「お金はないけどスーパーカーに乗りたい！」という夢を自ら廃車を改造して叶えた男

　どうですか、この圧倒的な存在感。ひと目でスーパーカーとわかるカブリオレでクルージングです。

　「スーパーカーを買うようなお金はないから、自分で作るしかなかったんだ」というマシューさんは、みんなにもチャレンジしてほしいと語ります。

　それにしてもどのようにして作られたのでしょうか。

　「何百万ドルもするように見える個性的なクルマがほしかった」という彼。

　パーツの回収から加工、組み立てまで、ほとんどすべてを自らの手作業で行うマシューさん。

　「すでにあるクルマ（廃車）を作り直すのが一番簡単です」とのこと。それでも、他のクルマから数多くのパーツを調達していきます。

　「エンジンやミッションが生きているクルマならば簡単です」などと語っていますが、苦労も多いことでしょう。

　四六時中クルマに触れているという彼ですが、今のカスタムカーの製作を天職だと思っているようです。現在は愛好家のために「世界にたった1台のスーパーカー」を提供し、映画の撮影などにも使われています。マシューさん目指すのは、だれも今まで見たことのない特別なクルマを作るということ。手作りで仕上げたボディワークは見事です。

　ダイナミックなデザインが印象的なマシューさんのクルマは、まさにスーパーカーのオーラをまとっています。

　周囲からも熱い視線を集めています。

　グラマラスなボディに比べて、すいぶんコンパクトなエンジン。燃費も悪くなさそうですね。