車検・点検・メンテナンス
更新日:2026.01.28 / 掲載日:2026.01.28
車のフロントガラスの内側を綺麗にする方法は?原因別の掃除方法を解説

車のフロントガラスの内側の汚れは、視界が悪くなる原因の一つです。軽い汚れは綺麗にできても、頑固な汚れを落とせずお悩みの人もいるのではないでしょうか。この記事では、フロントガラスの内側が汚れる原因や汚れの種類に応じた具体的な掃除方法、プロのように拭きムラなく仕上げるテクニックを解説します。
1. 車のフロントガラスの内側を綺麗にするための基本的な掃除方法

フロントガラスの内側は、人の乗り降りで舞い上がるホコリや無意識に触れてしまう手垢など、さまざまな原因で汚れています。
しかし、こうした軽い汚れであれば、水拭きと乾拭きだけでも十分綺麗になります。また、拭きムラや拭き跡には、精製水の活用が効果的です。
精製水とは、ろ過や蒸留などの方法で不純物を限りなく取り除いた純度の高い水です。ミネラル分を含まないため、乾燥しても拭き跡が残りにくくなります。普段の水拭きを精製水に変えるだけで、プロのような透明感のある仕上がりを実現できるでしょう。
精製水はドラッグストアやホームセンター、カー用品店などで数百円ほどで販売されています。まずは基本的な方法から試してみましょう。
【用意するもの】
・綿のタオル:2枚(水拭き用と乾拭き用)
・水または精製水を入れたスプレーボトル
【掃除の手順】
1. 水で濡らし固く絞ったタオルで、ガラス全体を拭きます。拭き残しがないよう、上から下、または右から左へと一方向に拭くのがコツです。
2. 水拭き後、すぐに乾いたタオルで水分を拭き取ります。ここで素早く拭き上げることで、拭きムラを防ぎます。
この2ステップでほとんどの軽い汚れは落とせますので、まずは試してみてください。
2. 車のフロントガラスの内側についた頑固な汚れを落とす方法

