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故障・修理
更新日:2020.05.11 / 掲載日:2020.05.11

視覚向上プロジェクト【4】

カメラの設置場所は可能な限りセンターに近づける

 リヤに取り付けるカメラにも幅広い範囲を捉えるよう魚眼レンズが採用されているため、撮影画像はただでさえ歪んだものとなる。

 このため、設置場所は可能な限りセンター位置に持ってきたい。左右にズレればずれるほど歪みが大きくなってくるからだ。とはいえ、設置場所として一般的なリヤガーニッシュ下面のセンター位置にはドアノブが設置されている。

 このため、レバー横の支柱に固定すべく、手を加えることにした。なお、カメラの取り付け高は、フロント共々、地上から400mm以上に設置する必要がある。

設置予定面の段差形状を型取りして型紙を製作する

リヤカメラもセンター位置が理想だが、中央にはドアノブがあるため無理。そこで、ノブ側面の支柱面に固定することにした。

段差を埋めて平らにすべく、厚紙を押し付けて凹部の形を転写する。

ハサミで切り出し、凹部にピッタリはまるよう微調整する。

型紙の形状通りに樹脂板を切り出す

厚紙から切り出した型紙を3mm厚の発泡塩ビ板に重ね、外周をペンでなぞって形状を転写する。

転写した線に沿ってカッターで切り出し、表面に貼られている保護紙を剥がしてしまう。

凹部にはめ込んで収まり具合を確認。

引っかかる部分があったら削り落とし、ピッタリ収まるよう修正する。

脱脂して両面テープで貼り付ける

段差埋めに切り出した樹脂板に両面テープを貼り付け。

はみ出した面をカットする。

シリコンオフを染み込ませたウエスで凹面をよく拭いて脱脂する。

両面テープの保護紙を剥がして凹面に貼り付け。

強く押し付けて密着させる。

これでほぼ平面に仕上がった。

カメラベースをネジ留めする

リヤカメラの固定ベースの形状にカットされた両面テープを付属品の中から選別して取り出し、片面の保護紙を引き剥がす。

リヤカメラの固定ベースの裏面に貼り付ける。

両面テープの保護紙を剥がす。

慎重に位置決めしつつカメラ設置面に貼り付ける。

φ2mmのドリル刃をセットしたピンバイスで、カメラベースの固定穴位置にネジの下穴を開ける。

付属のスクリューを締め込んでキッチリ固定する。

バックドアのトリムを取り外す

末端の隙間に内装外しを差し込み、こじり上げるようにしてプルポケットを取り外す。

樹脂クリップ中心のロックピンを押し込んでロックを解除。

内装外しで樹脂クリップをこじり上げて引き抜く。

ライニング端から内装剥がしを押し込む。

樹脂クリップをこじり上げて外していきロアライニングを取り外す。

カメラを固定しハーネスを引き込む

ナンバー灯の配線引き込み穴。

もしくはランプ取り付け面の隙間からバックドア内部にカメラケーブルを引き込む。

バックカメラのはめ込み部後方の爪をカメラベースに引っかける。

そこを支点に回転させるように前方を押し込む。

前方爪をキッチリはめ込み、固定する。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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