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故障・修理
更新日:2023.06.27 / 掲載日:2023.06.27

ヴォクシーでの車中泊は快適!おすすめのシートアレンジやグッズは?

トヨタのミニバン「ヴォクシー」は、エレガントかつスポーティーなビジュアルが注目されている人気車ですが、ドライブだけでなく車中泊にもぴったりな車です。

ヴォクシーは、広大な車内空間や優れた走行性能はもちろんのこと、車中泊に役立つ実用的な機能も多く備えています。

当記事ではヴォクシーが車中泊に適している理由や、快適なシートアレンジ、準備しておきたいグッズを紹介するため、車中泊を楽しむ際にぜひ参考にしてください。

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車中泊にぴったりなヴォクシーの仕様は?

シート形態やグレードなど、気になるヴォクシーの仕様をわかりやすく紹介します。

7人乗り・8人乗り

ヴォクシーのシート形態は7人乗りと8人乗りの2種類です。

7人乗り仕様のヴォクシーは、セカンドシート(2列目の座席)が左右独立式となっています。左右の座席の間が空いているため、サードシート(3列目の座席)への移動もスムーズです。

一方、8人乗り仕様のヴォクシーでは、セカンドシートがベンチタイプとなっています。サードシートへの移動はしにくい反面、車中泊の際にうれしいワイドなスペースを実現することが可能です。

ガソリン・ハイブリッド

ヴォクシーにはガソリン車とハイブリッド車が用意されています。

車両の本体価格は、ハイブリッド車よりもガソリン車のほうが比較的安い価格です。しかし、燃費の点ではハイブリッド車に軍配が上がります。

ヴォクシーのガソリン車とハイブリッド車の価格差は、35万円ほどに設定されていますが、ランニングコストを抑えられるハイブリッド車に魅力を感じる人も少なくありません。

2WD・4WD(E-Four)

ヴォクシーには2WDの駆動方法だけでなく、4WDやE-Fourも準備されています。

2WDとは、前輪あるいは後輪いずれかの2本だけを駆動させる方法です。ヴォクシーは2WDのFF方式なので、車体の前部にあるエンジンで前輪2本を動かします。

4WDは4つのタイヤをすべて駆動させる方式です。雪道や凍結した道路、起伏の激しい路面などの悪路を走行しやすいという特徴を持っています。

ハイブリッド車において4WDの機能を果たすのがE-Fourです。E-Fourはハイブリッド車のモーター駆動を用いて、前後輪のトルク(エンジンの回転力)の配分を自動的に変えられます。

4本の車輪を駆動させる4WDやE-Fourに比べ、車輪を2本だけ動かす2WDのほうが消費パワーを抑えられるため、燃費が良い傾向です。

市街地をメインで走り、燃費性能を重視している場合は2WDを、走行性能を重視している場合は4WDをおすすめします。

S-Z・S-G

ヴォクシーにはS-ZとS-Gの2種類のグレードがあります。2つのグレードでは内外装の細かい仕様が異なっていて、より上級なグレードはS-Zです。

例えば、シート素材が異なります。S-Zのシートには合成皮革とファブリックが、S-Gのシートには上級ファブリックが使われ、雰囲気や手触りに違いがありそれぞれに魅力的です。

ヴォクシーが車中泊におすすめなポイント

車中泊にヴォクシーをおすすめしたい理由を、6つのポイントに分けて詳しく紹介します。

広々とした室内空間

車中泊をする際には、室内の広さは重要なポイントです。室内が狭い場合、車中泊で快適に過ごすのが難しくなってしまいます。

しかし、ヴォクシーでは室内空間の広さに関して心配する必要はありません。ヴォクシーは、以下のような広々とした寸法で室内設計されています。

室内長2,805mm
室内幅1,470mm
室内高1,405mm

特に車中泊にうれしいのが室内高です。1,405mmという室内高が確保されているため、子どもであれば通常の状態でも立ち上がれるでしょう。また、車中泊仕様にアレンジした場合でも、大人が無理のない姿勢でくつろいだり着替えたりすることも可能です。

