車のエンタメ
更新日:2018.11.16 / 掲載日:2016.04.08
F1マクラーレン・ホンダがスカイダイビング!?

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
マクラーレン・ホンダがF1グランプリ 2016シーズンに向けて、1本の動画を公開した。F1マシン「MP4-31」を格納したイギリス空軍最新鋭の大型輸送機、エアバス「A400Mアトラス」が離陸。赤いランプが点ったら、いよいよ出陣だ。カーナンバー「22」をつけたマシンのコクピットにジェンソン・バトンが乗り込むと、リアハッチが開いてMP4-31がテイクオフ!
巨大なパラシュートを切り離し、着陸したマシンはサーキットを快走するというなんとも爽快な動画だ。マクラーレン・ホンダの躍進にも期待したくなってくる。
ちなみに、2016年のF1グランプリ開幕戦は、前出の動画の公開よりも前の3月20日に決勝戦が行われている。メルボルンのアルバート・パーク サーキットで開催されたオーストラリアGPで、メルセデスAMGペトロナスのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが1、2フィニッシュを決め、3位にフェラーリのセバスチャン・ベッテル、4位にレッドブルのダニエル・リカルド、5位にウィリアムズのフェリペ・マッサと続いた。
マクラーレン・ホンダはというと、17周目にファーストドライバーのフェルナンド・アロンソがハースのエステバン・グティエレスとクラッシュ。両ドライバーは奇跡的に無傷だったものの、マシンは大破してしまった。ジェンソン・バトンは完走こそしたものの、周回遅れの14位に終わった。
オンボードカメラの映像を集めたフォーミュラ1の公式サイトでは、アロンソとグティエレスの衝突時の両車のオンボードカメラ映像も公開中。アロンソのマシンの右前輪がグティエレスのマシンの左後輪に接触し、タイヤがもげるかのようにサスペンション周りが破損、そのままコース左側のウォールに激突して横転した瞬間を見ることができる。
なお、アロンソのマシンはパワーユニットも完全にダメになったかと思われたが、モノコックやエンジン、ギアボックスは修復可能だったそう。この幸運を次戦以降の勝利につなげられるか!?