車のエンタメ
更新日:2023.11.20 / 掲載日:2023.07.28

はたらくクルマ図鑑「軽自動車キャンパー」のヒミツ6

右肩上がりで販売台数・国内保有台数が伸びているキャンピングカー。また、コロナ禍によって「仕事などをするプライベート空間」や「災害時の避難場所」としても注目度が高まった。最近では、軽自動車をベースにした軽キャンパーもラインナップが増えていることで、よりエントリーしやすくなっている。そこで今回は、そんな軽キャンパーを製造するメーカーに取材をしてみた!

●取材・写真・文/鈴木ケンイチ ●写真提供/MYSミスティック

MYSミスティックのキャンパーたち その2

MYSミスティックは「トラキャン」だけでなく、幅広いキャンピングカーを製造・販売している。
その代表モデルを2回に分けて紹介していこう。

ジェイキャビン・ミニW J-cabin Mini W

トヨタのハイラックス専用ということでデザイ全長3240×全幅1470×全高1790mm(キャビンのみ)。角の取れたルーフサイドが特徴。オシャレな雰囲気に仕立てられている。

軽自動車用のトラキャン

2016年にグッドデザイン賞を得た軽自動車用のトラキャン。キャビンは脱着することができる。大きなモデルと同様にアルミフレームに断熱材を挟んだ軽く強固な筐体となっている。就寝定員3名。価格は241万2600円~。

「W」はウッドを意味してインテリアが山小屋風となる。バーナー付きシンクを標準装備。

ミニ・ポップ・ビー アクティブ・ギア・パッケージ Mini Pop Bee Active Gear Package

オリジナルのフロントグリルとプッシュバンパー、フェンダー、アルミホイールを装着。

タフなSUVイメージの軽キャンパー

軽トラックにポップアップできるキャビンを架装した8ナンバーの軽キャンパー。タフなSUVテイストの内外装デザインとなっている。車体とシェルが一体化しているので4人乗車になった。価格は425万7000円~。

ウッド&グリーンを基調としたインテリア・デザインが採用されている。

ミニ・ポップ・ビー シーウェイブズ・パッケージ Mini Pop Bee Sea Waves Package

全長3395×全幅1475×全高1980mm。ピクシストラック/ハイゼットがベースとなる。

湘南の海をイメージする軽キャンパー

MYSミスティック湘南店のある湘南の海をイメージ。ポップアップできるキャビンを架装する8ナンバーの軽キャンパーだ。価格は406万0100円~。同シリーズのシンプルな「ミニ・ポップ・ビー」は352万1100円~。

内装もポップなカラー。バンクベッドに大人2名、ソファーベッドに2名が就寝できる。

レジストロ・クコ REGISTRO Cuco

全長3525×全幅1700×全高2240mm。窓は左右に2か所あり、すべてアクリル二重窓。

軽自動車でもけん引できるトレーラー

車両重量が約480kgで、けん引の免許の必要がなく、軽自動車でも運用できるコンパクトなトレーラー。他のレジストロのキャンピングカーと同様にアルミフレーム&断熱材を使った構造となる。価格は279万4000円~。

室内高1690mmでシンクがあり、3名就寝できる。山小屋風のインテリアとなる。
●今回取材でお世話になったのは……「MYSミスティック」

山梨県に本拠を置くキャンピングカー・メーカー。平成3年創業で30年以上の歴史を誇る。創業時からトラキャン(トラックキャンパー)に力を入れるが、2014年度にキャブコン「アンセイエ」、2016年度に軽キャンパー「J cabin Mini Wood」、2020年度にキャンピングトレーラー「レジストロ・クコ」がグッドデザイン賞に輝くなど、幅広い車種を展開する。本社は山梨県韮崎市、メインの展示場となる双葉展示場は甲斐市、また神奈川県平塚市にも湘南店がある。

●双葉展示場:山梨県甲斐市中下条628-3
TEL.055-267-7600
https://www.mystic.ne.jp/
定休日:月曜・火曜

軽キャンパーをはじめ、キャブコンやトラキャンなど幅広いキャンピングカーを製造・販売するのが山梨県のMYSミスティックだ。
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ライタープロフィール

内外出版/オートメカニック
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