビュー投稿から一部をご紹介! ユーザーの感じた良い点悪い点をチェックしてみましょう。
レビュー件数:121件
タント LA650系の作業実績
故障は多い? 維持費がかかる? 購入後のことも気になりますよね。ここでは、自動車整備の実例をご紹介します。車検や修理などの維持や、カスタムの参考にしてください!
板金・外装補修
【株式会社 中井鈑金自動車】
営業時間:9:00~17:30
定休日:日曜祝祭日
住所:〒524-0014 滋賀県守山市石田町578-8
タント LA650系を動画でチェック!
【あわせて読みたい】
LA600系(2013年発売モデル)
2013年に発売されて2019年まで販売されていた3代目モデルは、従来同様に「標準モデル」と「カスタム」の2つのバリエーションを展開。駆動方式はFFと4WD、エンジンは自然吸気とターボが選べます。「N-BOX」などライバルとの違いの一つが、助手席側のフロントとリヤのドアを同時に開けるとBピラー(前後ドアの間にある柱)のない大開口部が実現すること。Bピラーがスライドドアに内蔵されることにより、前後ドアを同時に開けた状態で開口部が広いのはもちろんのこと、わずかですがスライドドアを単独で開けた際でも開口幅が広めなのも見逃せない長所です。
モデル変遷
2013年10月 フルモデルチェンジ
2013年12月 ターボ車のグレードを拡充
2014年10月 一部改良
2015年4月 一部改良
2015年12月 マイナーチェンジ
2016年11月 一部改良
2017年12月 一部改良
2018年8月 「リミテッド」を追加
タント LA600系の人気グレードをチェック!
人気ランキング | グレード名 | 新車価格(万円) | 中古車相場(万円) | 掲載台数 |
1 | カスタムRS SA | 168.5~181.0 | 33.0~154.5 | 520 |
2 | カスタムRS トップエディションSAⅢ | 175.0~187.4 | 77.9~190.0 | 437 |
3 | カスタムX SA | 157.2~169.6 | 39.0~149.0 | 443 |
4 | カスタムRS トップエディションSAⅡ | 175.0~187.4 | 62.9~182.0 | 403 |
エアロパーツを装着し、内装をブラック系で統一した「カスタム」が圧倒的な人気。なかでも「カスタムRS」はターボエンジン搭載なので、走りにゆとりがあります。このモデルから先進安全装備の「スマートアシスト(SA)」が登場したのが特徴で、装着車はグレード名に「SA」がつきます。なお、「カスタムRS SA」系には、両側パワースライドドアが標準装備されるのも見逃せないポイントでしょう。
実際どうなの?ユーザーの反応は…
グーネットに寄せられたユーザーのレビュー投稿から一部をご紹介! ユーザーの感じた良い点悪い点をチェックしてみましょう。
レビュー件数:238件
タント LA600系の作業実績
ここでは、自動車整備の実例をご紹介します。車検や修理などの維持や、カスタムの参考にしてください!
LED打ち替え
【ガレージSD 取手店】
営業時間:日~金 10:00~19:00、土 10:00~22:00
定休日:毎週水曜日・第2、4火曜日
住所:〒302-0017 茨城県取手市桑原775
バックカメラ取付
【トラストモータース】
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜・祝日
住所:〒581-0092 大阪府八尾市老原8-102
【あわせて読みたい】
L370系(2007年発売モデル)
ヒット作となった初代を受け、ファミリー向けワゴンとしての使い勝手を追求した2代目。メカニズムの基礎となる部分を改良したことで室内長が広くなったことが改良のポイント。助手席側のセンターピラー(柱)がないことで開口幅は1480mmと広く、スライドドアと合わせて乗り降りがしやすい。室内を黒基調としエアロパーツを装着した「カスタム」も登場。
モデル変遷
2007年12月 フルモデルチェンジ
2008年12月 一部改良
2009年12月 一部改良
2010年9月 マイナーチェンジ
2011年6月 一部改良
2011年11月 マイナーチェンジ
2012年5月 ターボ車の燃費を向上
2012年9月 一部改良
タント L370系の人気グレードをチェック!