水拭きと乾拭きだけでは落ちない頑固な汚れは、原因に合わせたアイテムを使って対処しましょう。
この章では、原因別の汚れの落とし方や掃除の手順を紹介します。100円均一ショップ(100均)でも購入できるアイテムもありますので、ぜひ参考にしてください。
(1) 手垢・皮脂汚れは「無水エタノール」を使う
手垢や皮脂汚れは、油分を効果的に分解する無水エタノールを使用しましょう。無水エタノールは揮発性があるため、拭き跡が残りにくいのも特徴です。ドラッグストアやホームセンターなどで1,000円前後で販売されており、また100円均一ショップでも購入可能です。
【用意するもの】
・無水エタノール(または消毒用エタノール)
・綿のタオル:2枚(拭き上げ用、乾拭き用)
・(あれば)スプレーボトル
【掃除の手順】
1. タオルにエタノールを少量吹き付け、汚れが気になる箇所を中心に拭き上げます。直接ガラスにスプレーすると液だれし、内装部品に付着するとシミの原因になるため、クロスに付けてから使用するのがおすすめです。
2. エタノールが揮発する前に、乾いた綺麗なクロスで素早く拭き取ります。
もしエタノールが手元にない場合は、ガラスクリーナーや食器用の中性洗剤を数滴溶かしたぬるま湯で代用できます。その際は、洗剤成分が残らないよう、固く絞ったクロスでしっかりと水拭きと乾拭きを行ってください。
(2) 頑固な油膜は「ガラスクリーナー」を使う
水拭きだけではギラギラと広がってしまう頑固な油膜は、専用のガラスクリーナーが効果的です。ガラスクリーナーはホームセンターなどで1,000円前後で購入できます。
軽い汚れであれば家庭用でも代用できますが、基本的には車特有の汚れの除去に特化している車用のガラスクリーナーを使うのがベストです。
【用意するもの】
・ガラスクリーナー(アンモニアフリー推奨)
・綿のタオル:2枚(拭き上げ用、乾拭き用)
【掃除の手順】
1. タオルにガラスクリーナーを吹き付けます。ガラスに直接スプレーすると、ダッシュボードなどに飛び散る恐れがあります。必ずクロスに適量を吹き付けてください。
2. 油膜を広げないよう、上から下へ、または右から左へと一定方向に拭き進めます。
3. クリーナー成分が乾く前に、乾いた綺麗なタオルで拭き跡が残らないよう素早く仕上げます。
クリーナーを選ぶ際は、内装部品へのダメージを避けるため、アンモニア成分を含まない製品を選びましょう。
(3) タバコのヤニは「アルカリ性のクリーナー」を使う
タバコのヤニ汚れには、アルカリ性のクリーナーを使用しましょう。無水エタノールでもある程度の除去は可能ですが、ヤニ汚れがひどい場合は、専用のヤニ取りクリーナーやアルカリ電解水の使用がおすすめです。
ヤニ取り専用クリーナー、アルカリ電解水ともに、ホームセンターなどで約1,000〜2,000円で購入できます。
【用意するもの】
・ヤニ取りクリーナーまたはアルカリ電解水
・タオル:2枚(拭き上げ用、乾拭き用)
【掃除の手順】
1. タオルにクリーナーを少量吹き付け、ヤニ汚れが気になる箇所を丁寧に拭き上げます。汚れが広範囲に及ぶ場合は、複数回に分けて作業しましょう。
2. クリーナー成分や汚れが残らないよう、乾いた綺麗なクロスで拭き跡がなくなるまでしっかりと拭き取ります。
この方法で、臭いの原因にもなるヤニ汚れを根本から解消できます。
(4) ガラスのくもりは「汚れや結露の除去・エアコン対策」で防ぐ
ガラスのくもりをとるときは、油膜やホコリなどの汚れを徹底的に除去しましょう。また、エアコンを使うのも一つの方法です。扇形マークのデフロスタースイッチをONにすると、フロントガラスに集中的に風を送り、くもりを素早く取り除くことができます。
さらにくもりの原因となる結露の対策として「くもり止めスプレー」を活用するのが効果的です。くもり止めは、ガラス表面に水の膜を形成し、水滴になるのを防ぐことでクリアな視界を保ちます。くもり止めスプレーはホームセンターなどで1,000円前後で購入できます。
【用意するもの】
・くもり止めスプレー
・タオル2枚(拭き上げ用、乾拭き用)
【くもり止めスプレーの使い方】
1. 事前にガラスの汚れを完全に除去し、乾燥させます。
2. くもり止めをタオルに吹き付け、ガラス全体にムラなく塗り広げます。
3. 液が乾いたら、乾いた綺麗なクロスで拭き跡が残らないように仕上げます。
定期的な清掃とくもり止め、エアコンの活用で、雨の日や寒い季節でもフロントガラスは、くもりにくくなるでしょう。
(5) 白い汚れ(水垢)は「ウロコ取り専用のガラスクリーナー」を使う
白い汚れ(水垢)はフロントガラスの内側より外側に付着しやすいのが特徴です。内側の汚れを綺麗にしても、外側が汚れていれば視界はクリアにならないため、あわせて綺麗にしましょう。
フロントガラスに付着する白いウロコ状の汚れは、ウロコ取り専用のガラスクリーナーが効果的です。約1,000~2,000円で購入できます。
頑固な白い汚れにはクエン酸を使用する方法もありますが、フロントガラスの内側はタオルで拭き取ったあとに残る水垢などの汚れがほとんどなため、ウロコ専用クリーナーで十分充分綺麗になります。
【用意するもの】
・綿のタオル:2枚(拭き上げ用、乾拭き用)
・ウロコ取り専用ガラスクリーナー
【掃除の手順】
1. タオルにクリーナーを吹き付けます。
2. 上から下へ、または右から左へと一定方向に拭き進めます。
3. クリーナー成分が乾く前に、乾いた綺麗なタオルで拭き跡が残らないよう素早く仕上げます。
3. 車のフロントガラスの拭きムラ・拭き跡を防ぐテクニック
先述した方法で掃除をしても、拭きムラや拭き跡が残ってしまうと、視界は十分にクリアになりません。この章では、拭きムラや拭き跡を防ぐためのテクニックを紹介します。
(1) 仕上げは乾拭きする
フロントガラスを拭いた後は、水分が自然乾燥する前に「乾拭き」を徹底することがポイントです。乾拭きする際は、常に乾いた面を使うように、こまめに折り返しながら拭き進めるのが綺麗に仕上げるコツです。
さらに、裏技として新聞紙の活用もおすすめです。新聞紙を湿らせてガラス全体を拭き、乾いた新聞紙で仕上げ拭きします。
新聞紙のインクに含まれる油分がガラス表面の油膜を分解・吸着してくれるうえ、繊維が硬くケバ立ちにくいため、驚くほどクリアな仕上がりになります。タオルでの乾拭きを基本としつつ、もし手元にあれば新聞紙も試してみてください。
(2) 車内と車外両方からガラスの汚れをチェックする
拭きムラや拭き残しは、さまざまな角度からチェックすることが重要です。まずは運転席に座り、普段の運転姿勢で拭き残しがないかを確認します。次に、助手席に座り、運転席側からは見えにくかった箇所のムラや汚れがないかをチェックしましょう。
最後に、日中の明るい場所で車外からガラス全体を眺め、内側の汚れが残っていないかを確認します。このひと手間を加えることで拭き残しをなくし、クリアで安全な視界を確保できます。
4. 車のフロントガラスの内側を業者に綺麗にしてもらうときの費用相場

