故障・修理
更新日:2021.02.02 / 掲載日:2021.02.02

エーモンのタイヤ用工具がスタイリッシュに!

道具からギアへ!

「走る」「止まる」「曲がる」など、クルマが走る上で重要なタイヤだが、メンテナンスに関してはおろそかになりがちな人も多い。走行性能を左右するパーツだからこそ、空気圧の点検やもしもの際のタイヤ交換用の工具などは準備したいところだ。今回は「エーモン」から届いたスタイリッシュかつ実用性の高いオススメアイテムをピックアップした。

日々のエアチェックでトラブルを未然に回避

 走行中に様々な衝撃を受け続けるタイヤは、クルマ乗りにとって重要なメンテナンスポイントだ。溝や外観に関しては目視で大まかに分かる部分もあるが、クルマ本来の走行性能や燃費に大きな影響を与えてしまう空気圧は、適正値を保つためにエアゲージによる定期的な点検が必要になる。

 タイヤは銘柄やサイズが同じであっても、車種により適正な空気圧が指定されている。多くの車両は運転席側ドアの内側やフューエルリッドの裏などに、メーカーが指定する空気圧が記載されており、その数値に合わせて空気圧を調整する。タイヤ内の空気はタイヤに異常がなくても、1か月で5%から10%も低下すると言われ、乗用車の3台に1台が空気圧不足だという調査結果もあるほどだ。

 空気圧が低下するとタイヤの寿命を短くしてしまうのはもちろん、走行安定性やブレーキ性能にも大きく影響を与え、燃費の悪化も招いてしまう。定期的なチェックを行うことで、タイヤの摩耗や異常を発見することもできるため、可能なら毎回乗る前に、最低でも1か月に1度は空気圧をチェックするようにしたい。空気圧のチェックのために、正確で扱いやすいエアゲージは必須のアイテムだ。

プロユース:スポーツ走行やシビアなエア圧管理に最適

衝撃に強いノンギアのダイヤフラム式を採用した超高精度のエアゲージ。本格的なスポーツ走行や正確な空気圧の管理に役立つ信頼性が高いモデル。メモリも100kPa以降は50刻みと細かく、空気圧をシビアに管理したい人にオススメ。

Point1 精度の高いダイヤフラム式

ダイヤフラム式採用の恩恵は精度にあり、その誤差は±5kPaと高精度。大型な盤面はシンプルでとても見やすい。

Point2 ハードケース付属

付属のハードケース内部はスポンジ素材なので、持ち運びの際に万が一落下させても衝撃を吸収し、内部のエアゲージを守ってくれる。

Point3 衝撃に強い

ゲージのレンズは割れにくいポリカーボネート製。製品開発時に1mの落下試験をクリアしているという。

Point4 エア漏れ防止機構

新開発の口金構造で、測定時にエアが漏れずに正確に測れる。グリップ形状の採用でホースの位置や長さを使いやすいように設定、ホースはステンレスメッシュ製。

エアゲージ スタンダード ITEM No.8821(オープン価格)

ミドルユース:日々のメンテナンスから、スポーツ走行まで対応

実用性とデザイン性を兼ね備えた、取り扱いやすい本格派のエアゲージ。ツールボックスに備えておきたいスタンダードモデル。赤/黒の盤面はレーシーかつスタイリッシュなデザインで所有満足度も高い。

Point1 使いやすい長さ

ホースの長さは430mmと、タイヤやホイールに左右されない使い勝手の良いサイズ感。誤差は±10kPaと精度が高く、盤面はシンプルで数値が読みやすい。

Point2 高弾力&高耐久

本体カバーはスマホケースにも使われている柔軟性のあるTPE素材を採用。高耐久性で万が一落としてしまった際にも壊れにくい。

Point3 オシャレな専用ケース

専用ソフトケースが付属しているのもポイント。保管時に衝撃からエアゲージを守るだけでなく、持ち運びもスマートにできる。

エアゲージ ライトグレード ITEM No.8822(オープン価格)

ライトユース:携帯性にも優れた、気軽に使えるエントリーモデル

メンテナンス初心者にもオススメしたい、コンパクトサイズのエアゲージ。収納袋付きで携帯性に優れ、手の小さな女性でもジャストフィット。計測の誤差は±10kPa以内という高精度。メンテ初心者でも手軽に扱えるエントリーモデル。

Point1 手に馴染むサイズ

片手で持ちやすいコンパクトなサイズで、素早く空気圧の計測が可能。バルブから離しても測定値を維持してくれる。

Point2 コンパクト

手のひらに乗るほどコンパクトながら、黒い文字盤に白い針で数値が読みやすい。気軽に空気圧の測定ができる。

Point3 携帯性◎!

ソフトケースが付属しているので、グローブボックスやドアポケットに入れておくことができる。

イージーパワーレンチ ITEM No.8840(オープン価格)

パワーレンチ:タイヤ交換に便利な1本で2通り使えるレンチ

 冬タイヤや夏タイヤへの交換、パンクした時のタイヤ交換などで活躍するクロスレンチ。複数のナットサイズに対応するので、タイヤ交換には欠かせないアイテムだが、効率良い作業を行うためにはハンドル部分にそれなりに大きな力を掛けやすいものが必要だ。しかし、大きなクロスレンチはトランクルームで場所を取ってしまうので、携帯するには不向きと感じる人も多い。そんな相反する悩みを解決するのが、このイージーパワーレンチだ。

 2本のハンドルを組み立てて使用するため、分解してコンパクトに収納ができる。しかもクロスするハンドル部分は長さを調節できるので、取り外し時に強いトルクをかけるときにも重宝する。きつく締まったナットも軽い力で取り外せ、グリップが回転するので素早くナットを緩めることも可能だ。また、レンチ部は12.7mmのソケットになっているので、付属の薄口ソケットだけでなく、手持ちのソケットやホイール専用の特殊ソケットも使用することが可能。トランクルームに備えておきたいアイテムだ。

1本で2通りの使い方!
クロスレンチモード

クロスレンチモードではグリップ部分が回転するので、ハンドルを回転させて素早くナットを脱着することができる。

パワーレンチモード

クロスハンドルは支点の位置を変更できるので、パワーレンチモードでより大きなトルクをかけることができる。

ハンドルは分解できるので、付属の専用ケースにコンパクトに収納可能。ナットとホイールの隙間が小さいアルミホイールにも対応するよう薄口ソケットが付属している。

2本のバーハンドルと、17mm、19mm、21mmの薄口ソケットが付属。ハンドルの差し込み角は12.7mmなので、市販のソケットやホイール専用ソケットも使える。

薄型の専用ケースに収納すれば、ラゲッジスペースやツールの格納スペースに収まり、愛車に常時積載することができる。

●問い合わせ:エーモン
●0790-22-6262
●https://www.amon.jp/

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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