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更新日:2018.04.10 / 掲載日:2018.04.10
モータースポーツを通じて女性を元気に! 竹岡圭さんアルファ ロメオで全日本ラリーに参戦

参戦マシンのアルファ ロメオ ジュリエッタ、ドライバーの竹岡 圭(左)とコ・ドライバーの佐竹尚子さん(右)
文と写真●ユニット・コンパス
モータージャーナリスト、そしてタレントとして活動している竹岡 圭さん主催の「圭 rally project」が、全日本ラリー選手権2018への参戦を発表した。マシンはアルファ ロメオ ジュリエッタで、竹岡さん自身がステアリングを握り、6月7日からのRd.5「Montre2018」を皮切りに、4戦に参戦する計画だ。

チームは、4月14、15日にお台場で開催されるモータースポーツジャパンに出展。チームグッズも販売されるという
ラリー競技に参加することが長年の夢だったという竹岡さんは、プライベーターとしてチームを設立し、2016年シーズン終盤から全日本ラリーにテスト参戦し、2017年にはターマック戦に焦点を絞り、ついに本格参戦。アバルト 500 Rally R3Tを駆り、JN5クラスでシリーズ5位という成績を残している。もちろん、モータージャーナリストとしての活動やテレビ番組への出演などを行いつつであり、その挑戦には多くのひとが勇気づけられたことだろう。
2年目となる2018年シーズンでは、チーム体制を一新。グラベル(砂利道などの未舗装路)レースが増えることも考慮し、マシンを新たに制作することにしたという。

レースマシンのベースとなるアルファ・ロメオ ジュリエッタは、日本で一般的に販売されている車両で、トランスミッションも競技車両に多いマニュアルではなくAlfa TCT(デュアルクラッチ式AT)。マシンをジュリエッタにした理由について 、「昨シーズン大勢の女性から『勇気をもらった!』と声をかけていただいたことから、女性が注目する車種であるアルファ ロメオ ジュリエッタを選択。ナンバー付き車両で、ハードなシチュエーションを戦うラリーというステージに女性がチャレンジすることで、もっと多くの女性にアピールできたらいいなと思ってます」と竹岡さんはコメント。
さらに、「日本市場でもアルファ ロメオの専売店戦略が始まり、フィアット&アバルト店とアルファ ロメオ店に分かれ、販売拠点が独立しました。さらに、2018年アルファ ロメオが、F1に参戦。ジュリエッタが、BTCC、TCRに参戦するということで、いまアルファ ロメオのモータースポーツ活動に注目が集まっています。これまで携わってきた自動車の世界、モータースポーツの世界、そしてラリーの世界を盛り上げることに、少しでもお役に立てるよう、チーム一丸となって微力ながら頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と続けた。

発表会には数多くのスポンサーも参加し、竹岡さんおよびチームにエールを送った
チーム体制
チーム名:圭 rally project
ドライバー:竹岡 圭
コ・ドライバー:佐竹尚子
ゼネラルマネージャー:太田尾 勝
メカニック:太田尾 勝、他ダイワグループ企業内から2名
メンテナンスガレージ:圭 rally project
参戦マシン:アルファ ロメオ ジュリエッタ
参戦カテゴリー:全日本ラリー選手権(4/10戦)
参戦クラス:JN4