スタックしたら手押し!?　牧歌的なシトロエン2CVのラリーイベントに潜入

　こちらはハイリフト。ただ事ならぬイベントが行われる予感がします。ドキドキしますね。

　まさかの走破性？　これがシトロエンの2CＶなのでしょうか!?

　とはいえ調子に乗ると、すぐに「亀の子」状態に。でもいいのです。そんなときには人の手で押しますから！

　おや、こちらは横転してしまいました。はい、起こしますよ。もちろん人の手で（笑）

　坂が上れない？　じゃあ引っ張りましょう。もちろん人力で。

　それにしても、この登坂能力はなかなかのものですね。

　というわけで、2CVマニアの集まるオフロード走行会の様子をお届けいたしました。2CVがけっして「カワイイだけ」ではないことが、十分にお分かりいただけたと思います。 40年以上にわたり全世界で387万2583台が生産されたという名車2CV。この映像のオーナーさんたちは、600kg以下というただでさえ軽い車体をさらに軽くするためにいろいろなパーツを取り払っていましたね。「オリジナルを大切に保存」というのとは正反対の、気楽に楽しむという姿勢が気持ちいいですね。

　歴史的な大衆車は、生産が終わってからもなお、気さくなキャラクターを貫いているのですね。