車のエンタメ
更新日:2018.02.09 / 掲載日:2018.02.09
軽量545kgに310馬力! ケーターハム最強「620R」は60秒に円旋回を何回できるか!

正義。いろいろな世界にも絶対の真理であったり正義なるものが存在しますが、ことスポーツカーに関しては「軽さ」こそが正義と言えるのではないでしょうか。
今回ご覧いただくのは、超軽量スポーツカーとして有名なケーターハム。そのトップモデルである「セブン 620R」が定常円旋回(ドーナツターン)に挑戦する映像です。さまざまなスポーツカーでこのような映像を目にしたことがあると思いますが、今回は半端ないキレです。「60秒間に何回、定常円旋回ができるのか」という挑戦なのですが、アタックするマシンは重量わずか545kgのボディに310馬力の強力なエンジンを積むスーパーマシンです。300馬力オーバーがさほどのインパクトをもたない今日のスポーツカーですが、フレームにそのままエンジンだけが乗っかったようなクルマとなると話は別です。その様子をどうぞご覧ください!

そうです。皆さんよくご存知のセブンです。

タイヤのすぐ後からエキゾーストパイプが出ているのも特徴的ですね。

でもこのセブン、ちょっとレーシーに仕上げられています。

さあ、いよいよチャレンジです。ドライバーが準備を始めます。

挑戦するドライバーはクリス・ホイ。2012年のロンドンオリンピックの自転車競技2種目で金メダルを獲得、通算6個の金メダルを持ち、ナイトの称号を贈られたレジェンドです。クルマの運転も相当得意そうです。

さぁいよいよ挑戦です! 60秒間に何回ターンできるのでしょうか!

凄まじい切れ味です。軽いセブンの車体は、いきなり回転をはじめます。

中心部のコーンを見つめながら、ステアリング、アクセルワークに細心の注意を払っていきます。

ボディ横にはケーターハムのトップモデルとしての名が誇らしげに示されています。

アグレッシブに攻めていきます。まるで本職のドライバーのようです。

コンパクトに円を描きながら、無駄なく回転していきます。

上手にカウンターをあてながら規則的にドリフトしていきます。

それにしても、ステアリングの径の小ささには驚きです!

リヤタイヤを適度にスピンさせつつ回転を続けていきます。

どんどんペースが上がっていきタイヤスモークに包まれるセブン。

中心に置かれたコーンのまわりには、タイヤマークできれいな円が描かれていきます。

そして60秒が過ぎ、タイムアップです!

ドライバーのクリス・ホイは両手を高々と上げて成功を確信しています。

停止しても、リヤタイヤからはまだ煙が上がっていますね。

やりました! 60秒間になんと19回もの定常円旋回を成し遂げました。新記録達成です!
驚異的な軽さに物言わせてのパフォーマンスですが、重量配分のよさも伝わってきます。スーパーセブンがなぜ多くのエンスージアストから愛され続けるのかがよくわかる映像でした。