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オイル交換
更新日:2025.07.24 / 掲載日:2025.07.24

スバルのオイル交換頻度と料金|ディーラー以外の業者の特徴も紹介

スバル車に長く快適に乗り続けたい場合は、オイル交換のタイミングと費用は必ず押さえておきたいポイントです。劣化したオイルを使い続けると、燃費が悪くなり、エンジンの寿命を縮めるリスクが高まります。

この記事では、スバル車のオイル交換について、適切な交換頻度や費用相場、純正オイルと社外オイルの違いや、ディーラー以外の選択肢までをわかりやすく解説しました。

「交換時期がわからない」「費用が気になる」「どこで交換すべきか迷っている」という人はぜひ最後までご覧ください。

1. スバル車のオイル交換が重要な理由

スバル車に安心して乗り続けるためには、エンジンオイルの定期交換が欠かせません。

オイル交換はつい後回しにしがちですが、エンジンの寿命や燃費性能を守るうえで、非常に重要なメンテナンス項目です。

そこでまずは、エンジンオイルとオイルフィルターが担う基本的な役割について解説していきます。

(1) エンジンオイルの役割

エンジンオイルは、主に以下のような5つの役割を担っています。

1. 潤滑:金属部品の摩擦を抑え、摩耗を防ぐ
2. 密封:燃焼室の気密性を保ち、エンジン出力の安定をサポートする
3. 冷却:エンジン内部の熱を吸収し、過熱を防ぐ
4. 洗浄:内部にたまったススや汚れを取り除き、清潔に保つ
5. 防錆:金属のサビや腐食を抑え、劣化を防ぐ

しかし、これらは、オイルが劣化すると十分に発揮されなくなり、潤滑不足による摩耗や冷却機能の低下によってエンジントラブルなどの原因になります。

(2) オイルフィルターの機能

オイルフィルターは、エンジンオイルに含まれるスラッジや金属粉などの不純物を取り除き、オイルをきれいに保つための部品です。

清浄なオイルが循環することで、潤滑や冷却といった働きが十分に発揮され、エンジンの性能維持につながります。

ただし、フィルターは使い続けるうちに汚れがたまり、ろ過機能が徐々に落ちていきます。さらに目詰まりが進むと「リリーフバルブ」と呼ばれる装置が作動し、未ろ過のオイルがそのままエンジン内を循環する状態になります。

この状態が続けば、エンジン内部に不純物が広がり、金属部品の摩耗やエンジントラブルの原因になってしまうのです。

こうしたリスクを避けるためにも、オイル交換2回につき1回のフィルター交換を意識しておくと安心です。

リリーフバルブは、フィルターが詰まった際にオイルの流れを確保するため、ろ過されていないオイルをそのまま流す装置です。

(3) オイル交換を怠った場合のリスク

エンジンオイルは走行距離や時間の経過とともに徐々に劣化します。そのまま使い続けると上記で紹介した役割を果たせなくなり、以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります。

・燃費の低下
・エンジンの不調・劣化
・エンジンの焼きつき

それぞれ、どのような影響があるのか紹介しましょう。

① 燃費の低下

潤滑作用が弱くなると、エンジン内部の摩擦抵抗が増えてしまいます。

その結果、エンジンを動かすために必要なエネルギーが大きくなり、燃費が悪化します。いつの間にか、ガソリン代がかさんでいる可能性があるでしょう。

② エンジンの不調や劣化

汚れたオイルがエンジン内を循環すると、金属部品がスムーズに動かなくなり、摩耗や損傷が進みやすくなります。

放置すれば振動や異音といった症状が現れ、最悪の場合、部品交換やエンジンのオーバーホールが必要になる場合があります。

③ エンジンの焼きつき

劣化したオイルでは冷却性能も落ち、エンジン内部の温度が異常に高くなります。

この状態が続くと、ピストンやシリンダーが溶けて固着し、動かなくなる「焼きつき」が発生します。

最終的にはエンジンが動かなくなり、高額な修理費用やエンジン本体の交換が必要になります。

2. スバル車のオイル交換頻度

スバル車を快適に保つには、エンジンオイルのコンディションを定期的にチェックし、劣化する前に交換することが重要です。

「エンジン音が大きくなった」「加速が鈍い」と感じるときは、すでにエンジンに負担がかかっている可能性があります。そうしたトラブルを未然に防ぐためにも、一定の基準に沿ってオイルを交換しておくのが理想です。

