インタビュー
更新日:2021.09.10 / 掲載日:2021.09.10
クルマ好きな芸能人、著名人インタビュー[俳優、歌手・川崎麻世]
各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当コーナー。今回のゲストは、俳優や歌手として、長年にわたり、TVや舞台などさまざまなフィールドで活躍を続けている川崎麻世さん。そんな永遠のエンターテイナーである川崎さんが、最近インスタで愛車を使って、なにやら世を騒がせているということで、お話を伺ってきました!
(掲載されている内容はグー本誌2021年10月号の内容です)
※実名の川崎の崎は大ではなく立です

撮影/池ノ平昌信
1963年生まれ。大阪府出身。12歳で芸能界入りし、14歳で俳優、歌手としてデビュー。TVドラマやバラエティ番組などで活躍し、演劇、ミュージカルも多数出演して、ファンを魅了し続ける。
マツダは高級感のあるCMが気になっていたんですよ
グー まずはクルマを好きになったきっかけを教えてください。
川崎麻世(以下、麻世) 祖父が大阪のひらかたパークっていう遊園地でクルマのアトラクションを運営していたんです。クルマは手作りの電気カートで、自分も物心ついた時にはそれを運転していました。
グー それは好きにならずにいられない環境ですね。では、初めてクルマを所有されたのは?
麻世 20歳くらいの頃、憧れていた赤いBMW3シリーズを買いました。ただ当時はいろいろ知らなくて、免許取ったその日に、現金を握りしめて販売店へ行ったんです。買えばそのまま乗って帰れると思ってたんですね(笑)。
グー では、納車がかなり待ち遠しかったのでは?
麻世 「今着きました」と電話がかかってきて、マンションの自室から下を見たら、ピカピカの3シリーズが止まっていました……。映画のワンシーンというか、初恋の一場面みたいな気分でしたね。
グー うれしかったでしょうね。
麻世 早速、東京から実家の大阪までドライブへ出かけたんですが、運転がとにかく楽しかったし、長距離も苦じゃなかったですね。
グー では、その次の愛車は?
麻世 次も3シリーズだったんです。最初のは318で、アルピナ仕様にカスタムして楽しんでいたんですが、ぶっちゃけ遅かったんです(笑)。パワー不足を感じて323にしたら全然違いました。同じ車種でもこんなに違うのかと驚きましたね。
グー 3台目は別メーカーですか?
麻世 若いから、憧れがランクアップしていくんですよね(笑)。真っ黒なメルセデス・ベンツ300EのAMG仕様にしました。煽られることがまったくなくなりましたね(笑)。
グー たしかに黒は威圧感がありますからね(笑)。ではその次は?
麻世 30代になって、もう自分のためじゃなくて家族のためもあって、フォードのエクスプローラーです。山とか川にも行けるように。
グー ファミリー志向ですね!
麻世 その次はボルボ850ワゴン。当時(元妻の)カイヤが英会話教室をやっていて、その生徒さんがボルボの社員で。社長を紹介するからぜひ店に来てくださいと言われて、なんとなく見に行ったんです。そうしたら、スクエアで重心の低いデザインが気に入ってしまいまして。
グー アウトドア向きのクルマが続きますね。
麻世 当初、ボルボには「子どもたちと犬」というイメージを抱いていて、ダルメシアンやラブラドール・レトリーバーなんか乗せてたらかっこいいなぁと想像していたんですが、ウチの犬は小型犬でした(笑)。
グー では、その次の愛車は?
麻世 ダッジのデュランゴですね。本当はエスカレードを見に販売店へ行ったんですが、デュランゴを見た息子に、「パパこっちが超かっこいいよ!」って言われて決めました。約10年乗るほど気に入ってましたけど、燃費がちょっとね(笑)。
グー 燃費は気になりますよね。
麻世 それもあって、次はエルグランドを買ったんです。当時、東日本大震災があって、日本の企業を応援するためにも国産車に乗ろうと。最初はジュークを選ぼうと思ってたんですが、当時のウチの弟子に、「麻世さんダメです! 似合いません!」て言われまして(笑)、こっち乗ってくださいって言われたのがエルグランドだったんです。
グー そしてこのCX-8ですか?
麻世 マツダはCMが気になっていたんですよ。高級感があるじゃないですか。
グー たしかに上質な雰囲気です。
麻世 BMWやボルボにも行っていろいろ検討していたんですが、マツダのショールームがあまりにも綺麗だったので足を運んだんです(笑)。で、試乗させてもらったら、なんだこれ!? と思って。3列シートで人が乗れるし、走りがいいんです。コスパすごいなと思って、最終的にこいつに決めました。
グー 今はほかに欲しいクルマはないんですか?
麻世 以前はマセラティにも乗りたかったんですけど、CX-8に乗ったら、もう別によくなっちゃいました(笑)。

最初の2台以外、愛車はずっと黒ボディだという麻世さん。「高級感があって黒と赤の組み合わせが好きなんです」ということで、CX-8もディープレッドの内装色を選んだのだとか。
「ボンネットリフレクション」というクルマの新しい楽しみ方

麻世さんがインスタに載せた写真が話題に!
CX-8納車の翌日、業者でガラスコーティングを施してもらったという麻世さん。ピカピカになった愛車を撮影しようとクルマの前に立つと、ボンネットにあまりにも美しい景色が映っていたことに驚愕。早速、自身のインスタにアップすると、ファンやクルマ好きの間で話題を呼んだ。「最近のコーティング技術はすごいなとびっくりしました。撥水力も強いから、雨に7から8回降られても光ってますしね。インスタは反響もすごいですし、街でこのクルマを見かけた人からよく声をかけられますよ(笑)」。
川崎麻世さんの思い出に残る愛車たち……
メルセデス・ベンツ ミディアムクラス(W124型)
中古車中心価格帯:70万から450万円
現在のEクラスとなるメルセデスの中核モデル。「300E」と呼ばれ、今もファンから愛され続けている。麻世さんはAMG仕様を所有していた。日産 エルグランド(現行型)
中古車中心価格帯:60万から260万円
日産のフラッグシップミニバン。押し出しの強いデザインを持つミニバンの元祖として、長年支持されてきた。麻世さんは約9年間所有。マツダ CX-8
中古車中心価格帯:220万から370万円
3列シートを搭載するクロスオーバーSUV。流麗で美しい“魂動”デザインを採用し、2.2Lディーゼル、2.5Lガソリン(ターボ&NA)エンジンを設定。
※中古車価格はグーネット 2021年8月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。