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車のエンタメ
更新日:2025.11.10 / 掲載日:2025.11.10

走り屋たちの夢の跡 オレたちのクルマ、今昔物語。 〜前編〜

80〜90年代のスポーツモデルは、販売が終了して長い年月が経っても語り継がれる名車揃い。
個性が際立ったデザインとダイナミックな走行性能を備え、老いも若きも魅了した。
そんな究極の多様性に満ちたクルマの世界を、懐かしみながら、現代のクルマとともに覗いてみようではないか。

構成・文/フォッケウルフ、イーグル
撮影/茂呂幸正、木村博道、渡部祥勝
(掲載されている内容はグー本誌 2025年11月発売号掲載の内容です)

東京お台場のレインボーブリッジは、90年代という時代を象徴する名所で、夜景の美しい人気スポット。関東圏のクルマ好きが一度は訪れたことがあると言われる。フェアレディZの美しいルーフラインには夜景がよく似合う。

あれは“走れるクルマ”の時代だった──

 ネオクラシックカー、略して“ ネオクラ”。80~90年代頃に発売されたモデルが人気を博すようになって数年が経つ。きっかけになったのは海外需要だが、人気が続いている要因は、決してそれだけでない。
 まず根底にあるのは、「日本車が最も元気だった」と言われるバブル期へのノスタルジーだ。ネオクラが現役だった頃にエネルギッシュな若者だった中年世代にとって、ネオクラは憧れの存在。経済的、時間的に余裕ができた今、改めて入手しようと動き出している。また、ネオクラを高評価する若者世代もいる。現代とは異なる個性の強いデザインは、古いものに価値を見出すニーズへのひとつの回答として注目されている。
 そして、なによりネオクラには「走らせる楽しさ」がある。ダイレクトな操作感や、全身を通じて運転をリアルな感覚として味わえるのは、古いクルマならではの魅力だ。
 今回は、ネオクラをルーツとして現代も生き残るモデルを、ネオクラと比べながら懐古する。クルマの楽しみ方や選択肢のひとつとして、今と昔のクルマの魅力を、そしてそのストーリーを再確認していこう。

Light weight

1989~
ライトウェイトオープンカーブーム

市場の世界的な活性化を巻き起こした日本が世界に誇るオープンスポーツ!

世界的ブームの立役者は逆転の発想で名をあげた
 ミニやビートルなど、多くの人に長く愛されてきたクルマは世界中に数多く存在するが、我々が住むここ日本にも、ロードスターという世界的な人気モデルがあることを忘れていないだろうか。
 初代モデルがセンセーショナルにデビューしたのは1989年。当時の若者やカーマニアがクルマに求めていたのは、性能(速さ)やカッコよさで、国産車にはとりわけ標準的なオープンカーが存在しなかった。その点、ユーノスブランドで新登場したライトウェイトオープンモデルの商品コンセプトは真逆で、速さよりも楽しさであり、カッコよさよりオシャレさを強調していた。
 世界を見まわしても、MGなど代表的なライトウェイトオープンカーはすでに「古いクルマ」と認識されており、時代を経て受け継がれてきた古くからあるものに焦点を当てたロードスターのプレゼンスは、まさに方向性の転換であり、発売後すぐに世界的スターモデルとなった。
 絶大なインパクトを残した初代モデルの影響は、世界を舞台にオープンカーブームを巻き起こしただけでなく、2代目、3代目、そして現行型となる4代目に至っても骨子はブレずにいる。間違いなく歴史に名を残すモデルであり、これからも多くの人に愛され、存在し続けるだろう。

[マツダ]ロードスター(現行型)

初心者でも扱いやすいサイズ感や操縦性など、ロードスターの不文律に乗っ取った形で2015年に発売された。2021年の改良以降は、さらにスポーツ性能を高めている。
新車価格:289.85万~367.95万円
中古車価格帯:180万〜320万円

[マツダ]ロードスター(初代モデル)

1989年に発売されると、世界的なライトウェイトオープンカーブームの先駆けとなった。2000年には同ジャンルの最多販売台数を記録しギネスブック登録までされている。
中古車価格帯:120万〜250万円

歴代モデルで追求してきたソフトトップ開放の仕方は、現行型でついにロック部分が1カ所となり、その容易性は究極なまでに高められている。
世界を虜にした“パッチリお目目”。ヘッドライトは当時主流だったリトラクタブル式で、内部には愛くるしい丸型のライトが格納されている。

軽オープンも続々とデビュー!

