車のエンタメ
更新日:2022.06.10 / 掲載日:2022.06.10
日産 車と社会の関わり学ぶ小学生向け教材 ARROWSと共同制作
日産と、学校教育支援事業を展開するARROWS(東京都中央区)は6月10日、先進技術を通じてクルマと社会の関わりについて学ぶ小学生向け教材「つくろう!未来の自動車」を共同制作すると発表した。
小学5年生の「社会科」を対象に制作 スライド映像やワークシートで構成


同教材は、小学5年生の「社会科」を対象とし、電気自動車や自動運転技術などクルマに関する先進技術の解説や、その裏にある開発の目的や込められた想いを紹介するスライド映像、児童たちが自ら未来のクルマを考えるワークシートなどで構成。同教材を授業で活用することで、クルマの先進技術を学ぶと共に、周りの児童との意見交換や、帰宅後の家族との対話などを通じて、児童自らが未来や環境をさまざまな角度から考えることができる内容となっている。
日産は、電気自動車など車両の電動化を通じた「ゼロ・エミッション」、日産車が関わる交通事故の死者数を実質ゼロにする「ゼロ・フェイタリティ」実現に向けて活動しており、今後は同教材の制作や改良を加えて、未来を担う次世代の育成にも継続的に取り組んでいく。
ARROWSは、「先生ファースト」を掲げて教育現場が抱える課題の解決に取り組んでおり、全国の先生が情報共有できる国内最大級のオンラインプラットフォーム「SENSEI ノート」などを開発・運営。同プロジェクトでは、日産の自動車技術や開発への想いを起点に、子どもたちが「技術進化・環境に良い行動」に興味を持つことを目指していく。