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更新日:2022.12.20 / 掲載日:2019.02.01
東京オートサロンで体験してきたMITSUBISHIデリカD:5の魅力

大幅なマイナーチェンジが行われ、2月に発売が予定されているデリカD:5。すでにメディアを通じてその姿が伝えられているが、一般ユーザーに向けたお披露目が行われ、その魅力を存分に味わうことができた。
●文&写真:橘 祐一
東京オートサロンで初お披露目

昨年11月から早期の予約を開始するなど、すでに写真や映像などで発表されていた新型デリカD:5だが、正式に一般公開となったのは、1月11日から13日まで開催されていた東京オートサロンの三菱ブース。標準仕様のほか、オンロード仕様のアーバンギア、カスタムが施されたモデルなどが展示され、多くの車好きに注目されていた。
デリカファンミーティング

三菱自動車の主催により定期的に開催されるファンイベント。今回は昨年12月に大阪、この1月に千葉で開催され、どちらも新型D:5に触れ合うことができるイベントとなっていた。
4WD登坂キット体験
傾斜45度での窓からの景色はこんな感じ。体感的には真上を向いているみたいな感じで、衝撃的な体験だった。
CMなどでもお馴染み、傾斜45度の急登坂、100%勾配を同乗で体験。普通のクルマでは体験できない角度に、体験者は大興奮。
増岡浩氏によるデモ走行

1987年からパリ・ダカールラリー(現:ダカールラリー)に参戦し、2度の総合優勝を果たしているラリードライバー増岡浩氏による、豪快なデモ走行が披露された。
展示されている新型デリカD:5は自由に乗り込んでじっくり観察することができた。エンジンルームを覗き込むファンも多かった。
駐車場内には全国から集まったファンのデリカがずらり。スペースギアやスターワゴンの姿もちらほら。
ファミリーでの参加も多く、子供達が退屈しないように、巨大なジェンガなど、親子で遊べるコーナーも用意されていた。
プロのドライビングにより、サーキットのコース内を同乗体験。改良されたエンジンのパワー、静粛性、快適性などを体感。
増岡氏による新型デリカD:5の魅力や、開発者、デザイナーによるトークライブが行われ、新型D:5を詳しく解説。
新型デリカD:5をひと足早く体験できる
スペースギアの後継車として2007年1月に発売が開始されたデリカD:5。アウトランダーなどと共通のプラットフォームを採用し、ミニバンでありながら高いオフロード走破性能を備えるデリカD:5は、唯一のオールラウンダーとして多くのファンを獲得している。最新型はフルモデルチェンジに匹敵するほどの大幅なマイナーチェンジが行われ、すでにメディアなどで詳細が発表されていたが、先日の東京オートサロンで初めて一般公開された。
さて、デリカファンのために三菱自動車が定期的に開催しているのがデリカファンミーティング。1月19日にも千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催され、新型デリカD:5を存分に味わえるイベントとなっていた。会場内には7台の新型デリカD:5が展示されていたほか、ラリードライバー増岡浩氏のデモ走行や、同乗走行体験などが行われた。また、特設コースも用意され、三菱の4WDイベントではお馴染みとなった傾斜45度の急坂登坂や20度の傾斜のキャンバー走行、階段状の登坂路などの走行を、プロのドライビングにより同乗することもでき、多くのファンがその圧倒的な性能を体感した。
また、開発者やデザイナー、ラリードライバー増岡氏のトークショーやチューニングショップによるカスタム車両やパーツの展示など、デリカD:5の魅力にたっぷり浸れる1日となった。
デリカファンの声
山崎さんファミリー(埼玉県)
現在D:5に乗る山崎さんは家族4人で同乗走行を体験。室内の静かさに驚いたという。エンジンの加速感もよく、8速になったATの制御など、大幅に進化したことを実感。新車購入からまだ3年目だが、買い替えを視野に検討中なのだとか。リョーマくんとタイセイくんも気に入ったみたい。
野木さんファミリー(神奈川県)
現行D:5乗りの野木さんは、新型の第一印象はあまりよくなかったが、実物をみたらアクの強いフェイスもいい印象に変わったのだとか。45度の登坂キット同乗を体験し、剛性の高さと新型エンジンの粘り強いトルクに感心。同乗したイチジョウくんとイチヨウちゃんも「ジェットコースターみたい」と興奮気味。