車のフロントガラスの掃除に時間をかけられない、あるいは試してみたものの頑固な汚れがどうしても落ちないという場合は、プロに依頼してみましょう。
費用は業者や汚れの程度、メニューによって異なりますが、数千円からが一般的な相場です。
依頼先ごとの価格は以下の通りです。
| 依頼先 | 価格 |
|---|---|
| ディーラー | 約1,000~2,000円 |
| カー用品店 | 約1,000~2,000円 |
| ガソリンスタンド | 約1,000~2,000円 |
どこに頼めば良いか迷う場合は、「グーネットピット」のようなサービスで、お近くの整備工場や専門業者を探し、料金やサービス内容を比較検討してみることをおすすめします。
5. 車のフロントガラスの内側を綺麗に保つための対策

綺麗にしたフロントガラスは、少しの工夫で長く維持できます。汚れが蓄積する前に以下の対策を行うことで、次回の掃除が格段に楽になるでしょう。
ガラスに直接触れない
手垢や皮脂の付着を防ぐため、無意識にガラスに触れる習慣をなくしましょう。
車内での喫煙を控える
頑固な汚れであるタバコのヤニを防ぐため、車内での喫煙を控えるのが効果的です。
定期的に換気する
湿気や内装材から出る化学物質を排出するため、こまめに空気の入れ替えを行いましょう。
これらの習慣を取り入れるだけで、フロントガラスが汚れにくくなり、いつでも安全で快適な視界を保てます。
6. 車のフロントガラスの内側を綺麗にする方法に関するよくある質問
(1) フロントガラスの内側にある白い汚れはどうやって落としますか?
フロントガラスの内側の軽い水垢であれば、丁寧な水拭きや乾拭き、ウロコ取り専用のガラスクリーナーなどで綺麗に落とせます。
(2) フロントガラスの内側の汚れが取れません。どうしたらいいですか?
さまざまな方法を試しても汚れが落ちない場合、さまざまな汚れが重なってこびりついている可能性があります。
無理に強くこするとガラスに傷をつけてしまう恐れもあるため、一度プロに相談することをおすすめします。
(3) 車のフロントガラスの内側を拭いた跡が残る原因は?
フロントガラスの内側を拭いた後に残る拭きムラの主な原因は、以下の4つが考えられます。
・水分のミネラル分
・洗剤・クリーナーの残留
・タオルや繊維の汚れ
・不完全な乾拭き
これらを防ぐには、汚れの原因に合った方法でフロントガラスを綺麗にすることが重要です。
7. 車のフロントガラスの内側を綺麗にする方法を相談したいならグーネットピットをご活用ください
車のフロントガラスの内側を綺麗にするには、基本の水拭きと乾拭きから試し、落ちない汚れは原因に合ったアイテムで対処しましょう。
それでも汚れが落ちない場合は、「グーネットピット」を活用するのがおすすめです。フロントガラスのメンテナンスを依頼できる専門業者を簡単に検索できます。
正しい知識で定期的なメンテナンスを行い、クリアなフロントガラスを保ちましょう。