荷物をたっぷり積み込める荷室

荷物が何かと多くなりやすい車中泊。大容量の荷物でも安心して積み込める荷室が用意されているのも、ヴォクシーの魅力です。

ヴォクシーの荷室は、荷物を積み降ろしやすい、懐の深い仕様となっています。

セカンドシートをスライドしたり、サードシートを格納したりすることによって、積み込みたい荷物に最適な広さの荷室空間をつくることが可能です。

バックドアの開口部は2WDの場合は500mm、4WDの場合は535mmと、地上からの高さが低めに設定されているため、重い荷物を積み降ろす際にもスムーズに作業できます。

荷室のデッキボード下にも収納スペースが設けられているため、常備しておきたい荷物を積み込んでおくのにも便利です。

電化製品を使える非常時給電システム

ヴォクシーでは、車両の走行機能を停止した状態で非常時給電システムを利用することによって、電気を使用できます。

ヴォクシーの車内には、インパネ一体型センターコンソール背面とデッキサイド左側の2ヵ所に、AC100Vのアクセサリーコンセントを設置。消費電力の合計が1,500W以下の電気製品を利用できます。

例えば、車内で以下のような電気製品の使用が可能です。

・IH炊飯器(1,200W程度)
・扇風機(30W程度)
・電気スタンド(20W程度)

電気を使えることで簡単な調理や照明の確保などが実現でき、車中泊の快適さはグンと高まります。

なお、非常時給電システム付きのアクセサリーコンセントは、ヴォクシーのS-Zハイブリッド車に標準装備されている機能です。S-Gハイブリッド車にはメーカーオプションで装備できます。

出し入れしやすい収納スペース

ヴォクシーには、飲み物やティッシュなどのちょっとした小物を収納するのに便利なスペースが充実しています。

以下は、ヴォクシーの多様な収納スペースの一例です。

・シフト横小物入れ
・インパネ一体型センターコンソール
・シートバックポケット(運転席・助手席)
・フロントカップホルダー(運転席・助手席)
・グローブボックス

上記のほかにも、簡単に出し入れできるさまざまな収納スペースが用意されています。

豊富な安全性能

ヴォクシーにはトヨタの先進的な安全性能が搭載されているため、車中泊のために遠出する場合でも安心です。

例えば、「レーントレーシングアシスト」を使用すると、車線が見えにくいときや見えないときに、先行車を追従してステアリング操作をサポート。「レーンチェンジアシスト」は高速道路での車線変更を支援します。

また、「プリクラッシュセーフティ」は衝突回避や被害軽減をサポートする機能です。救命・救護に心強い「ドライバー異常時対応システム」も備えています。

その他にも、豊富な安全性能がさまざまな状況でドライバーを支えているため、車中泊を夢中になって楽しむことが可能です。

子育て世代にうれしい便利な機能

子どもと一緒に車中泊に出かける際にも、ヴォクシーの便利な機能が役立ちます。

代表的な機能は、挟み込み防止機能の付いた「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」です。

スマートキーを持っていると、フロントドアの下側にあるセンサー部分に足先をかざすだけで、スライドドアが自動的に開閉します。子どもを抱っこしていたり、荷物で手がふさがったりしているときにとてもうれしい機能です。

ハンズフリーデュアルパワースライドドアは、メーカーパッケージオプションでヴォクシー全車に装備可能です。

また、スライドドアが開くと同時に現れる「ユニバーサルステップ(助手席側)」は、子どもの乗り降りをサポートしてくれます。ユニバーサルステップもメーカーパッケージオプションです。

センターピラー左右の「ロングアシストグリップ」は、5歳くらいの子どもでもつかみやすい長さや太さになっているため、安心して乗り降りできます。

ヴォクシーで車中泊する際のシートアレンジ3選

ヴォクシーでの車中泊で横になる場合に、おすすめしたいシートアレンジは以下の3種類です。

セカンドシートとサードシートをフルフラットにする

車中泊にぴったりなのは、セカンドシートとサードシートをフルフラットにする「リヤフラットソファモード」です。

セカンドシートのヘッドレストをはずし、前後にスライド調整を行なったうえで、限界まで倒したサードシートとつなぐことによって実現できます。

大人が2人横になっても十分なスペースが確保できるため、ゆったりとした休息時間を過ごすことが可能です。

フロントシートとセカンドシートをフルフラットにする

ちょっとした休憩の場合は、「フロントフラットソファモード」もおすすめです。

フロントフラットソファモードは、サードシートをサイドに格納し、セカンドシートを後部へスライド、ヘッドレストをはずしたフロントシートを倒してつくります。

ただし、フロントシートの左右席の間にはシフトやセンターコンソールなどがあるため、さまざまな段差ができることは避けられません。あくまでも「少しひと休み」という場合に活用するのがよいでしょう。