[スズキ]カプチーノ
[ホンダ]ビート

ロードスターの成功は国産メーカー各社にも影響を与え、1991年にはスズキからカプチーノ、ホンダからはビートと軽自動車のオープンカーが相次いで発売された。その思想は現代のダイハツ コペンにつながっている。

ホンダはユニークなオープンモデルを創造

[ホンダ]CR-Xデルソル
1993年にCR-Xの後継モデルとして登場したCR-Xデルソルは、オープンとクーペを切り替えられる「トランストップ」を採用した異色のオープンスポーツだ。

High Power

1989~
ハイパワースポーツカーブーム

280馬力でしのぎを削った各社のフラッグシップモデルが日本の技術力の高さを見せつけた!

「自主規制」を生み出した圧倒的なパワー型マシン
 今や、「280馬力」というワードに反応するのは中年ばかりだが、1989年にこの数字が世間に与えた衝撃は計り知れないものがあった。
 フェアレディZは、日本を代表するスポーツカーであり、波乱に満ちた変遷を持つクルマだ。初代モデルのS30型は「プアマンズポルシェ」として北米で人気を博した。そして3代目のZ31型でイメージを一新すると、1989年に登場した4代目では高級路線へと変貌を遂げた。
 このZ32型は、「日産で最もデザインに金をかけたクルマ」とも言われ、搭載される3.0ℓV型6気筒ツインターボエンジンの最高出力、「280馬力」がこのクルマの一番のトピックとなった。
 当時はクルマの進化のベクトルが“速さ”に向いており、メーカー間の馬力競争に拍車がかかっていた。そのため、運輸省(当時)による行政指導で「自主規制」がメーカーの間で導入されることになった。そんな国産車最高馬力である280馬力に最も早く到達したのが、このZ32である。以後、多くの国産スポーツカーがこれに続くことになった。
 このZ32がモデルライフを終えてから約25年が経過し、現行型となるRZ34は、405馬力を発揮する。日進月歩。フェアレディZは、いつの時代も、美しく、逞しい。

[日産]フェアレディZ(現行型)

2022年に大型改良されてデザインを一新。初代モデルをモチーフにしたデザインが採用されるなど、Zはいつの時代もファンのニーズを汲み取ってアップデートされてきた。
新車価格:549.78万~935.22万円
中古車価格帯:120万〜820万円

[日産]フェアレディZ(Z32型)

スポーティにキビキビ走る方向性から、上質感と高級感を備えたハイパワースポーツへと一新。バブルの象徴ともいえる、世界に通用する美しく未来的なデザインを備えた。
中古車価格帯:150万〜280万円

全体的なデザインは初代モデル(S30型)のオマージュだが、リアランプはZ32型の未来感を丁寧に表現しており、デザイン性の高さは秀逸。
スポーツカーデザインの王道である低いボンネットは妥協せずに追求。結果、ボンネットを開けてみると、エンジンルームにはほとんど隙間がない。

キラ星のごとくスターモデルが誕生した奇跡の時代

[日産]スカイラインGT-R(R32型)
1989年にR32型スカイラインのハイパフォーマンスモデルとして投入された。レースでも結果を残すなど、その存在感は絶大。

[ホンダ]NSX
F1の技術が投入されたスーパースポーツ。軽量なアルミボディに高回転型のエンジンを搭載し、世界のスーパーカーと渡り合った。

[三菱]GTO
1990年に発売された三菱のハイテクスポーツモデル。迫力あるワイドなフォルムとフルタイム4WDシステムが特徴的だった。

[トヨタ]スープラ
トヨタのフラッグシップスポーツ。1993年に登場したA80型は北米でも高い人気を誇る。現行型はまもなく生産終了となる。

[マツダ]RX-7
91年に登場したロータリースポーツクーペの3代目モデル。高評価された美しいボディラインと、シャープな運動性能を備える。

取材協力店

HOBBY AUTO(ホビーオート)
圏央鶴ヶ島インター店
住:埼玉県入間郡毛呂山町下川原446
☎0078-6048-4509
営:10:00〜18:00 休:不定休

ネオクラ系スポーツカー好きの店長がいるフレンドリーな販売店。Z32はもちろん、R34スカイラインやS15シルビアなども取り揃える。

Sports Wagon

1990年代
スポーツワゴンブーム

今やSUVに主役の座を奪われたが、90年代は走りのワゴンの全盛期。実用的な快速ワゴンが大人気に!