ここでは、スバル車のオイル交換頻度について、走行距離や使用環境に応じた目安をご紹介します。

(1) 一般的な走行条件での交換目安

スバル車のオイル交換は、「使用期間1年」または「走行距離10,000km」ごとのいずれか早いタイミングが基本的な目安とされています。

とはいえ、よりよいコンディションを保ちたい場合は、「6カ月」または「5,000km」ごとの交換がおすすめです(参照:エンジンオイル/オイルフィルター|スバル)。

なお、これはあくまで一般的な目安であり、実際の交換時期は車種や年式によって異なる可能性があります。

正確な時期を知りたい場合は、メンテナンスノートや取扱説明書、担当整備士に確認しておきましょう。

(2) 車種や走行環境による交換頻度の違い

同じスバル車でも、車種や走行環境によってエンジンオイルの劣化スピードは大きく変わります。とくに「シビアコンディション」と呼ばれる条件に該当する場合は、通常よりも早めの交換が必要です。

以下のような走行スタイルがシビアコンディションにあたります。

条件該当の目安例
悪路の走行が多い凹凸道・砂利道・雪道などを3割以上走る/下回りへの衝撃が多い
年間の走行距離が多い年間2万km以上走行する
登り下りが多い山道や坂道の走行が多く、ブレーキの使用回数が多い
短距離走行の繰り返し1回の走行が8km以下になることが多い
参照:お問い合わせ/よくあるご質問|スバル

こうした条件に当てはまる場合は、「使用期間6カ月」または「走行距離5,000km」ごとの交換が推奨されています。

また、ターボエンジン搭載の軽自動車も負荷が大きいため、同様の交換頻度が目安です。

(3) 新車のオイル交換が必要なタイミング

スバル車をはじめ、製造技術やオイル性能が向上したことで、納車直後から通常の交換サイクルで問題ないとされています。

以前は「新車は1,000km走行したら初回オイル交換」と言われていました。慣らし運転中は、鉄粉や汚れなどの不純物がオイルに混ざる可能性があるため、エンジン保護の観点から早めの交換が推奨されていたためです。

とはいえ、シビアコンディションに該当する使い方をしている場合や不安がある場合は、初回点検時にディーラーへ相談しておくとよいでしょう。

3. スバル車に適したオイルとその選び方

スバル車のエンジン性能を維持するには、オイル交換のタイミングだけでなく、どんなオイルを選ぶかも重要なポイントになります。

ここでは、スバル純正オイルの特徴や、社外オイルとの違い、それぞれの選び方についてわかりやすく解説していきます。

(1) スバル純正オイルの特徴と選ばれる理由

スバル純正オイルは、各車種のエンジンに最適化された専用設計のオイルです。

出力や燃費、耐久性を安定させ、スバル車本来の性能を引き出すことを目的に開発されています。

また、万が一トラブルが発生した際も、「純正オイルの使用」が保証の条件になることがあるため、安心感も得られます。

ただし、ラインナップはやや限定的です。高性能タイプやコスト重視の製品を求める場合は、社外オイルのほうが選択肢は広がります。

(2) 社外オイルとの違いと選ぶポイント

社外オイルは、粘度や添加剤の種類、価格帯のバリエーションが豊富で、用途や走行スタイルに合わせて選べるのが特徴です。

たとえば、高温に強いスポーツ仕様、燃費に配慮した低粘度タイプ、長距離ドライブ向けの高耐久モデルなどがあります。

一方で、メーカー純正品と異なり、製品によって性能や品質にばらつきがある点には注意が必要です。保証期間中に社外オイルを使用すると、トラブル発生時にメーカー保証の対象外になるケースもあります。

そのため、市販オイルを選ぶ際は、スバル車に適合するAPI規格やSAE粘度を満たしているかを必ず確認しておきましょう。

よりくわしい情報は、以下の記事でも紹介されています。オイル選びに迷ったときは参考にしてみてください。

4. スバル車のオイル交換費用

オイル交換にかかる金額は、どこで交換するか、どのオイルを使うかによって大きく異なります。ディーラーは高いのではと感じている人も多いかもしれません。

そこでまずは、交換場所ごとの費用相場から見ていきましょう。

(1) ディーラーでのオイル交換費用

オイル交換の料金は、依頼する場所によって大きく変わります。以下は主な交換先ごとの費用相場です。

交換場所費用相場
カーディーラー4,000~10,000円程度
ガソリンスタンド4,000~6,000円程度
整備工場2,500〜5,000円程度
カー用品店2,000〜5,000円程度

① カーディーラー

ディーラーでは、スバル純正オイルを使用し、メーカー基準に沿った整備を受けられるのが強みです。その分、4,000〜10,000円と費用は高めに設定される傾向があります。保証期間中の車や、新車を長く乗りたい人には安心できる選択肢です。

② ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは、給油とあわせてオイル交換できる気軽さが特徴です。オイル交換の費用は4,000〜6,000円程度になります

予約不要の店舗も多く、時間がないときにも便利ですが、スタッフによって経験や知識に差があります。そのため、利用前にはオイルの種類や作業内容を確認しておくと安心です。