荷室を活用する

ヴォクシーの荷室を最大化して「ビッグラゲージモード」をつくり、車中泊スペースとして活用することも可能です。

セカンドシートは前へスライドさせ、サードシートはサイドに格納します。後列をすべて荷室の延長として使えるため、ある程度の広さを確保でき、小柄な人や子どもであれば十分に横になれる空間です。

ヴォクシーでの車中泊で用意したいグッズは?

ヴォクシーで快適な車中泊を行なうために、ぜひ用意しておきたい4つのグッズについて説明します。

マット

車中泊ではマットが欠かせません。シートアレンジによってヴォクシーにフラットな空間をつくった場合でも、シートとシートの間にはどうしても段差やすき間が生じます。

また、車のシートの質感は、布団やベッドよりも固い傾向です。そのままの状態で横になると、車中泊での睡眠が肩こり・腰痛といった体の不調の原因になってしまいます。

車中泊での快適な寝心地をサポートするために、マットを用意しておくのがおすすめです。空気で膨らむマットや小さく収納できるマットもあるため、自分に合ったものを見つけましょう。

カーテン・シェード

車の窓に取りつけるカーテンやシェードも、車中泊の必需品です。カーテンやシェードを設置することで、車内のプライバシーを守り、防犯対策にもなります。

また、太陽の強い光や、夜のパーキングなどで車外から入り込む明るい照明を遮断したい場合にも便利です。光を遮り暗さを保つことで、質の高い睡眠を取れます。

理想的なのは、ヴォクシーのサイズに合うように設計されたカーテンやシェードです。しかし、予算を抑えたい場合などには、大きなタオルや布を使ってDIYするのもよいでしょう。

ランタン

車中泊の際の照明は、車の室内灯で十分と考える人は少なくありません。しかし、室内灯を長時間利用していると、車のバッテリーに大きな負担がかかり、バッテリーが上がる要因にもなってしまいます。

そのため、夜間でも灯りを確保するためにランタンを用意しましょう。おすすめはLEDランタンです。

ガスや灯油を燃料として使うランタンは、車中泊での使用中に火災や一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあります。LEDランタンであれば、そのようなリスクはありません。

充電式のものや明るさの調整ができるものなど、LEDランタンは種類豊富に販売されているため、用途に合ったランタンを調達しましょう。

暑さ・寒さ対策用グッズ

車中泊は外気温の影響を受けやすい傾向があるため、季節に応じた気温対策が不可欠です。

暑さ対策におすすめなのは以下のグッズです。

・扇風機
・冷感敷きパッド
・ポータブルクーラー

また、できるだけ標高の高い場所を選んで停車することも、夏の車中泊で涼しく過ごすポイントです。熱中症対策のために水分も多めに用意しておきましょう。

一方、冬の寒さ対策には以下のグッズがおすすめです。

・寝袋
・湯たんぽ
・電気毛布

また、冷気は窓から車内に伝わるため、窓の内側をフリース布などの断熱性の高いもので覆うことも効果的です。就寝前に温泉に入り、体を芯から温めておくのもよいでしょう。

まとめ

ヴォクシーは、洗練されたビジュアルと優れた走行性能を持ったトヨタのミニバンです。ドライブはもちろん、車中泊にも大活躍してくれます。

広々と設計された室内空間では、大人も子どもも無理のない姿勢でゆったりと過ごすことが可能です。シートのアレンジによって、自分好みのリラックススペースをつくれます。

また、ヴォクシーのハイブリッド車では非常時給電システムを利用して電化製品を使えるため、車中泊にとても便利です。

快適な車中泊旅行のパートナーとして、ぜひヴォクシーをチェックしてみてください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

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