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更新日:2021.12.06 / 掲載日:2021.12.06
ランボルギーニ・カウンタック展 米フロリダ州の美術館で開催

ランボルギーニは、米フロリダ州のウォルフソニアン-FIUミュージアムにおいて、イタリア総領事館の協力を得て、カウンタック展「ランボルギーニ・カウンタック:Future Is Our Legacy」を開催する。
マイアミビーチ、アールデコ地区の中心に位置するこの博物館の2階ギャラリーでは、ランボルギーニのサステイナビリティに対するアプローチとブランドデザインの進化を、アイコンであるランボルギーニ カウンタックを通して体験できるようになっている。期間は現地時間の12月5日まで。
1986-2021 カウンタックに見るランボルギーニの最新イノベーション
展示は、1986年製のランボルギーニ カウンタック LP 5000 QVを中心に、カウンタックの歴史、ヴィンテージスケッチ、サステイナビリティへの道のコーナーを経て、新しいランボルギーニ カウンタックLPI 800-4へと進んでいく。この最新のカウンタックLPI 800-4は、ランボルギーニ シアンに続くハイブリッド化への第2のステップといえる。同社は、完全なプラグインハイブリッドモデルのラインナップで2025年までにCO2排出量を50%削減することを目標としており、この10年の後半には完全なバッテリー駆動のランボルギーニが登場する予定。
ハイブリッドエンジン搭載のランボルギーニ カウンタックLPI 800-4は、初代LP 500が持つインパクトを継承しながら、ランボルギーニの電動化への新たな道筋を示す。次世代のために設計されたLPI 800-4は、V12エンジンの心臓部と協調するハイブリッド技術を開発する、ランボルギーニの最新のイノベーションのひとつ。
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ランボルギーニの会長兼CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏は、「過去から現在へ、この展覧会はランボルギーニがいかに一貫して可能性を追求してきたかを示すものであり、電動化のための野心的な計画を持つ現在もその中にあります」と述べた。「画期的なデザインと現代的な美しさはランボルギーニのDNAに不可欠であり、アート・バーゼル・マイアミはこの旅を説明するのに最適な環境であり、ウルフソニアン-FIUのような一流の博物館で展示できることを光栄に思います」。
「在マイアミイタリア総領事館とランボルギーニ社とのパートナーシップを更新し、象徴的なヴィンテージ・カウンタックを展示できることは、実に喜ばしいことです。ランボルギーニは、イタリアのモーターバレーの中心で、時代を超越した車を長年にわたって製造してきました。それは伝統と革新、そして個性的なデザインが融合した伝説の車です」
在マイアミイタリア総領事のクリスチアーノ・ムジッロ氏は、「ランボルギーニは、本業と並行して、CO2排出量の削減や廃棄物の徹底したリサイクルなど、総合的な環境政策に取り組んできました。この展覧会では、イタリアのデザインオブジェクトの展示を通して、省エネルギーと使用済み材料のリサイクルによって生み出された、環境に優しい革新的な工業デザインを紹介しています」と、同社の取り組みと展示内容について説明した。