車のエンタメ
更新日:2018.11.13 / 掲載日:2017.02.03
2台の日産「フェアレディZ」が廃墟で華麗なツインドリフト

ドリフトって、だだっぴろい駐車場みたいなとこでやってるのを見ても「すごいなーー!」って興奮しちゃうんですが、断崖とか絶壁とか柱とか壁とか、そういう制約が多い場所だとよりいっそう迫力が出ますよね。
1999年にクローズして以来そのままになっているカリフォルニア州のショッピングモール「ホーソーン・プラザ・モール」の廃墟で撮影されたこちらの動画も、思わず息を呑むインパクトに溢れています。
アメリカで大人気のプロドライバー、ケン・ブロックのアパレルブランド「フーニガン」が、2015年の「ブラック・フライデー」に公開したもの。ブラック・フライデーは感謝祭(11月第4木曜日)翌日の金曜日で、クリスマス・セールがスタートすることから小売店の売り上げが増加して黒字が増えるというのでこう呼ばれるのだとか。最近、日本でも耳にするようになりましたが、つまり「ショッピング万歳!」の日なわけです。


まもなくして、フェアレディZがもう1台出てきてタンデム走行をはじめます。赤いZを駆るのは、プロドリフターのライアン・トゥレック。紅白2台で華麗なツインドリフトを決めまくりです。

最後は2台でタイヤを鳴らしながら、グルグル定常円旋回。BGMもなく、エンジンの爆音とタイヤの音が響くだけですが、何度も繰り返して見たくなってしまうほど美しいツインドリフト。エンドロールで「ついで」のように商品のPRをしているのも、なんだかケン・ブロックらしくていいなぁ、と思っちゃいました。