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更新日:2021.07.13 / 掲載日:2021.07.13
マクラーレン・720S GT3Xがヒルクライムを制覇! グッドウッド・フェス

ヒルクライムを制したマクラーレン・720S GT3X
7月8日~11日までの4日間にわたり英ウェスト・サセックス州で開催された第27回グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて、恒例のヒルクライム・シュートアウトが行われ、ファイナルレースでマクラーレン・720S GT3X(ドライバー:Rob Bell)が45秒01の好タイムを記録し、優勝を飾った。
続いてスバル・WRX STI(ドライバー:Travis Pastrana)が総合2位を獲得、タイムは46秒20だった。
新型アルトゥーラやエルバなどの注目車両の展示に花を添える快走
マクラーレン・720S GT3X
今回のフェスティバルにおいて、マクラーレンは4月に日本でも初公開された新型アルトゥーラやスクリーンレスモデルのエルバなど、注目車両を多数出展。
マクラーレン・ファクトリー・ドライバーのRob Bellが駆る720S GT3Xの優勝は、そんなハイパーカーの登場にこれ以上ない花を添える結果をもたらした。
マクラーレン・オートモーティブCEOのMike Flewitt氏は「タイムド・シュートアウト・ファイナルでの優勝は、マクラーレンにとって2021年のフェスティバル・オブ・スピードを締めくくるにふさわしい、素晴らしく完璧なものでした。Rob Bellは素晴らしい走りで、720S GT3Xの優れた性能を発揮し、グッドウッド・ヒルの難所を見事に制覇しました。また、公開されたばかりの新型アルトゥーラや注目のエルバなど、多くの車両が展示・走行されており、お客様やファンの皆様と再び直接お会いし、マクラーレンのすべてを祝福する素晴らしい機会となりました」と、喜びを語った。
マクラーレン 新型アルトゥーラ
マクラーレン エルバ
予選1位だったスバル・WRX STIは総合2位に
スバル WRX STI
いっぽう、7月末のニューイングランド・フォレストラリーや8月開催のスバル・マウント・ワシントン・ヒルクライムへの出場も控えているTravis Pastranaがステアリングを握ったスバル・WRX STIは、小雨が降る中で実施されたヒルクライムの予選では48秒10で1位を獲得、その勢いに乗りファイナルでは予選を上回る46秒20という好タイムを記録したが、総合2位という結果だった。
練習走行でマシンの手応えを感じていたというTravisは「グッドウッドでの1週間は素晴らしいものでした! 1位になりたかったですが、エアスレイヤーSTIを最後まで走らせることができて、とても楽しかったです。次のワシントンではマシンを存分に走らせ、記録を狙うことができるでしょう」と語った。