ずっとバック走行で営業!?　おそるべしインドの仰天タクシー！

　細い路地で、前から来るクルマと鉢合わせしたからバックをしているのではありません。なんと彼は、このままの状態で走行し続けているのです！

　このシーンも「衝突事故の直前！」ではなく、クルマが普通に連なって、交通が流れている様子なのです！

　インドのハルプリートさんはタクシードライバー。なぜ彼が、バックで走行することを始めたのかといいますと、ある日、乗っていたクルマのミッションが故障し、ギアがバックにしか入らなくなり、バックのまま家にたどり着いたことだそうです。

　「だれもやらないこと、新しいことをしてみたい」といつも思っていたので、このバック走行でタクシーを営業することにしたのだとか。幸いにも（？）、特別に許可を得て走行しているそうです。

　後ろを振り返る姿勢で長時間運転しているからか、「首や背中が痛い時があります」というハルプリートさん。しかし、その甲斐あってか、女子ウケがいいといわれるバックのポーズも完璧にキマっています！

　ステアリングさばきも、すごく自然です。

　後ろを走行するクルマのドライバーは、ふとした時に「前からクルマが！」とドキッとしてしまうのではないでしょうか!?

　とても個性的なドライビングのハルプリートさんですが、乗車するお客さんも後ろ向きに座ることを強いられるのでしょうか!?　それはそれで辛そうですね。