車検・点検・メンテナンス
更新日:2015.09.28 / 掲載日:2015.09.28
車のサイドミラーの曇りや雨の水滴を防ぐ方法
goo-net編集チーム雨の日は日も当たらず暗くなり、雨で視界が悪くなりがちです。
特にサイドミラーに付いた曇りや水滴は、なかなか取ることができないので困りものです。
サイドミラーが曇った状態では、
車線変更や車を駐車する際の左右確認が難しくなり、大変不便です。
サイドミラーにワイパーでも付けたいところですが、そうもいきませんので、
サイドミラーの曇りや水滴の原因と対策について見て行きましょう。
サイドミラーの曇りや水滴の原因
サイドミラーが曇るのは、
外気の温度とサイドミラー(車のボディ)の温度に差があることが原因で発生します。
雨または雪で温度が下がって湿度が上がった状態の外気と、
エンジンで暖められたサイドミラー近くの空気が触れることにより、
空気中の水分が水滴となってミラーに付着するのです。
また、ミラーに砂やほこりがついて汚れている場合は、
さらに水滴が付着しやすくなり、曇りが発生しやすくなります。
サイドミラーの曇りや水滴を防ぐ方法
サイドミラーが曇らないようにするためには、
まず第一にミラーの表面を常にきれいに保っておくことが大事です。
ミラーの表面に汚れが無い状態にしておくと、曇りや水滴が付着しにくくなります。
まずは、油膜落としなどを使って、ミラーをきれいに磨き上げましょう。
そして更に効果的なのは、撥水剤や水滴防止のコーティング剤を使用して、
ミラーの表面をコーティングすることです。
常にミラーをきれいな状態に保っていれば、
曇りや水滴が付着することをかなり抑えることができます。
また、最近の車には、ミラーにヒーターが組み込まれている物があります。
これはヒーテッドドアミラーとよばれる物で、
サイドミラーのなかにリヤウィンドウにあるような熱線が通っており、
ミラーを暖めることによって、曇りや水滴を除去してしまう事ができる大変便利な装備です。
ヒーテッドドアミラーはワイパーとちがって、エンジンがかかると、
常にオンになっていることが多いようです(オン・オフスイッチがある物もあります)。
エンジンをかけているときミラーが熱くなっていれば、この装備が付いている車です。
ヒーテッドドアミラーがついている車を選ぶのも一つの方法といえます。