車のエンタメ
更新日:2021.04.27 / 掲載日:2021.04.27
日産 女優・伊藤かずえさんの愛車「シーマ」レストアがついに始動!

伊藤かずえさんと愛車の日産・シーマ
日産は4月26日、女優の伊藤かずえさんが30年以上に亘り乗り続けてきた愛車「シーマ」がレストアのため入庫されたことを発表した。レストアは日産のグループ会社であるオーテックジャパンにて行われる。
【過去記事】
日産 女優・伊藤かずえさんのシーマのレストア実施を決定
https://www.goo-net.com/magazine/112808.html
伊藤さんはお別れ前のラストドライブを経て、26日午後1時過ぎにシーマに乗って来社、このときの走行距離は26万6500kmに達していたという。3月にレストア実施の第一報が出た後、伊藤さんのSNSではフォロワーが1日で1万人増えたことを明かした。
しばしのお別れに際し伊藤さんは「娘が生まれてチャイルドシートでシーマに乗っていたのが昨日のように感じます。今では、娘もシーマを運転しています。30年も乗っていると車に魂が宿っているように感じます。今までありがとう、新しくなってからも頑張って乗せてください」とコメント。レストア期間中はe-POWER搭載のコンパクトSUV・キックスを代車として使用するという。
レストア当日のフォトレポート
初代シーマについて

スペイン語で「頂上」の名をもつ初代「シーマ」 FPY31型は、「日本的な味を持った、世界に通用する新しいビッグ・カー」をコンセプトに、1988(昭和63)年に発売。
従来の国産大型セダンになかった伸びやかで気品あるスタイリングとインテリア、パーソナルな乗り味や優れた運動性能など、数々の新しい価値が大好評となり、当時の経済メディアが「シーマ現象」と報道するほどの爆発的人気車となった。
発売翌年には物品税廃止(消費税導入)も追い風になり、当時のいわゆる「3ナンバー車ブーム」の発端にもなったとされる。
今回レストア対象となるのは「タイプIIリミテッド」で、高級パーソナルクーペ「レパード F31型」にさえ先んじて採用されたV6・3LのVG30DET型ターボエンジン(最高出力187kW=255ps)や、先進の電子制御エアサスペンションをもつ最上級グレード。