車のエンタメ
更新日:2016.10.21 / 掲載日:2016.10.21

駐車スペースを探す必要なし!? かんたんライド&パークの電動一輪バイク

 一輪車って、曲芸で技を披露したり、小学校の校庭でこどもたちが遊んでいたり、およそ実用とは遠い乗り物だと思ってました。でも、技術の進歩で「これなら日常で使いたいかも!」と思わせてくれる一輪車ができたんですね。

 アメリカ生まれの電動一輪バイク「RYNO(ライノ)」です。

 2014年にプレオーダーを開始した際に公開された動画がこちら。

 バッテリー&モーターを組み込んだ18インチの幅広タイヤに、シートとハンドルをつけたシンプルな構造。女性でもラクに乗りこなせそうに見えますが、小柄な日本人にはちょっと大きいかもしれません。

 一見、タイヤが2輪から1輪になったバイクのようですが、仕組みはまったく異なります。前進したいときはアクセルグリップを回すのではなく、前方向に重心を移動。減速したいときは後ろに体重をかけるんです。曲がりたいときは、左右に腰をひねるんですが、これはハンドルを操作するとシートも連動して動いてアシストしてくれるようです。

 ブレーキランプやヘッドライトも装備。

 3台のジャイロスコープを搭載していて、重心が極端に前や後ろにかかっても倒れないようになっています。座って乗るのか立ってのるのか、1輪か2輪かのちがいはありますが、セグウェイに近い乗り心地かも。

 ひじょうにコンパクトなので、駐車場がなくてもエレベーターに載せて自宅に置くことも可能。停めるときは車体を前方にグイッと傾ければ、スタンドで自立します。

 日本ではありませんが、自転車用のスペースがある電車に乗り込むこともできるそうです。

 車体の重量は約72kg、最大荷重は約118kg。最高速度は10mph(約16km/h)で、満充電で約16kmの距離を走行することができます。バッテリーは取り外し可能、家庭用の電源から約6時間でフルチャージ。

 アメリカでは2014年より販売されていて、法律的にも公道と歩道を走ることが許されています。日本では発売も法整備もされていませんし、すでに販売されているセグウェイも公道走行は禁止されていますから、残念ながらライノの普及もちょっと難しいかも。乗ってみたいけどなぁ……。

参照元:RYNO Motors オフィシャルサイト(外部サイト)

参照元:RYNO Motors公式(YouTube)

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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