ワゴンに乗ってスキー場へ! トレンドの中心にいた存在
 今ではワゴンのまったくないメーカーが増えているが、90年代は真逆で、複数のワゴンをラインアップするメーカーがめずらしくなかった。
 なかでも高性能なスポーツワゴンが人気を博した。その立役者が、89年に登場したレガシィだ。商用車っぽい印象が強かったワゴンのイメージを変えるスタイリッシュな外観や、強力な水平対向ターボエンジンに得意のAWDを組み合わせた質の高い走りが多くのユーザーを魅了した。
 レガシィのヒットにより、ほかのメーカーがこぞって後を追い、より高い性能を追求し、オシャレで速いワゴンに颯爽と乗るのがカッコイイともてはやされるようになった。
 そんなブームのなか、日本車離れした独特の雰囲気で人気を博したのが、アメリカで生産されて日本に逆輸入されたアコードU.Sワゴン。91年に発売された初代モデル、94年発売の2代目モデルとワゴンブームに乗って売れ行きは好調だった。
 その後、SUVの時代が到来してほかのワゴンたちが続々と生産終了を迎えても、アコードは比較的長く2013年までラインアップされた。
 現在ではセダンのみとなっているが、いかにもアメリカ人が好みそうなアコードのエッセンスは、現行型にもしっかり受け継がれている。

[ホンダ]アコードワゴン(2代目)

1994年3月発売の2代目は、アメリカで開発・生産された3ナンバー車。セダンの基本フォルムを活かした上質でスタイリッシュなワゴンとして登場。96年のマイナーチェンジではスポーティーな「SiR」が新設定された。
中古車価格帯:88万〜199.8万円

[ホンダ]アコード(現行型)

2024年3月発売の現行型アコードは歴代11代目となるモデル。試乗したe:HEV Honda SENSING 360+はホンダの量販モデルとして初となる「ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能」を搭載する。
新車価格:559.9万~599.94万円
中古車価格帯:394.6万〜613万円

開口部が広く、荷物が積み込みやすい荷室はワゴンならでは。長物の荷物でも苦にならない実用性の高さが魅力。
全幅1860㎜のワイドボディがもたらすゆったりとした室内空間は質感が高く、落ち着いた運転が楽しめる。車内環境の操作を一括して中央のダイヤルで行う。

街にはスポーツワゴンがあふれていた

[SUBARU]レガシィツーリングワゴン(BG型)
「走りを極めれば安全になる」というSUBARUの哲学を具現化し、進化し続けてきた代表的な存在。現在、日本では絶版となっているが、その理念はレヴォーグに受け継がれている。

[日産]ステージア
メカニズム的には2世代とも同時期のスカイラインとの共通性が高く、高性能とともに高級感を訴求したことで、年齢層の高いユーザーにも大いに受け入れられた。2007年に販売終了。

[トヨタ]カルディナ(初代)
1992年11月から2007年にかけて3世代がラインアップ。特筆すべきは3代目の「GT-FOUR」だ。ニュルブルクリンクでのラップは、当時のスープラをしのぐタイムをマーク。抜群の走行性能を誇る。

取材協力店

NeoCla(ネオクラ)
住:埼玉県三郷市高州1-233-1
☎0078-6041-3561
営:10:00〜19:00 休:年中無休

80〜90年代の国産、輸入車を扱うネオクラシックカー専門店。独自のネットワークを駆使して揃えた希少車は100台以上。コンディション良好な低走行車が中心だ。買い取りにも力を入れている。

VTEC-engine

1989〜
ホンダ VTECエンジン

独自の可変バルブ機構技術が効率的にパワーを引き出すホンダ車の走りを支え今に至る!

