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更新日:2018.11.19 / 掲載日:2015.10.27
トヨタブースの主役は「4代目プリウス」!≪東京モーターショー2015特集≫

森野恭行
「クルマの本質的な魅力である、走る歓び、使う楽しさの新たな可能性の提案」が、トヨタブースが掲げるテーマだ。そこで主役を務めるのは、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の採用により、骨格からの改革を成し遂げた「4代目プリウス」だろう。
JC08モード値で40km/Lの大台に到達する燃費の進化はもちろんのこと、低重心パッケージが生み出すスポーティな走り味も、新型の自慢のポイントだという。その魅力を、生の姿を見てじっくりと確かめたい。
そして、モーターショーの華となるコンセプトカーも充実している。コンパクトクロスオーバーの「C-HRコンセプト」はフランクフルトショーに次ぐ出展だが、ライトウエイトコンセプトの「S-FR」や、燃料電池車の新しい提案となる「FCV PLUS」、そして「機械」としてのクルマの魅力をストレートにデザインで表現することに挑んだ「KIKAI」は、いずれも世界初公開のモデルとなる。これらの3台は、「未来のトヨタ車」への期待感をグッと高める、ユニークなチャレンジャーたちと位置づけることができる。
また、セリカGT-FOURの栄光の時代を知るファンなら、WRC(世界ラリー選手権)への復帰に向けて開発が進む、ヴィッツ・ベースのテスト車両の存在も見逃せないところ。トヨタのウリは、ハイブリッドや燃料電池(FC)に代表される環境技術だけではない。ラリーに懸ける熱きチャレンジングスピリットも感じ取ってほしい。
新型プリウスのリヤスタイリング
新型プリウスのインパネ
新型プリウスの前席空間
新型プリウスの後席空間
新型プリウスのハイブリッドシステム
FCV PLUSの外観
FCV PLUSの操作系
FCV PLUSの室内空間
KIKAIのフロントデザイン
KIKAIのリヤデザイン
KIKAIのインテリア
ヴィッツ・ベースのWRCテスト車両