③ 整備工場

地域密着型の整備工場は、柔軟な対応や親身な説明を期待できます。費用相場は2,500〜5,000円程度と、ディーラーより安価に設定されています。

ただし、工場によってオイルの種類や作業内容には差があるため、事前にWebサイトや問い合わせで確認しておくのがおすすめです。

④ カー用品店

カー用品店(オートバックスやイエローハットなど)は、粘度やグレードが異なる豊富なオイルのなかから、車に合ったものを選べます。料金は2,000〜5,000円と比較的リーズナブルで、コストを抑えたい人に人気です。

ただし、スタッフの提案力や作業品質には店舗ごとにばらつきがあるため、事前に口コミサイトや評判を確認しておくことをおすすめします。

(2) オイルの種類とグレードによる費用の違い

使うオイルの種類によっても、交換費用に大きな差が出ます。なかでも価格に影響するのは、ベースオイルの種類やグレードです。

鉱物油:もっとも安価で、古い車や短距離走行向き
部分合成油:性能と価格のバランスが取れた標準的な選択肢
全合成油:高温・高回転に強く、高性能エンジンに最適

さらに、長寿命タイプやスポーツ走行向けなど、性能を重視したオイルを選ぶと、1回あたり8,000円〜1万円を超えるケースもあります。

どのオイルが適しているか迷ったら、整備工場やカー用品店のスタッフに相談してみると安心です。走行環境や車種に合ったオイルを提案してもらえます。

5. オイル交換の方法と手順

オイル交換は、自分でする方法と業者に依頼する方法の2つあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の知識や環境に合わせて最適な方法を選びましょう。

(1) 自分(DIY)でオイル交換する

必要な道具と基本的な知識があれば、オイル交換は自分でも対応可能です。工賃がかからないため、長期的には費用を大幅に節約できます。

さらに、好みの粘度・グレード・ブランドのオイルを選べるため、こだわりのある人には最適な方法といえるでしょう。

ただし、車種によって注入量やドレンボルトの位置が異なるため、不安がある場合は無理せず業者に依頼するのが安心です。

作業手順や注意点については、以下の記事でくわしく紹介されています。初めて交換する人はぜひ参考にしてみてください。

(2) 業者にオイル交換を依頼する場合

DIYが不安な人や、手間をかけたくない人には業者への依頼がおすすめです。プロに任せることで、適切なオイル選定や正確な作業が保証され、トラブルの予防にもつながります。

また、フィルター交換や点検も同時に対応してもらえるため、まとめてメンテナンスできるのもメリットです。

なお、多くの店舗では予約が必要です。週末や連休前は混雑しやすいため、公式サイトや整備ポータルサイトなどから早めに予約することをおすすめします。

最近は24時間対応のネット予約も増えており、仕事の合間や夜間でもスムーズに手続きが可能です。

もちろん、予約なしでも対応してくれる店舗もありますが、待ち時間が発生しやすいため、可能であれば予約しておくとよいでしょう。

(3) オイル交換を依頼する業者を選ぶポイント

オイル交換の依頼先を選ぶ際は、料金だけでなく、次の3点を基準に検討するのがおすすめです。

① 技術力

使用するオイルの粘度や注入量を誤ると、エンジンに深刻なダメージを与える恐れがあります。とくにスバル車のように専用仕様が多い車種では、整備士の技術力と作業の正確さが重要です。

不安な場合は「この車種に合う粘度は?」「作業時間は?」といった質問をして、技術や経験を確認するとよいでしょう。

② 信頼性

国家資格を持った整備士が在籍しているか、施工後のサポート体制が整っているかも、業者選びの大切な判断材料になります。

公式サイトでスタッフの保有資格や実績が公開されていれば、透明性が高く安心感も高まります。また、口コミやレビューは点数よりも内容を重視し、複数チェックするのがポイントです。

③ 価格の妥当性

料金の安さは魅力ですが、極端に安い場合には注意が必要です。安価なオイルを使用していたり、本来必要な工程が省略されていたりするケースもあります。

「使用するオイルの種類」「フィルター交換が含まれているか」「工賃込みかどうか」など、見積もりの内訳まで確認しておくことが大切です。

複数の店舗で見積もりを取って比較すると、適正価格の目安がつかみやすくなります。

6. オイル交換はグーネットピットにお任せください

スバル車の性能を長く維持するには、エンジンオイルの定期交換が欠かせません。劣化したオイルを使い続けると、燃費の悪化やエンジントラブルにつながる恐れがあります。

交換の目安は「1年または10,000kmごと」が基本ですが、悪路や短距離走行が多い人は「6カ月または5,000kmごと」が推奨されています。とくに悪路や短距離走行が多い人は、早めの交換を心がけましょう。

「どこで交換すればいいか迷う」「費用が不安」「信頼できる業者を探したい」というときは、全国の整備工場を探せるグーネットピットがおすすめです。

お住まいの地域や車種に合った整備工場を探せて、口コミや料金も事前にチェックできるため、納得したうえで依頼先を選べます。

まずは下記のページから、お近くの信頼できる整備工場をチェックしてみてください。

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