ホンダ車といえばVTEC。そんなイメージを確立させた
 89年4月、内燃エンジンの歴史に残るひとつの大きな出来事があった。モデルチェンジした2代目インテグラに「VTEC」が初めて搭載されたのだ。カムが切り替わってからのパワー感にやみつきになったものだ。
 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で大人気だったマイケル・J・フォックスを起用した「カッコインテグラ」というCMも話題となった。
 その後、シビックやCR-Xにも搭載され、「VTEC」はホンダが誇る走りの象徴として広く知られた。
 やがてVTECはタイプRの登場で黄金期を迎える。痛快極まりない刺激的な走りが多くのファンを虜にした。さらに90年代の終わりには、レブリミット9000rpmを実現したS2000が出現。VTECここに極まれりと誰もが思ったものだ。
 すっかり走りのイメージが定着したVTECだが、21世に入るとVTECの本来の意味である可変バルブタイミングリフトによるパワーと環境性能の両立という側面にも力が注がれていく。吸気側の制御に新技術を駆使した「i-VTEC」や、直噴技術と過給を組み合わせた「VTECターボ」などは、HEVや軽自動車にも搭載されているが、どれも根っこにあるのは、かつて僕らが称賛した、あのVTECにほかならない。

[ホンダ]シビックタイプR(FD2型)
2007年に発売されたタイプRとして3代目のモデル。デザインを一新し、ハッチバックではなくスタイリッシュなセダンとして登場。2.0ℓNAのTYPE R専用エンジンを搭載し、キビキビとした軽快な走りを味わえる。
中古車価格帯:175万〜547万円

[ホンダ]シビック(現行型)
優れた燃費性能を誇るハイブリッドのe:HEVと、操る喜びを感じられる1.5ℓ直噴VTECターボエンジンを用意。計5グレードが設定され、それぞれ個性は異なるが、ベースとして爽快な走りを楽しめる。
新車価格:354.42万~440.33万円
中古車価格帯:228万〜800.04万円

i-VTECにより細かなエンジン制御が可能になり、低回転域での燃費と高回転域でのパワーを両立させた。タイプRならでは専用装備が存在感を放つ。
EVモードによる静かでスムーズな走り出しからモーターによる力強い加速を披露。2モーターハイブリッドシステムとの組み合わせで爽快な走りを実現している。

VTEC搭載車はいまだ人気高し!

[ホンダ]S2000
ホンダ車としては異色のFRの2シーターオープン。前期型にはリッター125psのF20Cが搭載され、後期型では高回転型のまま扱いやすさに配慮した2.2ℓのF22Cに換装された。

[ホンダ]インテグラ(DC5型)
2代目が初のVTEC搭載車であり、自然吸気でリッター100馬力を実現して話題となった。3代目と4代目ではシビックよりも高性能なVTECエンジンを搭載したタイプRで名をはせた。左の写真はインテグラ(4代目)のタイプR。

取材協力店

ケーズアップ VTEC Proshop
住:埼玉県越谷市砂原721
☎0078-6045-6424
営:10:00〜19:00 休:水曜日

在庫台数は100台を誇る、日本を代表するホンダスポーツ専門店。グー鑑定を付けるなど品質にもこだわり、購入後のサポートにも力を入れている。在庫に希望のクルマがない場合はバックオーダーも可能だ。

※中古車価格はグーネット2025年10月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。

専門店Interview

あの頃の空気感を、次の世代へ。専門店がつなぐネオクラの現在地

滑らかなボディの曲線やメカニカルなエンジン音、そして独特の存在感。
80〜90年代の名車たちが、今再び多くの人々を惹きつけている。
飽くなき情熱と仕入れ力でネオクラは“未来のクラシック”を守り続けていく。

