車のエンタメ
更新日:2018.11.07 / 掲載日:2016.07.29
世界の自動車を代表するタフブランド、ジープの歴史が90秒で完璧にわかる動画

クロスカントリー4WDの代名詞といえる「ジープ」。その原型となる「ウィリスMA型」が誕生したのは1941年で、今年は生誕75周年にあたります。それを祝して作られたのが、ジープブランドの進化を90秒にまとめたこちらのムービー。

まず登場するのはもちろん、「ウィリスMA」型。
荒れた場所でも走れる小型の移動車両として、第二次世界大戦中にアメリカ陸軍の要請で開発がはじまり、1941年から投入されました。当時はまだ「ジープ」という名称はなく、軍用車両という背景もあってアメリカン・バンタム社が基本設計をしたのち複数メーカーが製造を担当。代表的なのはウィリス・オーバーランド社で、FCA(フィアット・クライスラー)が「ジープ」の商標権を持っている今では驚きですがライバルのフォードも生産を担当していたんですよ。戦後は三菱自動車も作っていましたね。

ジープの方向性が大きく変わったのは1962年に登場した「ワゴニア」。乗用車らしい快適装備を盛り込むという大革命で「無骨なジープ」とは違うジャンルを確立した記念すべきモデルです。

実はピックアップトラックもありました。こちらは「ホンチョ」と呼ぶモデルで1971年から1988年まで製造。

2013年モデルの「チェロキー」の登場は衝撃的でしたね。プラットフォームは横置きエンジンの乗用車用となり、デザインもアバンギャルドに。

そして、オンロード志向でコンパクトな「レネゲート」はジープの新しいチャレンジ。
いかがでしたか、こうして90秒で振り返るジープの歴史。
同じくアメリカのスポーツモデルを代表する存在でもあるのがシボレー カマロ。「60秒で振り返るカマロの歴史」もどうぞ! こっちは実写で、ナレーターの声がなんともいい味出してますね。