モーターショー
更新日:2019.10.24 / 掲載日:2019.10.24
【東京モーターショー2019】 FUTURE EXPO編

文と写真●ユニット・コンパス
これまでのモーターショーの枠組みを超えて、NTT、Panasonic、NEC、富士通といった日本を代表する企業がスクラムを組んだのが青海エリアで開催されている「FUTURE EXPO」。ここでは約60社による未来をテーマにしたコンテンツがなんと無料で体験できる。扱われるテーマも、移動、都市、スポーツ、観光、エネルギー、そして宇宙と盛りだくさん。会場は入り口がトンネルになっていて、そこを抜けた瞬間から未来の日本になる……といった趣向。たとえばドローンひとつとっても、ここに登場するのは災害時に人間を救助する能力を備えるような先進的なもの。単なるモックアップではなく、実際に機能するところまで開発が進んだプロダクトも多く、これからの未来を予感させる内容となっている。また、展示にこだわったブースも多く、水素エネルギーについて紹介していたKAWASAKIでは、VR技術で通常では立ち入ることのできない施設内を案内するなど、来場者が実感をもてるような工夫が行われていた。
新しい形のモータースポーツ「e-Motorsports」をその目で見てみよう!

国体の種目になったことでも話題のeスポーツも登場。「FUTURE EXPO」会場では、シリーズ最新作にして世界選手権も開催されている「グランツーリスモSPORT」の大会『「e-Motorsports」in 東京モーターショー』を26・27日に実施。本物さながらのリアルなグラフィック、そして高い競技性を持つことで「グランツーリスモSPORT」の人気は世界規模。U-18による全日本選手権も行われるので、トッププレイヤーたちのテクニックを直接見る大チャンスだ。