車のエンタメ
更新日:2018.11.03 / 掲載日:2016.06.24
やはり超高級ブランド、ロールスロイスの未来コンセプトが普通じゃない!

うーん、なんともすごいですな、これは。
どうやらこれは、ロールスロイスの極秘研究施設(たぶん)。
その施設を歩く、なぜかビシッと決めた男女。その先にあるのは……ジャーン、ロールスロイスの未来を先取りしたコンセプトカーです。おおっ、ドアは後方にヒンジのあるロールス独特の開き方をする上に乗降時は屋根まで開くんですね(雨が降っているときはどうするんだ?なんて言わないでください)。

室内には運転装置らしきものはなし。ハンドルもメーターもシフトレバーもない。どうやって運転するんでしょうか?と思ったら、AI(人工知能)が運転してくれるらしいのです(そりゃあ次の100年がテーマですからね)。

インテリアはソファーとディスプレイのみ。なんか洒落たマンションのようですね?(寝るのに最適だね、なんて言わないでください!)
この「103EX」というコンセプトカーは、BMW(ロールスロイスの親会社です)の創立100周年を記念して作られたコンセプトカー。次の100年を意識しているのだとか。
いまは、クルマが誕生して100年ちょっと。100年前の人は、いまのクルマの形や性能なんて想像もできなかったことでしょう。果たして次の100年ってどんなふうにクルマが進化していくんでしょうかね。自動運転はあたりまえ、ついに空も飛んじゃっているのでしょうか。
ところで興味深いのはこの「103EX」の走行シーン。ホイールは回っているのにセンター部分が回っていません。これは現在のロールスロイスにも用意している装備なのですが、やっぱりホイールは回っているんですね。さすがにこの先100年たってもホイールの回転までは止まらないようです。