タイヤ交換
更新日:2014.11.03 / 掲載日:2014.11.03
タイヤ交換でタイヤが外れないときの対処

タイヤというのは走ってくるうちにどうしても磨り減ったり傷んだりしてきますので、
どうしても交換が必要となってきます。
多くの人はタイヤ専門店や自動車修理工場、
またはガソリンスタンドなんかで交換しているのではないかとおもいますが、
中には自分でタイヤを買ってきて自分でジャッキアップなどして交換するという人もいますし、
走行中にタイヤがパンクしたりしたときなどの緊急時には、
自分でタイヤを変えるということもあると思います。
ただ、時としてタイヤをいざ交換しようとした時に、タイヤが外れない時というのがあります。
あまり頻繁にあるものでもないような気もしますが、実際にこういったことはなんで起きるのでしょうか。
そしてその時の対処法はどのようにすれば良いのでしょうか。
それをお話したいと思います。
【1】ナットの錆
タイヤが外れないほとんどの原因は、ナットの錆に起因すると言えます。
タイヤは内側と車体から出たハブという部分が結合し、
かつそのあとにボルトで固定してタイヤというのをくっつけていますが、
この結合部分がさびてしまうとタイヤとハブがぴったりひっついてしまい、
ボルトを外してもタイヤが外れないということが起きてしまいます。
この部分は金属むき出しの部分なので、
ほかの部位と比べて負担がかかりやすいところな上に、
地面からの水の跳ね上げや冬の寒い日に霜が付いたりして、
それがさびてしまったりすることもちょいちょいあります。
見えない部分ではありますが、定期的にタイヤを外して
このあたりを磨くなりしてサビを落とすなどをするとよいでしょう。
【2】ボルトの締めすぎ、ジャッキアップ不足
これも時たまですがある原因です。
ボルトを外そうとしたらボルトがカッチカチで回らない。こういうことがあります。
これはもともとがっちり占めていたボルトが使用されていくうちに、
さらにガッチガチになった結果こうなったということが多いようです。
また、タイヤを外す際には
きちんとジャッキでタイヤを上げてしまわないとボルトは外れません。
きっちりジャッキアップをしましょう。
【3】やっていはいけないこと
上記の1、2に対してですが、
まず1の時にやってはいけないこととしては、タイヤを蹴るということです。
よくけったら外れるという意見がネットなどではありますが、
蹴って勢い余ってタイヤが外れるとそれで怪我をする可能性があります。
そして2ですが、車に乗っているL字型のレンチをボルトにひっかけて
体重をかけて外そうとする人がいますがこれもNGです。レンチが折れます。
こういう時のためにプラス型の十字レンチを持っておくと良いでしょう。
【4】JAFなどを呼ぶ
一番安心できるのは、やっぱりプロに頼ることでしょう。
JAFはタイヤ交換などなら会員の場合は無償でやってくれますし、
自動車保険でも無料付帯のロードサービスでまかなえることもあります。
無理だと思ったらプロを呼びましょう。
寒い季節になると足回りのトラブルというのは増えてくるかもしれませんが、
普段からの点検、もしくは目視点検などでもかなりそれは減らせると思います。
足回りは大切なので、特に念入りに見ておくと良いでしょう。