モーターショー
更新日:2019.10.30 / 掲載日:2019.10.29
土日参加者必見! 東京モーターショーの賢い歩き方

文●ユニット・コンパス 写真●川崎泰輝、ユニット・コンパス
いよいよ盛り上がりを見せている東京モーターショー。とくに多くの来場者によって混在が予想される週末は、たくさんの人出で歩くのも大変! そこでこの記事では、モーターショーを楽しむための賢い歩き方を紹介。会場までの詳しいアクセスや各展示場のみどころ、効率的な展示場のルートも紹介します。
トヨタやスバルのブースはココ! 東京モーターショー青海エリアへのアクセスを紹介。電車、バス、自動車

「AOMI EXHIBITION」にはトヨタやダイハツ、スバルがブースを構える
まず青海エリア会場までのアクセスを紹介。電車で来場する場合の最寄駅は、りんかい線「東京テレポート駅」またはゆりかもめ「青海駅」。また、都営バスが東京テレポート駅前まで運行されており、品川駅(波01系統で約22分)や門前仲町駅(海01系統で約36分)からそれぞれ乗ることができる。自家用車で来場する場合は、東京ビッグサイトおよび周辺の駐車場を利用することになるが、週末はとくに混在が予想されるので注意。なお、船の科学館駅やテレコムセンター駅などの周辺にも有料の時間貸し駐車場があるため、こちらで停めてから徒歩で青海エリアに向かったり、ゆりかもめなどを利用するのもいいだろう。
「AOMI EXHIBITION」観覧のコツ。無いトヨタ新型市販車の見つけ方やキッザニアの予約方法!

新型レヴォーグのプロトタイプは青海エリアの「AOMI EXHIBITION」に展示
青海エリアは「AOMI EXHIBITION」と「FUTURE EXPO」という大きく2つの会場で構成されている。「AOMI EXHIBITION」は、チケットを購入する必要のある有料展示で、トヨタやダイハツ、スバルといった自動車メーカーに加え、トラックメーカー4社がブースを構えている。また、子供たちが自動車にまつわる職業体験ができる「Out of KidZania in TMS2019」、記念ミニカーを販売する「トミカコーナー」も「AOMI EXHIBITION」内。ファミリーで「Out of KidZania in TMS2019」を楽しみたいなら、公式サイトからの当日予約がオススメだ。
また、注意したいのが、トヨタブースにはいわゆる市販予定のクルマが展示されていないということ。2020年2月発売予定の新型ヤリスはヴィーナスフォート内にて、新型MIRAIは「FUTURE EXPO」内にて展示されている。どちらも無料で訪れることのできるエリアに展示されている。
青海エリアと有明エリアの移動は無料シャトルバスよりもOPEN ROADがオススメ

「OPEN ROAD」には飲食店ブースや休憩スペースが用意されている
今回のモーターショーは、有明の東京ビッグサイトと青海の東京ビッグサイト青海展示棟の2箇所で開催されている。会場間の移動手段としては、無料シャトルバスが用意されているが、平日のプレスデーでも数十分待ちであったことを考えると、土日には一層の混雑が予想される。なので、会場間の移動は、有料ではあるがゆりかもめを使うのがもっとも便利。また、会場をつなぐシンボルプロムナード公園そのものが「OPEN ROAD」というひとつの会場(無料)となっており、スーパーカーやカスタムカー、痛車など様々なクルマが目を楽しませてくれる。約1.5kmの道のりではあるが、出店のフードを食べ歩きしながらクルマの展示を楽しむことをオススメする。また、約1.5kmの道のりを電動キックボードで走る試乗体験も行なっている。
クルマとバイクの楽しさを体験する「DRIVE PARK」は、東京ビッグサイト駅と「OPEN ROAD」の中間地点にあるのだが、「ARIAKE EKHIBITION」から向かうときに正面の大きな階段からだとアプローチできないことを気をつけたい。一度東京ビッグサイト駅に向かい、ゆりかもめの下を行くイメージで、フェリーふ頭入り口交差点を目指して歩こう。
東京モーターショー有明エリアへのアクセスを紹介。電車、バス、自動車

自動車メーカーの数は有明エリアが多い。また、部品メーカーの展示もこちら
続いて有明エリア内のメイン会場となる「ARIAKE EXHIBITION」へのアクセスを紹介する。こちらへは、りんかい線「国際展示場駅」またはゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」からの徒歩。または都営バスが東京駅から(都05系統、東16系統)約40分、門前仲町駅から(門19系統)約30分、豊洲駅から(門19系統)約15分で運行。また、東急バスやリムジンバスによる直行便が、横浜駅東口(約50分)や羽田空港(約25分)や成田空港(約60分)から運行している。ほかにも日の出桟橋からの水上バス(約30分)というアクセス方法もあるので、活用してもらいたい。駐車場については、東京ビッグサイトまたは周辺の有料駐車場を利用することになる。なお、こちらの空き情報は公式サイトで公開されている。
有明エリアのすべてを無駄な移動なしに見るルートを紹介。自動車メーカーは西展示棟1階と南展示棟1階に集中

「ARIAKE EXHIBITION」の西展示棟は1階の三菱ブースから反時計回りに見るのが効率的
「ARIAKE EXHIBITION」に出展している自動車メーカーはホンダ、日産、スズキ、マツダ、三菱、レクサス、メルセデス・ベンツ、ルノー、アルピナ。会場が比較的コンパクトにまとまっているため漠然と歩いても問題ないが、西展示棟1階を三菱から反時計回りにスズキまで見たら、一度エントランスに出てエスカレーターに乗り部品メーカーが並ぶ西展示棟4階へ移動。その後南展示棟4階の部品ブースを見てから1階へ降りるというのがもっとも無駄のない移動ルートになる。
モーターショーというと、自動車メーカーによるコンセプトカーや新型車に注目が集まるが、部品ブースにはそれらを構成している技術がずらりと並んでいる。体験型の展示を用意しているブースもたくさんあるので、ぜひ部品メーカーの展示も含めて東京モーターショーを楽しんでもらいたい。
<一般公開日の入場券(10月25日(金)14:00~11月4日(月・祝))>
当日入場券:2,000円(税込)
※高校生以下及び自動車関連の専門学校/高等専門学校の学生は無料(入場時に学生証をご提示)
※障がい者手帳をお持ちの方は、入場時に障がい者手帳をご提示ください。本人と付添の方1名(車いすの場合は2名まで)が無料となります。