人気ランキング | グレード名 | 新車価格(万円) | 中古車相場(万円) | 掲載台数 |
1 | カスタムXリミテッド | 147.5~ | 14.0~70.0 | 516 |
2 | カスタムX | 155.0~ | 17.9~117.0 | 588 |
3 | X | 132.0~ | 12.8~89.6 | 623 |
4 | L | 122.0~ | 9.9~98.7 | 507 |
2代目タントであるL370系の人気は、装備の充実した「X」系。「Xリミテッド」は、「X」をベースにパワースライドドアを装備したモデルで、使い勝手にこだわるならオススメ。「L」はベーシックモデルで、装備については「X」に譲りますが、4WDが選べるなどコストパフォーマンスを追求するなら検討の余地がありそうです。
実際どうなの?ユーザーの反応は…
グーネットに寄せられたユーザーのレビュー投稿から一部をご紹介! ユーザーの感じた良い点悪い点をチェックしてみましょう。
レビュー件数:753件
タント L370系の作業実績
ここでは、自動車整備の実例をご紹介します。車検や修理などの維持や、カスタムの参考にしてください!
テールレンズ交換
【カーライフマネジメント】
営業時間:10:00~19:00
定休日:木曜日
住所:〒300-0804 茨城県土浦市粕毛700
フロントガラスリペア修理
【[自動車ガラス・カーフィルム専門店]カーグラスリバティ】
営業時間:9:30~19:00
定休日:不定休
住所:〒811-2207 福岡県糟屋郡志免町南里2-16-14
【あわせて読みたい】
L300系(2003年発売モデル)
当時もっとも長い2440mmのホイールベースと1700mmを超える全高により、それまでの軽自動車の枠を超える「スーパーハイトワゴン」のジャンルを確立した初代モデル。広い室内とスライドドアの組み合わせが子育て世代を中心に受け入れられ人気モデルになった。
モデル変遷
2003年11月 ニューモデル
2005年6月 「カスタム」を追加
タント L300系の人気グレードをチェック!
人気ランキング | グレード名 | 新車価格(万円) | 中古車相場(万円) | 掲載台数 |
1 | VS | 118.7~128.4 | 11.9~43.0 | 47 |
2 | Xリミテッド | 126.0~135.8 | 10.0~43.0 | 28 |
3 | カスタムX | 131.3~141.0 | 13.0~50.0 | 95 |
4 | X | 118.7~128.4 | 11.0~138.6 | 69 |
人気グレードは「カスタムX」と「X」。L300系タントのグレード構成は、ベーシックな「L」、装備が充実した「X」、最上級の「RS」というのが基本。装備が充実しており、なおかつ流通台数が多いことが「X」系の人気につながっています。また、「X」をベースに専用メッキグリルと15インチホイールを装着するなど、高級感ある内外装とした特別仕様車の「VS」も人気があります。
実際どうなの?ユーザーの反応は…
グーネットに寄せられたユーザーのレビュー投稿から一部をご紹介! ユーザーの感じた良い点悪い点をチェックしてみましょう。
レビュー件数:136件
タント L300系の作業実績
ここでは、自動車整備の実例をご紹介します。車検や修理などの維持や、カスタムの参考にしてください!
吸排気系修理・整備
【ジェイエスオートディール/(株)J.SAutoDeal】
営業時間:9:00~18:00
定休日:月曜日
住所:〒359-0007 埼玉県所沢市北岩岡343-8
車種の概要から人気モデル、ユーザーの声など大ボリュームで、タントについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。愛車選びに失敗しないためには情報収集が肝心です。他にも圧倒的な人気を誇る車種についてたっぷり紹介しているので気になる車種があればぜひ覗いてみてください。