車のエンタメ
更新日:2018.11.18 / 掲載日:2016.06.08
ミウラの生みの親である巨匠たちが一堂に会す

先日、ミウラの誕生50周年を祝うイベントがあり、ミウラの“親”ともいえる、チーフエンジニアのパオロ・スタンツァーニと設計担当のジャンパオロ・ダラーラ、そしてデザイナーのマルチェロ・ガンディーニが顔をそろえたということです。ファンにとってはなんともたまらない催しです。
イベントでは、ある過去の映画の冒頭シーンが再現されるデモンストレーション走行も行われました。その映画の名前は「ザ・イタリアンジョブ」、というよりも「ミニミニ大作戦」という邦題で言ったほうがわかりやすいですよね。1969年、つまり47年前に制作されたこの映画は低予算でいわゆる「B級映画」ながらクルマ好きには見逃せない作品。「ミニミニ大作戦」という名前の通り、舞台はイタリアだけど名車ミニ(約50年前だから今でいうクラシックミニ)が大活躍するストーリーです。
しかし、ミニとは全然関係ないのですが、カルト的な人気を誇るのがオープニング。スイスとイタリアの国境をまたぐサンベルナール峠をランボルギーニ・ミウラが疾走するというシーンです。

イタリア警察の全面協力のもとに実現したそうです。ああ、なんというロマン。この潔いまでの美しさ。峠道と美しいスポーツカーはホント絵になりますね。