インドネシアで珍車発見！　前後が「顔」のクルマの魅力

　今回ご紹介するのはインドネシアで発見した世にも珍しいクルマです。なんと、フロントとリアのそれぞれが「顔」となっているのです。どちらが前だか、後ろだか分からない「両面カー」ともいえる変わった姿をどうぞご覧ください。

　駐車場にオレンジ色のクルマが入ってきます。

　完璧な3ボックススタイル。というか、えっ！

　この車両、クルマのフロント同士を接合したような格好をしています。

　どちらから眺めても「フロント」です。

　運転席も。

　2つあります。シートも、どちらもフロントシートと呼べますね（笑）！

　両側の舵角を合わせると。

　このように斜めにまっすぐ角度を保ったまま進むこともできます！

　前後どちらもステアリングが切れるので、4WSのように小回りも抜群です。

　さて、この「珍車」を作ったのは、インドネシアのバンドン出身の自動車整備士、ロニ・グナワンさんです。71歳です。

　世にも珍しい、少々大味なカスタムカーですが、実際に走らせるとどんな感じなのか、とても興味が湧きます。