イベント
更新日:2020.12.14 / 掲載日:2020.12.14
スープラ全国ミーティング2020が富士スピードウェイで開催

350台のスープラが騒然と並ぶ
2020年10月、全国から スープラが富士スピードウェイに集結した。国内ではセリカXX(ダブルエックス)の名称だが、北米ではSUPRAの名前がつけられていた、A60系を含め、70スープラ、80スープラ、そして17年ぶりに昨年発売された新型のGRスープラが集結。富士スピードウェイのイベント広場がスープラに染まった。
TOYOTA GAZOO RACING アンバサダー 脇阪寿一さんも参加

TOYOTA GAZOO RACING アンバサダー 脇阪寿一さんも参加
イベントには、TOYOTA GAZOO RacingアンバサダーでSUPER GT TGR Team SARD 監督も務める脇阪寿一さんも愛車であるスープラで参加。GRスープラの開発時のチーフデザイナーである中村暢夫氏を交え、スープラオーナーズクラブの会長である延命さんと1997年に会を立ち上げた雨宮さんと、オーナーズクラブならではのトークショーが行われていた。加えて、トヨタもメーカーブースを出して全面協力。GRヘリテージパーツプロジェクトに関するオーナーとの意見交換も積極的に行われたという。
メーカー約30社も出展

17年ぶりに発売されたGRスープラは、多くのパーツメーカーがアフターパーツを開発している車種の一つ。イベントでは、30社近くのパーツメーカーがデモカーやパーツを展示しイベントを盛り上げていた。
ジャンケン大会では豪華すぎる製品がずらり

ジャンケン大会では豪華すぎる製品がずらり
イベント終盤に行われた、ビンゴ大会やジャンケン大会には、パーツメーカーから協賛されたという、豪華すぎる商品がずらりと並び、イベントは盛大に盛り上がっていた。中でも、トークショーにも参加されたチーフデザイナーの中村暢夫さん直筆のイラストは、スープラオーナーにとって最高のプレゼントだったに違いない。
運営管理はスマホアプリで

運営管理はスマホアプリで
驚くべきは、この規模のミーティングの主催が、オーナーズクラブの有志によって行われていること。それを可能にしているのは、スマホアプリである「マイガレージ」。本来、イベントを主宰する場合、料金の徴収や参加台数の把握等、何かと苦労することが多いが、全てアプリ上で解決。参加予定の方に一斉メールや一斉通知の機能まで用意され、参加代金もアプリ上で集金ができるしくみ。更に当日は、ユーザーコンテストも実施されていたが、このアプリを使うことで、締め切りから集計までをすべて管理。手間なくコンテストが実現できたという。何よりも、受付時に名札と車両ラベルが印刷されるしくみは秀逸で、ユーザー同士の交流の際に、名前を聞く必要がないストレスフリーな場がつくられていた。1日を通じて様々な催しがあった、スープラ全国ミーティング2020。来年も開催されるということで、要注目のイベントである。