文/石川大輔 撮影/木村博道

肩の力を抜いて乗れると若者からの人気も上昇中
 80〜90年代、バブル景気に沸いた日本では、潤沢な開発予算を注ぎ込んだクルマが数多く生み出された。当時の若者にとってクルマはステータスそのものであり、先進装備や豪華な内装にこだわったハイソカーがもてはやされた。
 当時は、安全基準や環境規制も今ほど厳しくなく、デザインや走りに遊び心があふれていた。直線基調のボディラインや低いボンネット、今では実現が難しいリトラクタブルライトなど、バブル期特有の“色気”をまとったクルマたちは、現行車とは異なる存在感を放っている。
 そういった少し古い年代のクルマが近年では、「ネオクラシック」や、「ヤングタイマー」と呼ばれ、クルマ好きの心を強く惹きつけている。
 さらに興味深いのはネオクラシックカーに若い世代の関心が高まっている点だ。ヴィンテージファッションやレコード、フィルムカメラが再評価されているように、古いクルマのデザインや操作感を「逆に新鮮」と感じる若者が増えている。
 「ちょっと肩の力を抜いて楽しめる。そんな空気感も現行車にはない魅力として若い人たちに響いているようです」と語るのは、ネオクラシックカー専門店『ネオクラ』の担当者。
 同店では、低走行かつオリジナルコンディションを保った希少なモデルを中心にラインアップ。特筆すべきは、全国に張り巡らせた独自の仕入れルートで、他店ではなかなか見られない車両を揃えている点だ。現在は100台以上の良質車をストックする。ボディや機関の状態を徹底的に吟味したうえで並べられる個性的なクルマたちは、まさに“生きた名車”と呼ぶにふさわしい。
 メンテナンス体制も充実。独自ルートでの部品供給や遠方対応など、オーナーが長く安心して乗り続けられる環境を整えている。「旧車は壊れやすい」という先入観を払拭するように、丁寧なサポートで“古くても、日常で楽しめるクルマ”を実現しているのも同店の強みだ。
 「最近では直6やV8といった大排気量セダン、そしてNAエンジン搭載車の人気が高まっていますね。たとえばジャガーXJは今が底値ではないかと思います。またトヨタ・アリストのNAモデルなども、若い層からの関心がじわじわと高まっているのを感じますね」と続ける。
 日本車人気は海外にも広がっていて、スカイラインGT-RやJZA80スープラ、FD3S・RX-7といった黄金期のスポーツカーは相場の上昇が特に著しい。対して、ネオクラカーはちょっと頑張れば手に届くクルマが多いのも魅力といえる。
 「一度海外に出てしまったクルマは、もう日本には戻ってこない。だからこそ、国内のオーナーに託したいと考えています」。そう話す同店の代表の言葉からは、単に“クルマを売る”だけではなく“文化をつなぐ”という強い意志が感じられた。

取材協力店

NeoCla(ネオクラ)
住:埼玉県三郷市高州1-233-1
☎0078-6041-3561
営:10:00〜19:00 休:年中無休

貴重なクルマを次の世代につなげていきたい

ガラス張りのショールームから往年の名車が眺められる。「この時代のクルマを次世代に残したい」という想いがすべての原点にあるという。だからこそ取り扱う車両の程度にもこだわっている。

SHOPイチオシの車両はこちら

[トヨタ]セルシオ(20系)
●グレード:4.0C ●年式:1996年 ●走行:0.6万㎞ ●シフト:4速ATフロア ●ボディカラー:ブラック ●車検:車検整備付き
オリジナルコンディションが際立つ2代目セルシオはワンオーナー&走行距離0.6万㎞という極上車。4ℓ V8エンジン搭載で余裕のあるクルージングが楽しめる。記録簿付き。
支払総額 279万8000円

[トヨタ]マークⅡ(GX71型)
●グレード:GTツインターボ ●年式:1987年 ●走行:4.8万㎞ ●シフト:純正5速MT ●ボディカラー:白 ●車検:令和8年8月
GX71マークⅡのフルオリジナル。しかもGTツインターボの5速MTモデルはかなり希少で、滅多に出てくることがない個体。走行距離は4.8万㎞。ファン垂涎の1台といえる。
支払総額 ASK

[日産]スカイラインクーペ(R32型)
●グレード:2.0 GTS-tタイプM ●年式:1992年 ●走行:5.4万㎞ ●シフト:5速MT ●ボディカラー:白 ●車検:車検整備付き
人気の高いスカイラインクーペは5速MTターボモデル。ワンオーナーのフルノーマルで、走行距離はわずか5.4万㎞という極上車。記録簿付きと履歴もしっかり残っている。
支払総額 579万8000円

ネオクラ車の買い取りにも力が入る

NeoCla TOKYO(ネオクラ東京)
住:東京都墨田区東向島2-1-4
☎03-3610-7722 営:11:00〜19:00 休:年中無休
東京都墨田区にある『ネオクラ東京』は買い取り専門店として稼働中。たしかな審美眼を持つスタッフが車両を査定してくれる。なお、在庫車の多くは、直接ユーザーから買い取りしたもの。しっかり点検、整備をしたうえで、新しいオーナーのもとへと届けられる。

※掲載車両はグーネット2025年10月10日取材時のものです。現在の在庫状況については一度ホームページ(https://neo-cla.com/)にてご確認ください。

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グーネットマガジン編集部

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グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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